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2018年 春季高校野球 兵庫地区予選 4月3日対戦結果

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準決勝第2試合 大阪桐蔭と三重との対戦も素晴らしい一戦になりました。

準決勝2試合がどちらも延長戦となるのは知る限り初めてのこと、白熱の戦いでした。

選抜甲子園もいよいよ決勝、近畿勢同士の対決となりましたね。

大阪桐蔭の連覇なるか、智辯和歌山24年ぶりの優勝なるか。

近畿は今夜から天候不安定のようですが、現在兵庫の西の方は太陽も覗いているので

決勝の時間には雨は大丈夫そうな感じです。

素晴らしい決勝戦になりますように。


兵庫の春は地区予選準決勝へ各地区進みました。

昨日は準決勝20試合が行なわれ、播淡地区で明石商業、加古川東、西脇工業、淡路三原の4校、

西播地区では姫路東、福崎、市川、姫路工業が県大会出場を決めました。


4月3日 対戦結果です。

【阪神 Aブロック】準決勝

西宮甲山 001 000 0=1
市立西宮 010 304 × =8
(7回コールド)

西宮甲山 伯耆、三隅ー寺内
市立西宮 間木、若林ー栢本

武庫荘総合 110 100 000=3
県立芦屋  010 000 100=2

武庫荘総合 谷添、今治ー平光
県立芦屋 山本ー内門


【阪神 Bブロック】準決勝

尼崎北  003 100 000=4
関西学院 400 202 00× =8

尼崎北 中西、村上ー大野
関西学院 羽渕、井上ー松倉、正木

報徳学園 010 000 001=2
県立尼崎 000 000 000=0

報徳学園 渡辺ー堀尾
県立尼崎 西村ー岩川


【神戸 Aブロック】準決勝

神戸鈴蘭台 201 000 000=3
神戸甲北  001 000 000=1

神戸鈴蘭台 森岡ー直江、広中
神戸甲北 菅、松尾ー伊藤

星陵 000 012 364=16
兵庫 000 030 030=6

星陵 田中(香)、西口ー仲井
兵庫 沢井、高橋、竹本ー柴田


【神戸 Bブロック】準決勝

滝川第二 201 422=11
伊川谷北 000 000=0
(6回コールド)

滝川第二 中原ー江端
伊川谷北 山本、田口ー松田(丈)

神港学園 501 07=13
神戸第一 000 00=0
(5回コールド)

神港学園 羽地、中村、北ー戸倉、矢野
神戸第一 大川ー南岡


【神戸 Cブロック】準決勝

須磨友が丘 000 002 100=3
須磨翔風  003 022 00× =7

須磨友が丘 近藤ー広井
須磨翔風 北村、山口、谷本ー荒川

神戸弘陵 136 23=15
育英   021 02=5
(5回コールド)

神戸弘陵 三木、三條ー松弘
育英 中尾、桐島、久下ー北山、前川
本塁打 神戸弘陵 高上


【神戸 Dブロック】準決勝

北須磨    101 010 202=7
神戸国際大附 110 000 18× =11

北須磨 岩瀬、原、山口ー竹田
神戸国際大附 三田、栗原、鍵、川脇、林ー笹部
本塁打 北須磨 池之上、仲田

神戸   102 000 00=3
兵庫工業 220 100 05=10
(8回コールド)

神戸 北原、西崎ー山口
兵庫工業 小山ー田畑
本塁打 神戸 西崎、兵庫工業 立花


【播淡 Aブロック】準決勝 

明石商業 加古川東は県大会出場 おめでとう

加古川北 000 100 00=1
明石商業 110 013 11=8
(8回コールド)

加古川北 坂下、糸魚川ー黒枝
明石商業 加田ー山本

三木北  000 512 000=8
加古川東 005 520 20× =14

三木北 溝端、加藤ー松村
加古川東 林、芝、中西ー佐伯


【播淡 Bブロック】準決勝 

西脇工業 淡路三原は県大会出場 おめでとう

西脇   000 010=1
西脇工業 131 033=11
(6回コールド)

西脇 玉田、藤原、足立(奨)ー館山
西脇工業 山中ー西山
本塁打 西脇工業 西山、石神

小野   000 000 000=0
淡路三原 200 001 00× =3

小野 正中ー田中
淡路三原 阿部ー長谷


【西播 Bブロック】準決勝 

姫路東 福崎は県大会出場  おめでとう

姫路  001 000 000=1
姫路東 101 000 00× =2

姫路 林、長谷川ー尾田
姫路東 高橋、前田ー佐藤

香寺 001 114 000=7
福崎 401 201 01× =9

香寺 蒲田ー松下
福崎 井上ー岸上


【西播 Cブロック】準決勝 

市川 姫路工業は県大会出場 おめでとう

夢前 000 000 002=2
市川 100 300 10× =5

夢前 中塚、梅原ー鳴門
市川 横井ー南

姫路工業 101 141 0=8
姫路飾西 000 000 0=0
(7回コールド)

姫路工業 岡部、辰己、藤井ー小塚
姫路飾西 西浦、松野平ー碁盤


2018年 春季高校野球 兵庫地区予選 4月4日対戦結果

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最近上着も要らないくらい暖かい日が続きましたが寒の戻り

今日は風もあって寒く感じる一日でした。

今週末は15度前後の気温になりそうな兵庫です。

春の大会ではもう半袖の選手が居ましたが、今週末は冬の終わりの気温

来週はまた20度を超える暖かさになる予報なので体調管理に気を付けて下さいね。

今春は早くに気温も上がって桜の開花も昨年より随分早かったように思います。

昨夜は少し雨が落ち、今日は風も強かったので桜も散り始めています。

姫路城では3日から夜桜会が開催されていて、

ライトアップされたお城と桜のコラボが幻想的でとても綺麗です。

今週末は一歩遅いお花見をしようと思っていましたが残り桜になりそうです。


春季兵庫予選、昨日は阪神地区4ブロックで決勝が行なわれ、

市立西宮が武庫荘総合に3-2、関西学院が報徳学園に2-1と1得点差の接戦で勝利。

また市立尼崎は宝塚西に16-0(5回コールド)で圧勝し、

西宮東は県立伊丹に延長11回の末3-2の接戦を制し第1代表として県大会出場を決めました。

惜しくも決勝で敗れた武庫荘総合、報徳学園、宝塚西、県立伊丹は

第2代表3枠を懸けて敗者復活戦へと回ります。

4校の選手のみなさん 頑張って!

西播地区では県大会出場を決めた姫路工業と姫路南が第1、2代表を決める決勝戦を行い

姫路南がコールド勝利し第1代表で県大会へ。

播淡地区、但丹地区では準決勝8試合が行なわれ、播淡地区 津名、社、東播工業、洲本

但丹地区 柏原、三田松聖、豊岡、三田学園が県大会出場を決めました。

予選2回戦を観戦させていただいた洲本と明石との対戦では、洲本の先制に明石が逆転をしますが

洲本が3回以降得点を重ねて大逆転勝利し県大会出場を決めました。

また県大会で応援できる機会があればいいなと楽しみです。

明石は惜しくも県大会進出となりませんでしたが、力のあるチーム。

夏に向かって頑張って欲しいです。

両チームの2回戦の観戦記 只今、写真をアップ中なのでもう暫く時間を下さい。

2018年 春季高校野球 兵庫地区予選 播淡地区Dブロック2回戦 白陵vs明石 観戦記

2018年 春季高校野球 兵庫地区予選 播淡地区Dブロック2回戦 明石南vs洲本 観戦記


4月4日 対戦結果です。

【阪神 Aブロック】決勝 

第1代表 市立西宮県大会出場おめでとう

武庫荘総合 001 000 100=2
市立西宮  100 020 00× =3

武庫荘総合 今治、谷添ー平光
市立西宮 間木、若林ー栢本
本塁打 市立西宮 若林


【阪神 Bブロック】決勝

第1代表 関西学院県大会出場おめでとう

報徳学園 001 000 000=1
関西学院 000 200 00× =2

報徳学園 林、木村ー堀尾
関西学院 羽渕ー松尾、正木


【阪神 Cブロック】決勝

第1代表 市立尼崎県大会出場おめでとう

市立尼崎 265 03=16
宝塚西  000 00=0
(5回コールド)

市立尼崎 小森ー佐藤
高塚西 市村、田中(敦)ー細川
本塁打 市立尼崎 佐藤、東野


【阪神 Dブロック】決勝

第1代表 西宮東県大会出場おめでとう

西宮東  020 000 000 01=3
県立伊丹 001 000 010 00=2
(延長11回)

西宮東 小寺、茶谷ー草地、佐川
県立伊丹 執行ー藤田


【播淡 Cブロック】準決勝

津名 社は県大会出場 おめでとう

津名  000 010 100=2
東播磨 000 000 000=0

津名 樋口ー薮田
東播磨 福村、平井、山下ー谷井

社  001 301 100=6
松陽 000 000 000=0

社 藤本、藤尾、谷口ー宇田
松陽 福田ー川崎、梶尾
本塁打 社 門脇


【播淡 Dブロック】準決勝

東播磨 洲本は県大会出場 おめでとう

東播工業 100 000 000=1
明石城西 000 000 000=0

東播工業 古川ー渡部
明石城西 鎌田ー板東

洲本 100 211 025=12
明石 410 000 000=5

洲本 鏡石ー藤井
明石 前田、藤原ー亀井


【西播 Aブロック】決勝

第1代表 姫路南
第2代表 姫路工業

姫路工業 000 010 0=1
姫路南  000 080 ×=8
(7回コールド)

姫路工業 岡田、水本ー田中
姫路南 照峰、庄ー中村


【但丹 Aブロック】準決勝

柏原 三田松聖は県大会出場 おめでとう

豊岡総合 021 000 101=5
柏原   002 101 03× =7

豊岡総合 寺下、栃尾ー福井
柏原 足立(大)、山口ー高橋

氷上   000 00=0
三田松聖 400 06=10
(5回コールド)

氷上 細身ー藤本
三田松聖 高垣ー山下


【但丹 Bブロック】準決勝

豊岡 三田学園は県大会出場 おめでとう

三田西陵 000 100 103=5
豊岡   010 200 05× =8

三田西陵 小中、西嶋ー横山
豊岡 小林(大)-中川(晃)
本塁打 三田西陵 横山

三田学園 002 020 31=8
和田山  010 000 00=1
(8回コールド)

三田学園 清水ー中西
和田山 栃尾、和田ー和田、藤原

2018年 春季高校野球 兵庫地区予選 4月5日対戦結果

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今日からアニメ「メジャー」の続編「メジャーセカンド」が始まるのをご存知ですか~

茂野吾郎、佐藤寿也の子供たちが主人公となってどんな野球道を歩むのか・・・

単行本を読んだり劇場版を観たり、メジャーは好きな野球の世界です。

また毎週の楽しみができました♪

第1話は「新」「大吾の夢」 Eテレ4月7日PM5:35~ プレイボールです

MOJOR2nd~メジャーセカンド~ WEBサイト


兵庫の春 4月5日は神戸地区4ブロックで決勝が行なわれ、

星陵、滝川第二、須磨翔風、神戸国際大附属が第1代表として県大会出場を決めした。

対戦校の神戸鈴蘭台、神港学園、神戸弘陵、兵庫工業は第2代表3枠を懸けて敗者復活戦へと回ります。

また、播淡地区、西播地区、但丹地区では決勝が行なわれ、第1、2代表が決まりました。

西播Bブロック 姫路東と福崎との対戦では大投手戦になった模様です。

0-0で迎えた延長11回裏 福崎が1得点を先制サヨナラ勝利で第1代表の座を掴みました。


4月5日対戦結果です。

【神戸 Aブロック】決勝

第1代表 星陵 県大会出場おめでとう

星陵    002 020 100=5
神戸鈴蘭台 300 010 000=4

星陵 船引、西口ー仲井
神戸鈴蘭台 森岡、久保ー直江


【神戸 Bブロック】決勝

第1代表 滝川第二 県大会出場おめでとう

神港学園 120 000 000=3
滝川第二 100 001 70× =9

神港学園 亀谷、池田、中村ー戸倉
滝川第二 田辺、市原ー岡田、江端
本塁打 神港学園 戸倉


【神戸 Cブロック】決勝

第1代表 須磨翔風 県大会出場おめでとう

須磨翔風 002 011 005=9
神戸弘陵 000 001 020=3

須磨翔風 岡坂、菅井ー荒川
神戸弘陵 三木、三條、山河、室井ー松弘
本塁打 神戸弘陵 高上


【神戸 Dブロック】決勝

第1代表 神戸国際大附属 県大会出場おめでとう

兵庫工業    000 000 0=0
神戸国際大附属 070 002 ×=9
(7回コールド)

兵庫工業 織田、小松、小山ー田畑
神戸国際大附属 鍵ー笹部


【播淡 Aブロック】決勝

第1代表 明石商業
第2代表 加古川東

加古川東 000 000 0=0
明石商業 011 033 ×=8
(7回コールド)

加古川東 中西ー佐伯
明石商業 宮口、福谷、松本、松田、松井ー水上、山本、西脇


【播淡 Bブロック】決勝

第1代表 西脇工業
第2代表 淡路三原

淡路三原 000 002 000=2
西脇工業 000 012 20× =5

淡路三原 中田、阿部ー長谷
西脇工業 前田ー西山
本塁打 淡路三原 北川


【西播 Bブロック】決勝

第1代表 福崎
第2代表 姫路東

姫路東 000 000 000 00=0
福崎  000 000 000 01=1
(延長11回)

姫路東 高橋ー佐藤
福崎 福田、井上ー岸上


【西播 Cブロック】決勝

第1代表 市川
第2代表 姫路工業

姫路工業 010 002 000=3
市川   022 102 11× =9

姫路工業 辰己、岡部ー小塚
市川 後藤、川口ー南


【但丹 Aブロック】決勝

第1代表 三田松聖
第2代表 柏原

柏原   000 000 000=0
三田松聖 100 210 00× =4

柏原 山口、大前、岩谷、谷川ー高橋
三田松聖 井上ー宮崎
本塁打 三田松聖 宮崎


【但丹 Bブロック】決勝

第1代表 三田学園
第2代表 豊岡

三田学園 301 001 000=5
豊岡   210 000 000=3

三田学園 清水、徳重ー中西
豊岡 和多田、上田ー中川(晃)

2018年 春季高校野球 兵庫地区予選 4月6日対戦結果

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阪神地区で第2代表3枠を懸けた決定戦2試合が行われ、報徳学園、宝塚西が県大会出場を決めました。

どちらの対戦も1得点を争う接戦となりました。

残る第2代表1枠を懸けて本日、武庫荘総合と県立伊丹との対戦です。

両校の選手のみなさん 頑張って下さい

また、播淡地区C Dブロックで決勝が行なわれ4ブロック全て第1、2代表が決定しました。

神戸地区でも本日、神戸鈴蘭台、神戸弘陵、神港学園、兵庫工業の4校による

第2代表決定戦2試合が行なわれ2校の県大会出場が決まります。

そして明日、敗者2校による最後の1枠を懸けた対戦が行なわれ、

5地区全てで県大会出場代表校が出揃い兵庫の春地区予選は終了となります。


4月6日 対戦結果

【阪神】 第2代表決定戦

第2代表 報徳学園 宝塚西 県大会出場おめでとう

報徳学園  011 000 000=2
武庫荘総合 000 000 100=1

報徳学園 林、木村ー堀尾
武庫荘総合 谷添ー平光

県立伊丹 00 010 001=2
宝塚西  000 002 10× =3

県立伊丹 浜崎、桝村ー藤田
宝塚西 森ー細川


【播淡 Cブロック】決勝

第1代表 津名
第2代表 社

社  100 010 0=2
津名 303 300 ×=9
(7回コールド)

社 長尾、藤本ー宇田
津名 平岡ー薮田


【播淡 Dブロック】決勝

第1代表 東播工業
第2代表 洲本

洲本   100 002 200=5
東播工業 010 001 022=6

洲本 萩原(知)、浜野ー萩原(辰)
東播工業 岡崎、地見、古川ー高原、渡部

2018年 春季高校野球 兵庫地区予選 4月7日対戦結果

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阪神地区、県大会出場残り1枠を懸けて県立伊丹と武庫荘総合との第2代表決定戦が行なわれ、

県立伊丹がコールド勝利し阪神地区第1、2代表7校が出揃いました。

武庫荘総合は悔しい結果となってしまいましたが、夏へ向かって!頑張って欲しいと思います。

また、神戸地区でも第2代表決定戦が行なわれ神戸弘陵、神港学園が勝利し県大会出場を決めました。

本日、最後の1枠を懸けて神戸鈴蘭台と兵庫工業との対戦が行われます。

両校の選手のみなさん 頑張って!


4月7日 対戦結果

【阪神】 第2代表決定戦

第2代表 県立伊丹 県大会出場おめでとう

県立伊丹  011 013 03=9
武庫荘総合 000 001 00=1
(8回コールド)

県立伊丹 執行ー藤田
武庫荘総合 大和、谷添、大和ー平光
本塁打 県立伊丹 奥谷、松下(松下選手2本のホームラン!凄~い!)


【神戸】 第2代表決定戦

第2代表 神戸弘陵 神港学園 県大会出場おめでとう

神戸鈴蘭台 300 000 020=5
神戸弘陵  100 003 011=6

神戸鈴蘭台 久保ー直江、市橋
神戸弘陵 山河、三條ー松弘

兵庫工業 000 00=0
神港学園 540 01=10
(5回コールド)

兵庫工業 小山、織田ー田畑
神港学園 羽地ー戸倉

2018年 春季高校野球 兵庫地区予選 播淡地区Dブロック2回戦 明石南vs洲本 観戦記

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3月31日 高砂球場第2試合 播淡地区Dブロック2回戦 明石南vs洲本 観戦記

点を取り合う打撃戦となるかな・・・と思われた序盤でしたが、

洲本球児のパワーが徐々に加速し大差の付く結果となりました。

野球は守備から・・・とよく言いますが、好守備が生んだ良い笑顔と流れ、たくさんみられた対戦でした。

白陵と明石の対戦同様、選手名が不明でしたが、洲本スタンドで観戦していたこともあり

洲本はマネージャーさんが教えて下さいました。

マネージャーさん ありがとう。

明石南の選手は不明でごめんなさい。

先攻は明石南 先発吉川投手(11)

後攻 洲本 先発 鏡石投手(1)

明石南の初回

先頭(7)選手のショートゴロに一塁ベースに足が着かず出塁

2番(4)選手が初球をきっちり送ると、3番(9)選手が三振振り逃げ
バックネットに大きく転がる間に(7)選手がナイスラン!
ノーヒットで先制のホームを踏みます。



更に4番(3)選手のライト前ヒットで1死1、3塁

5番(6)選手 初球をスクイズ 2得点目が入ります。

2番選手も5番選手も初球をきっちり決めれるところは日頃の練習の成果ですね。
続く6番(8)選手がレフト前ヒット、盗塁で2死2、3塁と攻めますがショートゴロにくい止めます。







洲本 ショート山家選手

洲本の初回

先頭津守選手(8)をショートゴロに捕り2番山家選手(6)センター前ヒットで出塁するも





3番福山選手(3)をファーストフライ、4番土橋選手(9)をライトフライに。









2回表 明石南の攻撃は鏡石投手が三者連続三振を取る好投を魅せ洲本2回裏の攻撃へ。

8番花木捕手(2)

9番吉川投手(11)

2回裏 洲本の攻撃

先頭は5番大河内崇基選手
フルネームで教えていただいた大河内崇基選手には弟がいて
同じチームの先輩後輩、洲本球児だそうです
そのお兄ちゃんの崇基選手が1塁線を抜ける3ベースヒット!
ナイスバッティングでした!



走塁も素晴らしかったです。ナイスラン!





6番鏡石投手が死球となり1死1、3塁





続く7番前川(遼)選手(15)も一塁線を抜けるタイムリー2ベースヒットで1得点を返します。2-1







無死2、3塁 続く大チャンスに8番藤井捕手
初球をライトへ飛ばしますが、少し浅い飛球となりランナーは走れませんでしたが
9番岩城選手が初球をセンターへ!犠牲フライで同点 2-2















2死3塁 チャンスは続きますがここは吉川投手踏ん張り三振に。





2本の長打、犠牲フライで取られた2得点を直ぐ様取り返し試合は返し振り出しに。

3回表 明石南の攻撃

この回、洲本のパワーを生むこととなっただろう好守備が観られます。
まずは先頭 2番(4)選手のショートゴロ 内野安打になろうかという打球でしたが
洲本ショートを守る山家選手がナイスプレイ!

ショート山家選手 いい笑顔が見えました

3番(9)選手がライト前ヒット、4番(3)選手のライトフライで2死1塁
5番(6)選手の打席 盗塁を試みますが、藤井捕手がナイススロー!
盗塁を阻みます。







4番(3)選手





良いプレイには良い笑顔が生まれ、山家選手、藤井捕手の笑顔が弾けました。

その裏 3回 洲本の攻撃は、その山家選手がレフト前ヒットで先頭が出塁!
山家選手2安打目。



続く3番福山選手も初球をレフトへ運び二連打!



ここで明石南はエース松田投手の登場です。





4番土橋選手の初球をキャッチャーフライに捕り、5番大河内 崇基選手がセンター前ヒット!



ナイスキャッチ!



大河内崇基選手も2安打目 ナイスバッティング!

洲本は1死満塁のチャンス!松田投手の踏ん張り時
大きな場面がやってきました。
洲本スタンドには先輩たちなのかな?中心になって元気な応援が見られました。
マネージャーさんたちも元気いっぱい!選手たちの力になりますね。

6番鏡石投手とのエース対決は、明石南エースの勝利 三振に取ります。



2死満塁となり7番前川(遼)選手 
センターへいい当たりの打球が飛びましたが惜しくも逆転ならず。



4回表 明石南は7番(5)選手のレフトヒット1本
2死1塁 8番(2)選手のショートゴロに山家選手笑顔を運びました。
攻守とも優れた選手、新たな注目選手発見です。











裏の洲本は9番岩城選手(4)が死球で出塁するも再び盗塁を阻まれ
4回は互いに無得点に終わります。

・・・実は、このあたりから何かカメラが変
気が付いていなかったのですがカメラの撮影モードが変わっていたようで・・・
触った記憶はないんだけど。
写真を見ると驚くブレブレ写真が~
ある意味芸術的な写真かもってことになってしまいました。
何とここから9回まで
岩城選手の盗塁を阻んだ場面はこんなことに

洲本 1番津守選手の打席や~明石セカンド選手の頑張りもこんなことに



選手たちの活躍に申し訳ない写真ばかりになってしまいましたので
8回までの写真はブレブレ、所々のアップでごめんなさい

5回表 明石南の攻撃

先頭9番には継投後初打席のエース投手をショートゴロに。
1番(7)選手 フェアゾーンからファウルゾーン方向に流れる難しい打球となり
洲本セカンド岩城選手が懸命に追いますがフェアとなり、(7)選手は二塁へ到達。

写真はこんなことになってしまいましたが、フェアゾーンで一度ボールがグラブに着いたのね。
難しい打球、懸命なプレイの結果だったと思います。





2番(4)選手が送り2死3塁を作ると、3番(9)選手の打球はショート頭上を超えタイムリーに。
逆転に成功し3-2
(4)選手の活躍も(9)番選手のナイスヒットもこんなことに・・・ね



どうしたらこんなことになるんだろ~
こんなこと初めてで写真を見て戸惑った



ピンチにショート山家選手は鏡石投手に声を掛けに行った場面。
仲間の声にピッチャーは元気もらえるんですよね。
写真誰だか分からないね

続く4番(3)選手の打球もセンターへ大きく飛びますが洲本センター津守選手がナイスキャッチ!
津守選手にもいい笑顔が生まれました。
これ抜けてたら流れは明石南へ大きく傾いて行ったかな・・・と。
津守選手ナイスプレイでした! 
津守選手、ライト土橋選手の笑顔は何とか見えるかな・・・

津守選手ファインプレイ!



良い守備の後は良い攻撃に繋がる・・・

5回裏 洲本の攻撃へ。

先頭2番山家選手をセンターフライに捕り1死

3番福山選手 
福山選手は身体に恵まれた選手で見るからにパワーを感じる選手なのですが、
2B1Sからの4球目 ホームランか?!と思う特大ファウルが飛びました。
結果フルカウントに持ち込み四球を選び1死1塁
この福山選手が選んだ四球が大チャンスメイクとなって行く展開に。

続く4番土橋選手がレフト前ヒット!2死1、2塁
6番鏡石投手 フルカウントから一球ファウルを挟み、
鏡石投手は笑顔は見せるけどとても冷静な投手な感じがします。
ナイス選球で四球を選び2死満塁のチャンスを掴みます。

更に7番前川(遼)選手も四球を選び押し出しで再び同点に。3-3
明石南エースは逆転は阻止し踏ん張りたいところ。

打席には「藤井頑張れ~!」と洲本応援者のおじさんから何度も声をかけてもらっていた8番藤井捕手
その声援に応えてこのチャンスに何と走者一掃タイムリー2ベースヒット!
大逆転し6-3 

おじさんから「藤井良かったなぁ~!」と^^。
見事な一打 ナイスバッティング!でした。
藤井選手の大逆転タイムリー・・・とても残念な一枚に

みんなの喜びは凄く伝わる一枚だけど、私の写真は悲しいことになってますね~

6回表 明石南の攻撃には、6番(8)選手のレフト前ヒットで1死1塁とすると
7番(5)選手のショートゴロに、またまたショート山家選手がナイスプレイ!
自ら二塁ベースを踏みフォースアウトからWプレイを取りました。
山家選手はよく練習している選手なんだろうな~いい選手です。
鏡石投手の力投を支えますね。
山家選手、三度のいいプレイも笑顔も・・・残念



良い守備から攻撃へ・・・6回裏 洲本の攻撃

先頭は1番津守選手 初球ショートへの内野安打で出塁

2番山家選手は初球を送り、3番福山選手 ライト前ヒットで1死1、3塁
4番土橋選手のライトへの犠牲フライで7-3

5番大河内崇基選手は四球を選び三度エース対決
打席に入った鏡石投手はベンチからのサインに笑顔で了解します。
どんなサインが出たのだろう。
鏡石投手の笑顔は最高だけど・・・この写真には涙

鏡石投手の打球はセンターへ!タイムリーとなり8-3
藤井捕手の大逆転タイムリーからじわりジワリ得点差を広げていきます。

この後、2死1、3塁 7番前川(遼)選手のレフトファウルフライに
明石南レフト選手も懸命に追いナイスプレイ!
この頑張り伝わるかなぁ~この写真で

7回表 明石南の攻撃は代打構成

先頭8番(12)選手の初球をショートゴロ
9番代打(20)選手 初球をセンターフライ
1番代打(18)選手 セカンドゴロに。


7回裏 洲本の攻撃

明石南は石川投手(10)へ継投し、三者連続三振の素晴らしい立ち上がりを魅せてくれました。
唯一、石川投手の顔が認識できる一枚

明石南も良い守備から攻撃に繋げたい場面。
8回表の攻撃で発揮してくれます。

先頭2番(4)選手が四球を選び、3番(9)選手が内野安打 無死1、2塁の好機に
4番(3)選手がレフトへタイムリー!1得点を返し8-4
ナイス写真残したかった

無死1、2塁は続き、5番(6)選手 ファーストライナーに一塁ランナーは帰塁できずWプレイ!
洲本ファーストはあの福山選手 ナイス反応でした!

8回裏 洲本の攻撃

この一枚だけ・・・奇跡の一枚

福山選手の好守備も、この回の攻撃に繋がりました。

1死から3番福山選手(3) センターへ2ベースヒット!
ほんと凄いパワーヒッター 心強い3番バッターですね。

4番土橋選手(9)の打球も特大!左中間へタイムリー3ベースヒット!9-4

更に5番大河内崇基選手(7)も続き、初球をライトへタイムリー!
三連打で10-4と終盤大きな得点が入りました。
写真はボケボケ3連打でした

この後、6番鏡石投手のキャッチャー前の犠打に二塁フォースアウト
ナイスキャッチャーでした!
7番前川(遼)選手が死球で出塁し2死1、2塁としますが、(10)投手踏ん張り三振に。

9回表 明石南の攻撃



写真も元に戻り気を取り直して、最終回となった明石南の攻撃
両チーム選手の頑張りを。

先頭7番(5)選手から、ピッチャーゴロ、サードゴロ



9番(10)投手はフルカウントから四球を選び2死1塁



1番 7回に代打 レフトの守備に入った(18)選手
ショートへの深いゴロが内野安打となり2死1、2塁と攻めますが
2番(4)選手をサードゴロに。







10-4 洲本が準決勝へ進出した対戦でした。





洲本は鏡石投手の力投の中、ピンチにも要所々の良い守備から
勢いある攻撃に繋げられたのではないかなと感じる対戦でした。
初戦勝利おめでとう!

洲本は春県大会で、明石南は夏にまた応援できる機会があればいいなと思います。
両校の選手のみなさん 良い対戦をありがとう。
洲本マネージャーさんもありがとう。

そして、こっそり観戦していたつもりですが、やっぱり目立つのかなぁ・・・‘‘;
洲本スタンド側で観戦したのですが、ショート山家選手のお父さんが
「飲み物大丈夫ですか?」と声を掛けて下さり嬉しかったです。
ありがとうございました。
しかし応援のみなさんの気を散らしてしまったのではないかと反省。
これからはもっとそっと、こっそり・・・
洲本のみなさん ごめんなさい><;

27日から予選が始まって初めての週末で、今日はどの対戦を応援に行こうかな~と。
高砂での試合を選んで行って良かったなぁと思える2試合でした。
良い一日になりました♪

洲本はこの後、準決勝 対 明石 12-5と大差で勝利し県大会出場を決めました。
第1、2代表を決める東播工業との決勝では接戦で東播工業(6-5)が勝利。
県大会でも笑顔の頑張りがたくさん見られること楽しみにしています。

写真の不具合ハプニングもあり、機会合えば洲本の県大会でリベンジしたいなと思います。
本当ごめんなさい

2018年 春季高校野球 兵庫地区予選 4月8日対戦結果

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神戸地区の県大会へ残り1枠を懸けて兵庫工業と神戸鈴蘭台との第2代表決定戦は

1得点を争う接戦となり兵庫工業が出場を決めました。

惜しくも敗れた神戸鈴蘭台ですが、懸ける気持ちや1得点づつ返して行こう!という粘り、

熱い対戦だったことがスコアから伺えます。

また夏へ向かって頑張って欲しいです。


4月8日 対戦結果

【神戸】 第2代表決定戦

第2代表 兵庫工業 県大会出場おめでとう

兵庫工業  410 101 000=7
神戸鈴蘭台 111 200 001=6

兵庫工業 小山、織田ー田畑、河野
神戸鈴蘭台 西山、森岡、久保ー市橋
本塁打 兵庫工業 立花

2018年 春季高校野球 兵庫県大会出場校

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県大会出場32校が出揃いました。

出場校の選手のみなさん おめでとう

昨年16日の開幕には、桜の下で滝川、村野工業、西脇工業、豊岡総合の

対戦を応援したことがつい先日のよう・・・一年は早いですね。

今春は桜がほぼ散ってしまいましたが、春の清々しい空気の球場で

兵庫球児の頑張りが多く観られることを楽しみにしています。

明日11日組み合わせ抽選、15日開幕

上位3校は5月26日に開幕する春季近畿大会(兵庫県開催)へ出場します。


平成28年 春季高校野球 兵庫県大会 出場校

【阪神地区】
◆第1代表 市立西宮
      関西学院
      市立尼崎
      西宮東
◆第2代表 報徳学園
      宝塚西
      県立伊丹

【神戸地区】
◆第1代表 星陵
      滝川第二
      須磨翔風
      神戸国際大附属
◆第2代表 神戸弘陵
      神港学園
      兵庫工業

【播淡地区】
◆第1代表 明石商業
      西脇工業
      津名
      東播工業
◆第2代表 加古川東
      淡路三原
      社
      洲本

【西播地区】
◆第1代表 姫路南
      福崎
      市川
◆第2代表 飾磨工業
      姫路東
      姫路工業

【但丹地区】
◆第1代表 三田松聖
      三田学園
◆第2代表 柏原
      豊岡


2018年 春季高校野球 兵庫地区予選 神戸地区Dブロック2回戦 北須磨vs村野工業 観戦記

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桜咲く村野工業ひよどりグラウンド

4月1日 神戸地区予選 北須磨と村野工業、育英と六甲アイランドの5回までを観戦しました。

村野工業の春がやっとやってきました。
秋からこの日をとても楽しみにしていました。
長~い冬を頑張り、選手のみなさんもこの日を楽しみに迎えたことだと思います。
自分が試合をするわけじゃないですが、ひよどりグラウンドへ行く時はいつも緊張感があって
今日もどんな頑張りが観れるだろうと楽しみいっぱい、ドキドキいっぱい、緊張いっぱいに向かいました。

北須磨と村野工業は昨年チーム道才組の秋予選ブロック決勝で対戦し、
春の組み合わせが決まった時には、あの日の試合を思い出し懐かしく・・・。
背番号4 竹内投手も印象深く、もう一度観たいなと県大会にも観戦に行ったことも懐かしく。
北須磨はあの試合で初めて観るチームでしたが、チーム全体がすごく明るくて
笑顔も多く、野球を楽しんでやっている印象が深く残っています。

新チームを初めて観させていただきましたが、今チームもあの時と同じように
チームに元気と笑顔が多くあり試合にも活かされていたように思いました。
個々の選手もまた観てみたいなと思う印象深い選手の発見もあった対戦でした。
また、村野工業は秋や親善大会から守備のコンバートもあり、
秋新チームの始まりのような新鮮さを感じながら観させていただきました。

走攻守、如何に練習してきたことを試合の中で実現できるか・・・
そう思ってどちらのチームも、どの選手も懸命に頑張るわけですが、なかなか難しいもの。
対戦を観て、私の中のキーワードは「繋がり」
攻撃面に於いては対照的となったと感じる部分も多くあった対戦でしたが、
しかし、両チームの選手たち一人ひとりの頑張りは同じ。
厳しい冬練習を超えてきたことも同じだと思うので、結果には感慨深いものがある対戦でした。

2018年 春季高校野球 兵庫予選 神戸Dブロック2回戦 北須磨vs村野工業 観戦記





先攻 北須磨 先発 岩瀬投手

北須磨の選手は岩瀬投手、竹田捕手しか名前が分かりませんので背番号の記載でごめんなさい。

後攻 村野工業 先発 西川投手

スターティングメンバー
1番 レフト    高橋(憂)選手(7)
2番 センター   一針選手(8)
3番 ショート   中根選手(6)
4番 サード    永田選手(5)
5番 ファースト  東崎投手(1)
6番 ライト    田口選手(9)
7番 セカンド   山本選手(4)
8番 キャッチャー 渡邊選手(2)
9番 ピッチャー  西川投手(10)

ベンチメンバー
神澤選手(3)
宮本投手(11)
城間捕手(12)
高橋(じゅん)選手(13)
一柳選手(14)
水田選手(15)
藤原選手(16)
楠田選手(17)
杉本選手(18)
赤尾投手(19)
石橋選手(20)


北須磨の初回

1死から2番(4)選手の四球、3番(3)選手のサードゴロ進塁打で2死2塁

ここから驚く2連打、4番(9)選手、5番(7)選手の両選手が
ライトオーバータイムリー3ベースヒット2本で2得点先制!









あの秋には気付なかったのですが・・・

(9)選手も(7)選手も貫禄いっぱい!身体も大きい選手です。

2死3塁のチャンスが続きますが6番(2)捕手をサードゴロに。



村野工業の初回

1番高橋(憂)選手のショートゴロにミスを誘い先頭出塁!



2番一針選手

フルカウントからファウルで粘るも三振に。

高橋選手は2塁へ

3番中根選手もフルカウントから粘りのショートゴロ



4番永田選手 レフトへタイムリー!1得点を返し2-1
さすが4番!





5番東崎選手の打席 永田選手は盗塁を試みるも竹田捕手の攻守に阻まれます。



2回表 北須磨の攻撃

1死から8番(14)選手 センター前ヒット!

9番(6)選手 ライト前ヒット!2連打で1死1、2塁
ここは西川投手踏ん張り後続をライトフライ、レフトフライに。







2回裏 村野工業の攻撃は5番東崎選手、6番田口選手をセカンドに。







7番山本選手をサードゴロに、ゴロに
岩瀬投手打たせて捕るピッチングの2回
村野工業は三者で攻撃を終えます。



3回表 北須磨の攻撃

1死から4番(9)選手が死球で出塁するとここも連打

5番(7)選手がセンター前ヒット!2安打目 1死1、3塁







伝令は水田選手(15) 今日もベンチからよく声聞こえてました。

6番(2)捕手 一球Bを見送ったの2球目 スクイズを試みるもサードランナーが挟まれ、
結果三塁へ帰塁すると、ヒッティングに切り替えレフトへタイムリー!3-1





1死1、2塁となり7番(1)投手のセカンドゴロにWプレイ!



3回裏 村野工業の攻撃

先頭8番渡邊捕手をレフトフライ、9番西川投手を三振に取り2死





1番高橋(憂)選手がレフト前ヒットで出塁するもショートフライに。
高橋選手の高校野球初打席は道才組の春県大会神港学園戦。
あれから秋が過ぎ冬を超えて、どんどん良くなってますね~
高橋選手は2年生、これからが楽しみな選手です。





2番一針選手

4回表 北須磨の攻撃

先頭8番(14)選手をショートゴロに。



9番(6)選手も長打 左中間を超える3ベースヒット!

ここで村野工業は宮本投手(11)へ継投



1番(8)選手のセンターへの犠牲フライで1得点を追加 4-1
2番(4)選手を三振に。







4回裏 村野工業の攻撃

先頭3番中根選手 ライトへ2ベースヒット!いい1本でしたね~

続く永田選手は初球をセンター前ヒット!無死1、3塁のチャンス!
1回のタイムリーは特に、そしてこのヒット!さすがの一打でした。



3、4番の連打で流れを取り戻したい場面、しかし盗塁を阻まれ
三振とセンターの好捕でピンチを防ぎます。



6番田口選手 初球を狙ってセンターフライに。
ナイスセンターでした!

5回表 北須磨の攻撃

先頭3番(3)選手の死球、4番(9)選手の犠打、5番(7)選手の四球で1死1、2塁









6番(2)捕手のレフトヒットで1死満塁とチャンスを広げたところで、



7番(1)投手のセンターへの犠牲フライで5-1



チャンスで確実の得点を還すところはさすがです。

2死1、2塁 注目の8番(14)選手 初球をショートゴロ 二塁フォースアウトに。
宮本投手サイドハンドに変えて投げてましたね~
冬に積んできたことを夏へのために工夫と挑戦を感じる宮本投手の春の投球でした。



5回裏 村野工業の攻撃

先頭7番山本選手 ライト前ヒット!
桜の下、山本選手にもいい1本が観られて凄く嬉しかったです。



8番渡邊捕手の進塁打と、9番宮本投手の打席には代打藤原選手(16)



フルカウントから四球を選び1死1、2塁と攻めますが、
1番高橋(憂)選手をインフィールドフライ、2番一針選手をレフトフライに捕り反撃を阻みます。
藤原選手フルスイングで挑みます。



高橋(憂)選手



一針選手



前半を終了し北須磨 5-1 村野工業
まだまだ前半、村野工業の巻き返しを楽しみに後半戦のスタートです。







6回から村野工業はエース東崎投手へ継投

少し余談に入りますが・・・
試合後に本人は「全然です」と言ってたけど
今まで観た東崎投手の中でベストピッチングを魅せてくれました。
何より、今までで一番気持ちが身体から溢れていたピッチングだったように思います。

時間と気持ちは自分で作るもの・・・私の信条です。
良くも悪くも自分の気持ち次第。
生活の中でつまづくことがあっても、多少の時間をかけて修正できますが、
野球の中、試合の中に於いては気持ちを修正する時間は瞬時です。
だからこそ、強い気持ちが必要なんだと思います。
特にピッチャーは・・・
以前、イチロー選手だったか、こんな言葉を聞きました。
失敗を引きづらない
忘れるじゃなく、心に置いて前を向くことが大事と。
強い気持ちを作るには、やはり日々の積み重ねかなと。
だから毎日、今、瞬間を意識しながら練習に取り組んで欲しいなと思う選手。
今日に自信を持って、そして更に前へ上への気持ちを持って頑張って欲しい選手です。
これは他の選手にも同じように思うのです。
全力で応援している選手たちだから・・・。

東崎投手を迎えて6回表 北須磨の攻撃

高橋(じゅん)選手(13) 石橋選手(20)・・・切れてしまった><;sorry



カウントを付けながら観たので合わせて残したいと思います。(間違いがあれば失礼^^;)

先頭は9番(6)選手 1打席目 ライトヒット、2打席目左中間3ベースヒットを放った選手
B・S・B・S 三振に。
1番(8)選手 三球三振に。
2番(4)選手 S・B ファーストゴロに。

6回裏 村野工業の攻撃は3、4、5番の三者を抑え7回表 北須磨の攻撃へ。
中根選手



永田選手

東崎投手



7回表 北須磨の攻撃

3番(3)選手 B・S(ファウル)・S 三振に。

ここから4、5番の登場 楽しみな対決です。
4番(9)選手 三球三振に。

5番 B・B・B・S 四球



強打の5番意識したかな・・・全然ですの言葉のひとつはここにあったのかなと。
6番(2)選手をサードゴロに。

7回裏 村野工業の攻撃

先頭6番田口選手をライトフライに、7番山本選手をサードゴロに捕り2死



8番渡邊捕手が初球を捉えてセンター前ヒット!
ナァーイス!バッティングでしたね~

9番には代打 神澤選手(3)をレフトフライに。



8回表 北須磨の攻撃

城間捕手(12)



7番(1)投手 S・B・S 三振に。
8番(14)選手・・・(14)選手も印象に残る注目のバッターです。
S(ファウル)・B・ショートゴロに。



9番(6)選手 B・S(ファウル)・B・S・B フルカウントから三振に。

2イニングで6奪三振(内1つ見逃し) 気持ちのこもった投球がみられました。

良い流れで8回裏 村野工業の攻撃

先頭1番高橋(憂)選手をファーストゴロに。

2番一針選手の足勝りショートゴロが内野安打に!

続く3番中根選手

ライト前ヒット!中根選手、安定のナイスバッティングです。

1死1、2塁 終盤のチャンスに4番永田選手を迎え、岩瀬投手も燃えますよね。
岩瀬投手・・・
背丈は大きくない選手ですがガッチリした体格で、フィニッシュには地面に顔が着くんじゃないかと思うほど
身体いっぱいに使って力強い投球をする投手です。
バッターはかなり打ちにくい厄介な投手なのかもしれないなぁ。
永田選手は初球を狙い打ち返しますがレフトフライに、5番東崎投手を三振に取ります。







9回表 北須磨の攻撃

1死から2番(4)選手が四球を選び、盗塁、ファーストゴロで2死3塁





4番(9)選手 初球をセカンドへ。



難しいセカンドゴロでしたがセカンド山本選手が精一杯に止めるも内野安打に。
その間2番選手が還り6得点目を挙げます。

2死1塁 5番(7)選手が初球を左中間へ運びエンタイトル2ベースヒット!

ホームランか?と思う打球でしたがフェンスに入り込んでしまったのか?
(9)番選手がホームに還るも二塁へ戻り2死2、3塁で再開。
この後、6番選手をレフトフライに。

9回裏 村野工業の攻撃



先頭は6番田口選手 セカンドゴロ、7番山本選手を三振に。



8番には代打 楠田選手



フルカウントの末 四球を選び出塁し繋げたいところ。



しかし、9番神澤選手レフトフライに捕り、北須磨が準決勝へ進出した対戦でした。















北須磨は前半5回まで8安打、後半は東崎投手の好投光り2安打に抑えられましたがその内、長打が3本
得点機には、四死球でもらったランナーを連打で還す、ヒットで繋いでチャンスを広げ犠打で還す
といった繋がりある攻撃が多くみられた結果だったなと感じます。
また、2つ盗塁を阻む場面がありましたが、1回タイムリーの直後、4回連打の直後と、
いづれも流れを持って行かれそうな場面での竹田捕手の好守備も勝利に大きく貢献したなと感じました。

北須磨には、またこの対戦のようにチーム全員でいい笑顔で野球をして決勝へ進んで欲しいなと思いましたが、
この後、神戸国際大附との準決勝(7ー11) 夏へ向かいました。
県大会でもう一度観たいチームだったので残念ではありますが、
また夏へ向かって更に力を大きくするチームだと思うので頑張って欲しいなと思います。





村野工業は秋の敗戦の悔しさを持って冬を越してきたと思うので悔しい気持ちは大きいと思います。
でも、やってきたことを表現できた部分もあったと思うし、何より気持ちがとても伝わってきた対戦でした。
この悔しさを持って今日から夏へ向かってスタートしたことだと思います。
また夏、全力で応援したいチームなので、選手のみなさんも一日一日を大事に、
3年生はラストチャンス!悔いなき夏までの時間を過ごして欲しいなと思います。

村野工業の春、桜の季節は終わってしまいましたが、桜って・・・
たくさんの花びらを寄せ合い咲くから美しいと見る者は感動し心動かされるのですよね。
チームもみんなの気持ち、力が合わさるから強いチームになれるのだと思うので、
夏へ向かう道で、一輪一輪を大輪にし夏の青空の下で咲き輝くことを楽しみにしています。

村工球児!がんばろう!
怪我にはくれぐれも気をつけて・・・。

2018年 春季高校野球 兵庫県大会 対戦組み合わせ

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県大会対戦組み合せが決まりました。

15日、開幕戦は姫路球場で柏原と社、第2試合は姫路工業と洲本との対戦です。

しかし・・・14日からお天気が心配 

15日の姫路は雨80%の予報です

もしかしたら翌週になってしまうかもしれないですね。

3回戦以降の試合会場、試合開始時間は未定とのことです。

雨天順延等も合わせて、正式には兵庫県高校野球連盟HPでご確認お願いします。



予備日 4/30 5/5 5/7 5/13 5/14

春の嵐に今年も京都へ

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昨日は父の命日で京都へ行ってきました。

少しだけ京都の残り桜綺麗でした。



本堂の葉桜

昨年4月11日は大雨の一日でしたが、今年も雨になったりね~なんて言ってたら

予報はピンポイントで春の嵐まさかの雨予報

やっぱり超~雨女の姉には超~晴れ女の私も敵わないってことね。

予定を変えるわけにもいかず、雨覚悟で京都へ。

ドンヨリ~な天候でしたが、何とか雨は待ってくれたようで

予想外に少し陽も差したりして

法要を無事済ませ、まだもう少し雨降らないかも~って微妙な天気でしたが、

せっかく京都へ来たからと八坂神社へ参拝させていただいて祇園をプラプラ

おばんざいの昼食をいただきながら姉と近況を喋りまくり、

息子リクエストの八つ橋をお土産に買って一年ぶりの京都を満喫してきました。

八坂神社



八坂神社で御朱印をいただきました。

おみくじは末吉・・・先日の圓教寺では「凶」

少し運気も上がったか~?

少しビックリしましたが、八坂神社の御朱印は

印刷済に日にちだけを書いていただく御朱印でした。

祇園 南座は今年11月に新開場

京都のおばんざい・・・喋るのに必死のパッチで写真撮るの忘れてた

こうして時々にしか行けないけれど、一年ぶりの再会に喜んでくれたかなぁ。

父や母、妹の居るところは、春は大木の桜があり、

秋には紅葉と季節を眺めてのんびりしているのかもね。

昨日は風が強くて花びらも多く散ってしまっていたけれど

薄ピンクのおとめ椿が可愛らしく咲いていました。

今度は秋、紅葉の季節に行けたらいいなと思います。

豪風春の嵐の京都でしたが、心は穏やかな良い一日になりました。

来年4月11日 たぶんきっとまた雨だろうなぁ~なんて、ちょっと楽しみにしている姉妹です

2018年 春季高校野球 兵庫県大会開幕☆彡 1回戦4月15日対戦結果

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春季兵庫県大会が開幕しました。

天候が心配でしたが、朝方には雨は上がって良いお天気の中で試合が行われたようで良かったです。

今日は残念ながら球場へ応援に行くことができませんでしたが、高野連の速報は有難い。

展開にドキドキしながら見させていただきました。

第1試合は社が初回から猛攻圧倒でしたね。

柏原の5回に刻まれた「1」への粘りは素晴らしかったです。

きっと夏に繋がる1得点になることだと思います。

第2試合 姫路工業と洲本との対戦は延長13回タイブレーク試合、大接戦となりました。

洲本は予選で応援させていただいたこともあり、速報を見ながら選手たちの姿が浮びました。

福山選手の同点ホームラン!さすがでしたね。

鏡石投手の13回完投に、ゼロが並ぶスコアボードにショート山家選手の華麗な守備はあったかなぁ~

藤井捕手は今日もスタンドのおじさんからの声援があったかなぁ~と親近感を持って見させていただきました。

予定が合えば球場で応援できたら嬉しいなと思います。

2018年 春季高校野球 兵庫地区予選 播淡地区Dブロック2回戦 明石南vs洲本 観戦記


県大会は今春も兵庫県高野連の試合速報を合わせて結果を残していきたいと思います。

4月15日 対戦結果

【ウインク姫路】

社  610 50=12
柏原 000 01=1
(5回コールド)

社 藤本、谷口、長尾、鐘搗ー宇田
柏原 足立(大)、山口、岩谷ー高橋

兵庫県高校野球連盟試合速報より

1回表社:1番大内が左翼線2塁打で出塁、犠打で1死3塁とし、3番門脇の右前適時打で先制。
なおも内野ゴロで2死2塁から5番藤本の右越2塁打で2点目。
その後、2四球、WP、盗塁が絡み2死満塁から8番岡本の中前適時打で2点を追加。
さらに、盗塁をはさんで2死2、3塁から9番長井の左中間3塁打で2点を追加しこの回6点をあげる。
2回表社:2死から四球で出塁、盗塁で2死2塁から5番藤本の中前適時打で7点目。
4回表社:先頭3番門脇が中前打で出塁、その後連続内野安打で無死満塁とし、6番粟井の中前適時打で2点を追加。
さらに打者走者が2塁をうかがう間に3塁走者が生還し10点目をあげる。
続く7番辻田が右前打、8番岡本が中前打を放ち、その後盗塁で1死2、3塁。次打者の内野ゴロで1点追加。
さらに1番大内の右中間三塁打で12点目をあげる。
4回裏柏原:1死から四球で出塁するが無得点。
5回表社:1死から4番児嶋が右翼線2塁打を放つが後続を断たれる。
5回裏柏原:2死から内野安打、四球で2死1、2塁とし、代打由良の中前適時打で1点をかえすが反撃もここまで。


姫路工業 010 000 000 000 1=2
洲本   000 100 000 0002×=3
(延長13回タイブレーク)

姫路工業 高田、藤井ー小塚
洲本 鏡石ー藤井
本塁打 洲本 福山

兵庫県高校野球連盟試合速報より

2回表姫工:先頭4番小塚が内野強襲安打で出塁、次打者の犠打処理の送球が悪送球となり、無死1、3塁。
ここで6番大嶋の中犠飛で先制点。
3回表姫工:1死から死球、2番千葉の右前打、四球で1死満塁と攻めるが内野ゴロDPで追加点ならず。
4回裏洲本:1死から3番福山が左越ソロホームランを放ち同点とする。
6回裏洲本:無死から連続内野ゴロエラーで、無死1、2塁とし、犠打と敬遠の四球で1死満塁となる。
ここで右飛に3塁走者がタッチアップを仕掛けるが本塁タッチアウトで無得点。
8回表姫工:1死から1番髙橋、2番千葉連続安打、敬遠の四球で1死満塁とするが得点ならず。
8回裏洲本:2死から2番山家が中前打、次打者の四球で2死1、2塁とするが無得点。
9回裏洲本:先頭四球。
姫工は投手を藤井に交代
犠打で1死2塁、内野ゴロで2死3塁まで攻めるが無得点。
延長戦に入る。
11回表姫工:1死から5番神吉が中越2塁打で出塁、内野ゴロで3進するが得点できず。
延長13回よりタイブレークに入る
13回表姫工:無死1、2塁から犠打、敬遠の四球で1死満塁とし、内野ゴロの間に1点をあげる。
13回裏洲本:無死1、2塁から内野コゴロで1死1、3塁とし、2番山本のスクイズで同点。
さらに1塁送球が悪送球となり走者が1、3塁に残る。
さらに敬遠の四球で1死満塁とし、4番土橋の中越打でサヨナラゲームとなる。

社、洲本の選手のみなさん 初戦勝利おめでとう!

両チームの3回戦は22日高砂球場 第1試合 社と三田学園、

洲本は津名との対戦、淡路対決が楽しみです

柏原、姫路工業はまた夏に向かって頑張って下さい

来週21、22日は、夏のシード権獲得16強進出を目指して大事な一戦、2回戦へ入ります。
(3回戦が初戦の神戸国際大附属、星陵は自動的に第1シード)

がんばって下さい

2回戦 対戦組み合せ

◆21日
【尼崎ベイコム】
第1試合10:00~ 宝塚西ー市立西宮
第2試合12:30~ 市立尼崎ー県立伊丹

【明石トーカロ】
第1試合10:00~ 神戸弘陵ー西宮東
第2試合12:30~ 関西学院ー兵庫工業

【ウインク姫路】
第1試合10:00~ 滝川第二ー報徳学園
第2試合12:30~ 神港学園ー須磨翔風


◆22日 
【G7神戸】
第1試合10:00~ 明石商業ー淡路三原
第2試合12:30~ 加古川東ー福崎

【明石トーカロ】
第1試合10:00~ 飾磨工業ー市川
第2試合12:30~ 西脇工業ー豊岡

【高砂】
第1試合10:00~ 三田学園ー社
第2試合12:30~ 洲本ー津名

【ウインク姫路】
第1試合10:00~ 姫路東ー東播工業
第2試合12:30~ 姫路南ー三田松聖

兵庫球児100年のあしあと 1

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白球回想 夏の兵庫大会史

多くの兵庫球児によって繋がれてきた兵庫の高校野球100年の歩みが新聞に連載されていて、

記録と記憶・・・とは凄いなぁと思いながら大変興味深く熟読しています。

紙面には当時の写真も掲載されていて、知らない時代の兵庫球児たちに出逢うことができることが

不思議な気持ちにもなり、神秘的な気持ちにもなり、感動でもあります。

私自身も兵庫球児の写真を10年近く撮り続け、この甲子園きっぷを書いていますが、

カメラの魅力、不思議さ、記録と記憶を残すことの大事さを凄く感じながら観させていただいている中で、

この連載記事に出会い、より一層 「残す」ことの意味や大切さを改めて考えました。


今を知らないこの時代の兵庫球児たち。

近年ではコリジョンルールや申告敬遠、高校野球でも今春から全国統一導入されたタイブレークなど、

時代と共に変わってきたルールや近代的な野球を今を知らない兵庫球児たちが今を観たら

本当驚くだろうなぁ~なんて想いながらも、遠い遠い時代に残された一枚の写真の記憶や記録から、

変わらないもの・・・「頑張り」も感じます。

そして、目指す場所は昔も今も変わらない球児たちの聖地だということ。

今を知らない兵庫球児たちのあしあとを「今の兵庫球児」にも、

繋がれてきた自分たちの兵庫の高校野球の軌跡を知ってもらえたらなぁと、

また兵庫以外の方々にも兵庫球児たちの100年を知っていただく機会になればと思い残したいと思います。

現在、第18回~25回大会まで連載は進んでいますが気長に残したいと思います。


~激闘の譜 第100回へつなぐ~ 第1回大会(1915年)

1915年(大正4)年、全国中等学校優勝野球大会として始まった全国高校野球選手権大会は

今夏、第100回の節目を迎える。

出場10校だった第1回大会から兵庫は全国で唯一、県単独で地方大会を開催。

昨年までの全大会に代表校を送り出し、今夏の全国大会で100回連続出場を果たす都道府県は、

兵庫と東京しかない。


全国大会とともに誕生し、単独の地方大会では最古の歴史を誇る夏の兵庫大会。

大正期から連綿と続く大会は、兵庫代表の座を懸け、数々の激闘が繰り広げられてきた。

名門、強豪を生み、後にプロで活躍する名選手が巣立った。

7月の第100回記念兵庫大会を前に、103年前の第1回から昨年の第99回大会までをたどる。



第1回大会(1915年)

「二中熱狂す」

1915(大正4)年8月。

記念すべき第1回兵庫県野球大会は7校が参加し、神戸・灘にあった関学中の校庭(原田の森)で行われた。

神戸二中(現兵庫)と関学中(現関学)の決勝は神戸二中が0-2の九回裏に3点を奪い、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。


「兵庫県高校野球五十年史」では、当時、神戸二中の二塁手だった岸本胤夫が

「あのころの関学中の強さは群を抜いており、正直にいって勝てるとは思っていなかった」

と回想している。

優勝候補だった神戸一中(現神戸)と関学中が準決勝でぶつかったことも神戸二中には幸いした。



第1回全国中等学校優勝野球大会に兵庫代表として出場した神戸二中は、大阪の豊中球場で

早稲田実と初戦の2回戦で対戦し、0-2で敗れた。

神戸二中および兵庫は第1回から昨年の第99回までの兵庫大会に欠かさず参加しているが、優勝は第1回のみ。

同じく皆勤出場の伝統校では、その後に全国制覇を果たした神戸一中と関学中の陰に隠れがちだが、

第一歩を記した足跡は1世紀を過ぎた今も色あせない。



創設100年の節目を迎えた2015年の第97回全国高校野球選手権の開会式では、

第1回大会出場10校の現役部員が復刻ユニホームを着用して行進。

同12月には甲子園球場で第1回の代表校によるOB戦も行なわれ、遠い遠い先輩の勇姿に思いをはせた。


「甲子園に対する思い入れがまた強くなった」と語るのは、

野球部OB会「武陽野球倶楽部」の武蔵健児会長(69)だ。

春も4度の全国大会出場を経験しているが、武蔵会長らが出場した1966(昭和41)年を最後に半世紀以上、遠ざかっている。

「いつの日か、甲子園に再び校歌が流れる日が来てほしい」


神戸新聞 山本哲志氏


節目の100回記念兵庫大会で、どのチームの校歌が流れるのか・・・

更に楽しみになる第1回兵庫大会 兵庫球児たちのあしあとでした。

兵庫球児100年のあしあと 2

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白球回想 夏の兵庫大会史

兵庫球児100年のあしあと 2では、第2回~9回大会(1916~1923年)の兵庫球児のあしあと。

第2回から4回に3連覇を果たした関学中、第5回大会では神戸一中が初の全国制覇をし、

兵庫が初めて優勝旗を手にした記念すべき大会となった。

第6回では関学中が悲願の全国初優勝をし歴史に残る投手が誕生するが、

時の厳しさに球児たちがのみ込まれていった時代の背景に胸が熱くなる。

今春の県大会、昨日1回戦で初戦勝利をした洲本が兵庫の球史に初登場した第7回大会、

小さな大投手を生んだ第8回、甲子園球場誕生のきっかけとなった甲陽中が全国制覇を果たした第9回、

1回大会から9年の歴史の中にある兵庫球児たちの活躍の凄さや、

兵庫の高校野球の奥深さを知ることができる内容でした。

兵庫球児軌跡のはじまり第1回大会はこちら・・・

兵庫球児100年のあしあと 1 ~激闘の譜 第100回へつなぐ~ 第1回大会(1915年)


第2回~9回大会(1916~1923年)

土壇場の逆転劇で第1回覇者の誉れを神戸二中に奪われた関学中だが、第2回大会(1916年)に

準決勝で神戸二中に雪辱し、決勝では神戸商(現県神戸商)に16-2で大勝、初の栄冠に輝いた。

全国大会は初戦で香川商に1-2で惜負した。


黄金期を迎えた関学中。

第3回大会(17年)決勝で御影師範学校を14-4で、

第4回大会(18年)は再び神戸商に3-2で競り勝ち、3連覇を果たした。

ところが、鳴尾球場に会場を移した全国大会では、悲運が待ち受けていた。

第3回は広島商や京都一中などを連破して決勝まで勝ち進んだものの、

当時あった敗者復活制で勝ち上がった愛知一中に惜負。

それも1-0の六回に降雨ノーゲームとなり、翌日は延長十四回の末に0-1で敗れた。

更に第4回大会は米騒動で全国大会自体が中止という憂き目に遭った。



第5回大会(19年)を制したのは神戸一中(現神戸)

1896(明治29)年創部の屈指の伝統校は決勝で神戸商を退けて初優勝。

全国大会でも1回戦で和歌山中を破ると勢いに乗り、決勝で長野師範を破って地元兵庫に初の優勝旗をもたらした。

「神戸一中、神戸高校野球部九十年史」には、優勝したにもかかわらず、来田健朗主将が

「われわれは見せ物ではない」

と閉会式での場内一周を拒否した逸話が残る。



第6回大会(20年)は関学中が2年ぶりの優勝。

右アンダースローの沢 昇は病を押しての4連投ながら、決勝でも8-2と神港商を圧倒した。

沢は全国大会でも炎天下のマウンドに上がり、決勝で東京の慶応普通部に17-0で大勝して念願の日本一を達成した。

歴史に名を刻んだ沢だが、22年1月、台湾で早世した。


洲本中(現洲本)や青年会商(廃校)などの初参加も加えた第7回(21年)で14校の頂点に立ったのは神戸一中。

決勝で甲陽中(現甲陽)に2-1で競り勝って制覇を奪回したが、全国では和歌山中に0-20の大敗を喫した。

和歌山中は決勝を含む全4試合で75点という無類の猛打で初優勝を飾っている。


「小さな大投手」が躍動したのが第8回大会(22)年だ。

神戸商の浜崎真二は身長150センチ台ながらエースとして君臨。

決勝は1-0で神港商(後の第一神港商)との投手戦を制すると、全国でも準優勝した。

浜崎は後に慶応大やプロ野球阪急(現オリックス)でプレーし、野球殿堂入りも果たしている。


第9回大会(23年)は「逆転の甲陽中」が日本一に輝いた。

姫路中(現姫路西)との県大会決勝で、0-3から四回の4得点でひっくり返して初の頂点に立つと、

全国大会も5試合中4試合が逆転劇。

準決勝では観衆が場内になだれ込んで試合が一時中断。

この混乱が高校野球の聖地「甲子園球場」が生まれるきっかけともなった。


神戸新聞 山本哲志氏

兵庫球児100年のあしあと 3

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白球回想 夏の兵庫大会史

兵庫球児100年のあしあと 3では、今も破られていない兵庫大会4連覇の大記録を生んだ第一神港商球児たちの登場。

両チーム・・・両軍、選手・・・戦士と呼ばれていた時代

時代は大正から昭和へ・・・

甲子園の大観衆を沸かせたホームランバッターに想いを馳せる。


兵庫球児100年のあしあと 1 ~激闘の譜 第100回へつなぐ~ 第1回大会(1915年)

兵庫球児100年のあしあと 2 第2回~9回大会(1916~1923年)


第10回~13回大会(1924~27年)

~第一神港商 未倒の4連覇~



100回大会を迎える今夏も、この偉業が破られることはない。

1924(大正13)年の第10回大会から27年の第13回大会まで続いた第一神港商の兵庫大会4連覇だ。


「そりゃあ強かったでしょうなあ」

後身の市神港で野球部長を長く努めた田上信夫さん(88)は、戦前の懐かしい歴史に思いをはせる。

後にプロ野球で審判に転じて野球殿堂入りした二出川延明が礎を築くと、間もなく頭角を現した。


第10回大会は、前年全国制覇を成し遂げた甲陽中(現甲陽)を決勝で12-0と一蹴。

5試合で74得点という驚異の攻撃力で初優勝を果たした。

24年8月に誕生したばかりの甲子園球場に舞台を移した全国大会でも活躍。

初戦の早実戦で山下 実が特大の本塁打を放って「怪物」の異名をとった。


兵庫大会は第11回大会(1925年)も決勝で神戸二中(現兵庫)に10ー1で完勝。

第12回大会(26年)は関学中(現関学)との決勝を2-1で制し、

年号が大正から昭和に入って初の大会となった第13回大会(27年)は再び甲陽中に8-3で快勝した。

ただ、全国大会では毎年のように優勝候補に挙げられながらも、第11回大会のベスト4が最高成績だった。


強打者の山下 実は卒業後も慶大やプロ野球で活躍。

一つ下の後輩で、セ・リーグ初代審判部長を努めた島 秀之助とともに野球殿堂入りしている。

野球部の部長時代、山下と何度か会ったことがあるという田上さんは

「立派すぎて顔もまともに見られなかった」と回想する。


第一神港商は夏の4連覇中、春も第2、3回の選抜大会に出場。

山下は第2回大会で大会2本塁打を放って個人賞に輝くなど、

抜群の長打力で完成間もない甲子園球場を沸かせた。


神戸新聞 山本哲志氏


兵庫球児100年のあしあと 4 

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白球回想 夏の兵庫大会史

兵庫球児100年のあしあと 4では、第14回(1928年)全国大会初優勝メンバー監督率いる甲陽中が5年ぶりに、

第15回(1929年)では選抜前年優勝校 関学が9年ぶりに兵庫の頂点に。

満州や朝鮮代表チームが参加していた時代、この頃に日本の選手がアメリカ遠征を行っていたというのは驚きだった。


第14回大会(1928年)~甲陽中 延長制し聖地へ~

1928(昭和3)年の第14回大会は、甲陽中(現甲陽)が全国大会初出場初優勝を果たした

第9回大会以来となる2度目の優勝。

神戸二中(現兵庫)との決勝は延長十回に勝ち越し、4-3で競り勝った。


全国大会初戦で甲陽中が延長11回の末、大連商の破った試合を伝える
1928年8月13日付の神戸新聞紙面


当時、甲陽中の校舎は甲子園球場のそばにあり、現在の「ホテルヒューイット甲子園」が学校跡地にあたる。

78年に西宮市の苦楽園地区に移転するまで、最も聖地に近いチームだった。


28年の全国大会は満州代表の大連商、朝鮮代表の京城中を破ったが、

準々決勝で京都・平安中に惜負した。

同窓会報「甲陽だより」などによると、監督を務めたのは、

23年に全国優勝を遂げたチームの1番打者だった山野井万。

41年まで母校を指揮し、甲子園に春7回、夏3回の計10回の出場を果たした名監督だった。


第15回大会当時のスコアーボード(兵庫県高校野球五十年史より)


第15回大会(1929年)~関学中 昭和初期に隆盛

第15回大会(1929年)の頂点に立ったのは、前年の第5回選抜大会を制するなど、

全国有数の強豪にのし上がっていた関学中(現関学)

選抜優勝後の28年夏は主力選手が米国遠征していたため、県大会2回戦で敗退したが、

29年は決勝で神戸一中(現神戸)に7-4で勝利。

日本一に輝いた第6回大会以来、9年ぶりに兵庫を制した。


選抜優勝メンバーの村井竹之助は「兵庫県高校野球五十年史」の中でこう語っている。

「甲子園球場は毎日曜日に名古屋、四国、中国から優勝チームを呼んで(中略)

私の4、5年生のときはここで数多くの試合を経験した」


甲子園のお膝元である地の利を生かして、本番の舞台で全国の強豪と実践を重ねた関学中。

昭和初期の中等学校野球で一時代を築いた。


神戸新聞 山本哲志氏



甲陽中 山野井万監督さんが指揮した13年のうちに春、夏合わせてといえ10回の出場は

現代と参加校数自体は大きく違うだろうけど本当凄いことですね。

そんなチームが現代に現れるところを観てみたい。

大好きな関学の新月が甲子園で輝くところもまた観たい。

兵庫のチームにあてたこんな言葉をよく耳にする・・・「近くて遠い甲子園」

この頃の甲陽中や神戸一中、二中、3連覇の関学中、4連覇の第一神港商

・・・「近くて近い甲子園」だったんだなぁ。


兵庫球児100年のあしあと 1

激闘の譜 第100回へつなぐ
第1回大会(1915年)
~神戸二中 逆転で初代王者~

兵庫球児100年のあしあと 2

第2回~9回大会(1916~1923年)
~第2~4回 関学中3連覇~
~第5回 神戸一中 初の全国制覇~

兵庫球児100年のあしあと 3

第10回~13回大会(1924~27年)
~第一神港商 未倒の4連覇~

兵庫球児100年のあしあと 5

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白球回想 夏の兵庫大会史

兵庫球児100年のあしあと 5では、第16回大会(1930年)

明石中(現明石)が登場し、甲陽中が2年ぶり返り咲きの夏。

甲子園開幕前夜から徹夜した方々に、今にも負けず

高校野球を楽しみにしていた多くの人々の姿が見え歓喜が聞こえるようだった。

時代・・・

高校野球や球児がこの時代の人々に与えていた楽しみや喜びの意味は

今とは違うものだったのかもしれないけれど、想う気持ちや

高校野球や球児が与えてくれる夢や希望は今も変わらず、繋がっていることに嬉しさを感じる。


第16回大会(1930年)~甲陽中 怪腕下し3度目~


甲陽中(現甲陽)が2年ぶり3度目の優勝を飾った第16回大会(1930年)

怪腕と称された楠本保を擁する新進の明石中(現明石)の朝鮮を3-0で退けた。

エースの先発完投が多い時代には珍しく、全5試合を継投で勝ち上がった。


時は中等野球ブーム真っ盛り。

全国大会の開幕をまちかねたファンが前夜から甲子園球場周辺で仮眠を取ったと当時の神戸新聞は記す。

だが、甲陽中は開幕試合で強豪松山商に大敗を喫した。


甲陽中は2017年が創部100年の節目。

昨秋には、第9回全国大会決勝で戦った桐蔭(当時和歌山中)を招いた交流試合を

甲子園で計画したが、雨で中止となった。

元プロ野球近鉄の北川公一OB会長(76)は、

「甲子園を身近に感じるいい機会だったが残念。後輩たちの活躍をずっと願っている」と話す。

兵庫球児100年のあしあと 1

激闘の譜 第100回へつなぐ
第1回大会(1915年)~神戸二中 逆転で初代王者~

兵庫球児100年のあしあと 2

第2回~9回大会(1916~1923年)
~第2~4回 関学中3連覇~
~第5回 神戸一中 初の全国制覇~

兵庫球児100年のあしあと 3

第10回~13回大会(1924~27年)
~第一神港商 未倒の4連覇~


兵庫球児100年のあしあと 4

第14回大会(1928年)~甲陽中 延長制し聖地へ~
第15回大会(1929年)~関学中 昭和初期に隆盛~

兵庫球児100年のあしあと 6

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白球回想 夏の兵庫大会史

兵庫球児100年のあしあと 6

選抜大会長い球史の中で2年連続優勝を果たしたのはたった3校。

その偉業を初めて果たしたのが第一神港商。

兵庫出身の私にとっても誇らしい。

史上2校目の連覇はPL学園。

そして今春、大阪桐蔭が史上3校目となる選抜連覇を果たした。

如何に凄いことか、素晴らしいことかが分かる。


第一神港商の後身 市立神港と、兵庫商業が合併して創立されたのが現在の神港橘。

大先輩が輝いた甲子園の大舞台

後輩たちが夢叶え輝く姿を見ることは先人にとっても夢、願い。

校名は変わっても同じ夢は100年を超えて繋がっていると思うと感慨深い。

もうすぐ100回目の夏の甲子園を目指す戦いが始まる。

神港橘は初めて単独校として挑む夏。

神港橘球児が甲子園で輝く姿を私も楽しみにしたい。

そして200回目の夏を迎える時、

こうして誰かに兵庫球児の活躍を伝えてもらえたら嬉しいな。


第一神港商が第6回、第7回選抜大会を2連覇した際の優勝旗と盾


第17回大会(1931年)~第一神港商 岸本擁しV

大阪桐蔭が史上3校目の2連覇を果たした今春の選抜大会。

初めて連続優勝を達成したのは、1929、30(昭和4、5)年の第一神港商だ。


戦前の春の甲子園に栄光を刻んだ同校だが、どちらもその夏の兵庫大会は1回戦で敗退している。

当時、センバツ優勝を遂げた主力選手は夏に米国遠征に出向くことが慣例だった。

このため戦力が整わず、夏は振るわなかった。

仮にベストメンバーなら堂々の優勝候補だっただろう。


30年のセンバツ優勝時のエース岸本正治が残った31年の第17回兵庫大会は、

全5試合わずか3失点という圧巻の内容で4年ぶりの頂点に返り咲いた。


全国大会は景浦将(元阪神)を擁した愛媛・松山商に初戦で敗れた。

その後は、後身の市神港が出場した63年春の選抜大会まで、

しばらく甲子園に届かない時代が続く。


神戸新聞 山本哲志氏

兵庫球児100年のあしあと 1

激闘の譜 第100回へつなぐ
第1回大会(1915年)~神戸二中 逆転で初代王者~

兵庫球児100年のあしあと 2

第2回~9回大会(1916~1923年)
~第2~4回 関学中3連覇~
~第5回 神戸一中 初の全国制覇~

兵庫球児100年のあしあと 3

第10回~13回大会(1924~27年)
~第一神港商 未倒の4連覇~


兵庫球児100年のあしあと 4

第14回大会(1928年)
~甲陽中 延長制し聖地へ~

第15回大会(1929年)
~関学中 昭和初期に隆盛~


兵庫球児100年のあしあと 5

第16回大会(1930年)
~甲陽中 怪腕下し3度目~

兵庫球児100年のあしあと 7

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「世紀の剛腕投手」と称された明石中の楠本保(楠本保彦さん提供)

白球回想 夏の兵庫大会史

兵庫球児100年のあしあと 7に登場するのは、戦火に散った二人の大投手。

戦争によって奪われた偉大な野球人を想うと胸が熱くなる。

史上最長記録となった延長二十五回の戦い・・・

想像がつかない長い長い戦い、すごい対戦だったんだろうなぁ。

時を超えタイブレーク制度が導入された今、もう観ることはできない記録に残る一戦。

亡き先人球児たちが今を観たら何を想うのかな。


第18回~20回大会(1932~34年)

~新鋭の明石中 黄金期築く~

第1回大会から神戸、阪神間のチームを中心に回っていた兵庫の中等学校野球。

礎を築いて強豪に割って入ったのが、1927(昭和2)年

初出場の新鋭、明石中(現明石)だ。

30年から39年までの10年間で7度の決勝進出 うち優勝は2度。

「明中時代」が到来した。


初優勝は32年の第18回大会。

「世紀の剛腕投手」と称された楠本 保を擁し、決勝で甲陽中(現甲陽)を3-0で完封した。

三振の山を築く楠本の投球を、当時の神戸新聞は

「電光の如(ごと)き速球」と評した。


楠本は全国大会でも1回戦で北海道・北海中を相手に15三振を奪って無安打無得点試合を達成。

2回戦の広島・大正中戦は、後にミスタータイガースと呼ばれた元阪神の藤村富美男に1-0で投げ勝った。

準決勝で愛媛・松山商に敗れたが、4試合で64奪三振の快投を演じた。


甲子園で死闘 「延長二十五回」

翌33年春の選抜大会で準優勝した明石中は、第19回大会も剛腕・楠本に加え、

1学年下に左腕中田武雄が控える盤石の投手力で2連覇。

堂々の優勝候補として乗り込んだ甲子園で、今も語り継がれる伝説の「延長二十五回」を生む。


準決勝で大会2連覇の愛知・中京商と激突した。

明石中は体調を崩していた楠本を右翼に置いて中田が先発。

中京商のエース吉田正男との息詰まる投手戦は延長に入っても膠着(こうちゃく)した。

均衡は破れず、急きょ継ぎ足されたスコアボードに「0」が並んだ。

日没が迫った延長二十五回裏、中京商が内野ゴロで1点を奪ってついに決着。

4時間55分の死闘の末、明石中は涙をのんだ。


延長戦は1958年に十八回打ち切り再試合の規定が設けられた。

2000年に十五回に短縮され、今年からはタイブレーク制度を導入。

早期決着が進む中、明石中の延長二十五回は不滅の最長試合として大会史に刻まれ続ける。


第20回大会決勝、延長20回に及んだ明石中ー神戸一中のスコアボード
(神戸一中・神戸高校野球部九十年史より)

慶応大に進んだ楠本が抜けた第20回大会(34年)も、明石中は兵庫大会を順当に勝ち進んだが、

決勝で神戸一中(現神戸)に延長二十回の末に1-2で敗れた。

前年の延長二十五回に続いて完投した中田は「延長に泣く投手」と呼ばれた。


慶応大でも「明中コンビ」として活躍した楠本と中田は43年、ともに戦火に散った。

中田が太平洋上で米軍の爆撃機に沈んだ翌日、楠本は中国戦線で戦死した。


出征後に生まれた楠本の長男保彦さん(76)=埼玉県=は

「一度も会えなかったから、おやじはいつまでたっても理想の人」と話す。


戦後70年の2015年夏、保彦さんは前年に亡くなった母美代子さんと父の写真を携え、

十数年ぶりに甲子園球場を訪れた。

熱気渦巻く満員のスタンドに身を置いた保彦さんは、感慨に浸ったという。

「延長二十五回の試合もすごい雰囲気だったんだろうなあ。

自分にとってもいい記念になったし、両親も喜んでくれたと思う」


神戸新聞 山本哲志氏


保彦さん・・・

偉大な父から一文字受け継がれたお名前、お母様の想いが込められているのだと感じますね。

大投手は、甲子園の空から今の球児の活躍に目を細められてご覧になったことでしょう。

兵庫球児100年のあしあと 1
激闘の譜 第100回へつなぐ
第1回大会(1915年)~神戸二中 逆転で初代王者~

兵庫球児100年のあしあと 2
第2回~9回大会(1916~1923年)
~第2~4回 関学中3連覇~
~第5回 神戸一中 初の全国制覇~

兵庫球児100年のあしあと 3
第10回~13回大会(1924~27年)
~第一神港商 未倒の4連覇~


兵庫球児100年のあしあと 4
第14回大会(1928年)
~甲陽中 延長制し聖地へ~
第15回大会(1929年)
~関学中 昭和初期に隆盛~


兵庫球児100年のあしあと 5
第16回大会(1930年)
~甲陽中 怪腕下し3度目~


兵庫球児100年のあしあと 6
第17回大会(1931年)
~第一神港商 岸本擁しV

兵庫球児100年のあしあと 8

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育英商を強豪に押し上げた佐藤平七(兵庫県高校野球五十年史より)


白球回想 夏の兵庫大会史

兵庫球児100年のあしあと 8では、現育英野球部の礎えとなった21回の大会初優勝、22回大会の連覇。

時代々で生まれる絶対的エースの誕生に兵庫の高校野球が湧いた熱い光景が目に浮かぶ。

この時代に、現代で言う「野球留学」選手が居たことが驚きだった。


第21回大会で初めて兵庫を制し、続く全国大会で準優勝に輝いた育英商ナイン
(育英商・育英高校硬式野球部85年史より)


第21回大会(1935年)

~育英商、名門の道~

1935(昭和10)年の第21回大会は育英商(現育英)が悲願の初優勝を成し遂げた。

後に全国制覇を果たし、数々のスター選手を生む同校が名門への道を切り開いた。


大正期の16年に正式に創部し、県大会は翌17年の第3回が初出場。

夏の初勝利まで7年を要するなど、草創期は初戦敗退が続いたが、

第16回で8強入りを果たし、急速に存在感を高めた。


第17、19回で決勝に進出して県の頂点まであと一歩に迫り、35年には選抜大会に初出場。

そして同年の第21回大会決勝で当時、隆盛を誇っていた明石中(現明石)を下して初めて兵庫を制した。


その後の全国大会では勢いに乗って準優勝。

同校硬式野球部85年史には「甲子園初出場準優勝以降、入部希望の新入生は激増」と記され、

現在に至る伝統の土台が築かれた。


第22回大会(1936年)~育英商V2、全国区に

前年、創部初の栄冠に輝いた育英商(現育英)。

1936(昭和11)年の第22回大会も決勝で明石中(現明石)と顔を合わせた。

再び7-1で退けて2連覇を果たし、時代の転換を印象づけた。

前年春から4季連続出場となった甲子園大会も準決勝まで勝ち進み、全国区に駆け上がった。


躍進の原動力はエース佐藤平七。

同校硬式野球部85年史によれば、佐藤は北海道・函館出身で、当時では珍しい「野球留学」だった。

育英商のOBが北海道を旅行した際に目を付け、当時の柏原庄次監督が函館に出向いて家族を説得。

佐藤を自宅に預かり、育て上げたという。


伸びやかな横手投げだった佐藤は正確無比なコントロールが武器だった。

卒業後はプロ野球の毎日(現ロッテ)や阪急(現オリックス)でプレーした。


神戸新聞 松本大輔氏


兵庫球児100年のあしあと 1
激闘の譜 第100回へつなぐ
第1回大会(1915年)~神戸二中 逆転で初代王者~

兵庫球児100年のあしあと 2
第2回~9回大会(1916~1923年)
~第2~4回 関学中3連覇~
~第5回 神戸一中 初の全国制覇~

兵庫球児100年のあしあと 3
第10回~13回大会(1924~27年)
~第一神港商 未倒の4連覇~


兵庫球児100年のあしあと 4
第14回大会(1928年)
~甲陽中 延長制し聖地へ~
第15回大会(1929年)
~関学中 昭和初期に隆盛~


兵庫球児100年のあしあと 5
第16回大会(1930年)
~甲陽中 怪腕下し3度目~


兵庫球児100年のあしあと 6
第17回大会(1931年)
~第一神港商 岸本擁しV


兵庫球児100年のあしあと 7
第18回~20回大会(1932~34年)
~新鋭の明石中 黄金期築く~

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