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2016 第47回明治神宮野球大会の歴史って?

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明治神宮大会が開幕ですね。
今秋は第47回、明治神宮外苑創建90年記念の大会で、
高校野球の歴史年数からすれば神宮大会の歴史はその半分くらい。
どのようにして神宮大会が生まれたのか?
高校球児のみなさんは知っていますか?
そう言えば私もその歴史を知らないなと思い、
開催に至る経緯など明治神宮大会について調べてみた。

~ウィキペディアより~
明治神宮鎮座50年を記念して行われた1970年(昭和45年)の奉納野球が同大会の始まりである。
第3回までは大学野球のみであったが、第4回大会から高校野球も加わり、高校と大学の2つの部となり、現在に至っている。
なお、本大会開始の2年前にあたる1968年(昭和43年)秋(11月)には、明治維新百年記念明治神宮野球大会として、
大学の部、高校の部、社会人の部がそれぞれ行われている。
かつて早春(3月)に実施されていた日本学生野球協会結成記念野球大会(1946年-1964年)の
18年間毎年開催)が取りやめになって数年経ていたことに加え、
この1968年に実施された大会が思いのほか好評だった事が現在の明治神宮野球大会の起草に繋がったとされている。

1970年 - 明治神宮鎮座50周年奉納野球大会開催。
1971年 - 明治神宮野球大会に改称。
1973年 - 高校の部を新設。
1988年 - 19回大会を昭和天皇の病状悪化に伴い中止。
    但し大会の回次はそのまま生かし、1989年は予定通り第20回大会として開く。
1999年 - 大学の部と高校の部の球場割り当てを大幅に変更。
2004年 - 大会としては初のTV中継放送がCS・スカイ・Aによって実現。

代表枠やトーナメント、組み合わせなど、どのよう設定されているのか?など
知らないことがたくさんありました。
大学野球は更に奥深く、選手のみなさんは自分たちが目指すものへの歴史を知ることで、
更に気持ち深くその場所を目指すことができるのではないかと思いますね。
ぜひ覗いてみて下さいね。

明治神宮野球大会 ウィキペディア

神宮までなかなか行けない人にとっては視聴環境があれば
テレビ中継をしてくれるのも嬉しいところで私もその一人。
高校野球第1日目~大学野球決勝まで録画完了
春の甲子園前哨戦 楽しみです♪

明治神宮外苑創建九十年記念 第四十七回明治神宮野球大会 スカイA 放送日程

スカイA視聴環境が無い方にも、バーチャル高校野球でもライブ中継があるようですよ

バーチャル高校野球


チーム訪問 in 村野工業野球部 ~グラウンドからのメッセージ~

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全ては、毎日のこのグラウンドにある


昨日は、村野工業野球部の練習見学をさせて戴きました。

試合はよく観させて戴いていますが、練習は一年ぶりになるでしょうか・・・

新チームになり、1年生の練習を見させて戴くのは初めてのことで、

2年生も昨年は3年生へ目が向くことも多かったため、

一度、普段練習をする様子を見たいなぁと思い、ご無理をお願いし見学させて戴きました。

練習を見ると、その選手の野球へ向かう気持ちを感じることができたり、

試合で見ることができない選手たちの意外な一面も発見することもでき

普段試合日には選手たちと会話をすることもないので、少しですが話しもする中で

その選手の試合で見る印象と違う素の姿というのでしょうか・・・

どういう意識で野球に取り組んでいるのかな?ということも垣間見れ

新しい発見がグラウンドの中にたくさんありました。


昨日は、昨年も見学をさせて戴いたレッドコードトレーニングの実施日で、

1年生も入部して半年、トレーニングにも慣れてきた様子で頑張ってました。
 
 
 
 
 
 
 
 
矢根接骨院の尾崎先生ともお久しぶりにお会いすることができました。

尾崎先生から、新しいトレーニングも導入していますとお聞きしていたのですが、

昨年見学させて戴いた時には見られなかった選手間でのディスカッションの時間があり、

身体のトレーニングを超え、選手たちの成長を願う「考える力をつけるトレーニング」を

取り入れられておられていることに、先生方の想いを知ることもできました。



「考える力をつけるトレーニング」とは・・・

ひとつのタイトルについて、時間内にタイトルに基づいて

自分が思うこと、気付いたこと、感じることなどを頭の中で考え人の前で発言する1分間スピーチです。


ひとつの班へのタイトルは「尊敬する人」

バッティング、守備や走塁など、自分より長けているな、尊敬できるなと思う人(選手)名前を挙げる。





チームの仲間だったり、プロ野球選手だったり、色んな名前が出てました。

ある選手の番

バッティングで尊敬できる人・・・「田中 翔」

ん???@@???‥‥たなか しょう?

そんな選手居たか?

「中田」やろ〜と、みんな爆笑

これは珍事件!

日本を代表する中田選手を真面目に「田中 翔」と~笑

目の前に田中選手がいたからね~

そんな笑える珍スピーチをした選手もいたり、へぇ~そんなふうに思っているのねっていう仲間の名前が挙がったり、

名前が挙がった選手は照れ笑いしたり、笑顔も交えての考える時間でした。





もうひと班のタイトルは、チームはABと分かれて練習したり試合をしたりしているのですが、

Bチームの選手から見たAチーム選手について思うこと、気付いたこと、感じたことなどについて。

試合の入り方や、試合中の先を考えた行動の違いを感じていたり、

一人ひとりがテーマを持って練習や試合に取り組んでいる点など、

みんながやっているからやっているのとは違うAチーム選手の取り組み方への気付き等々、

仲間や先輩たちの行動、野球を見て色々なことに気付きがあり、考えていることが分かりました。



このトレーニングでは、「考える」ことに最も重要性があり、

その上でしっかり発言する、しっかり聞く、確認、共有、そして明日から実行(ここが大事)

気付きや問題点、改善点などを確認し合い、取り組み方への意識改革をする上でもとても良い時間だと思いました。

さすが元高校球児の尾崎先生

球児の目線に立ってアドバイスされたり、選手にはより身近に、その言葉を吸収し実行できると思う

心のトレーニングも織り交ぜて進化したトレーニングが見られました。

尾崎先生が元高校球児だったということを知らない選手も居ると思うのですが・・・

兵庫の元高校球児キャッチャーですよ~また現役時代の話しなど聞いてみて下さいね。

高校球児として野球をされてこられたご経験から、選手たちへ向けられる言葉やメッセージには

選手たちの向かう目標を達成してもらいたいという想いが込められているので

しっかり耳を傾けて、一人ひとりが心に取り込んで明日へ繋げていってほしいなぁと思います。


「考える力をつけるトレーニング」

なぜ?身体のトレーニングだけではなく、このようなトレーニングをするのか?

考えたことはあるでしょうか?

野球をする上で、技術、気持ち、そしてプラス考える力があるチームはやはり強い。

強いチームは考えて野球をすることが必要、考える力は必ず野球にも繋がる、

村工の選手たちが甲子園へ近づけるようにとの尾崎先生の想いも込められているトレーニングです。

昨年のトレーニング見学記事でも書きましたが、2年生選手は覚えていると思いますが、

矢根先生から、何のためにトレーニングをするのか?というお話しがありました。

理解し問題意識をもって行うのと、ただやらなければいけない状況だからやるのとでは

身体にも心にも全く違った効果があると仰っておられましたね。

トレーニングに於いても「考える」ことは重要なことだと思いますし、

敢えて、今回のトレーニング見学では身体のトレーニングのことから離れ

明日からの練習や試合、次回からのトレーニングで、

今までとは違う気持ちで取り組めるようになればいいなと思い

「考える力をつけるトレーニング」について触れてみました。

1年生選手には昨年のトレーニングの様子を合わせてぜひ見て戴きたいなと思います。

第1回 チーム訪問 in 村野工業野球部 ~レッドコードトレーニング~

第2回 チーム訪問 in 続~村野工業野球部 ~進化~

第3回 チーム訪問 in 続~村野工業野球部 ~野球人である前に~

そしてこれは、以前に書いた東北楽天イーグルス聖澤 諒選手の言葉を書いたものです。
考える ~行動する勇気~

明日の自分がきっと変わるヒントがたくさん詰まっています。

ぜひ読んで戴きたいなと思います。


そして昨日は、濱中主将をはじめ、小林選手や渡邊選手、濱野選手に古高選手、

浜田選手、綱岡選手、一石選手、3年生選手に会うことができました。

みんなの元気そうな姿が見れて嬉しかったです。

後輩たちと一緒に一石くんが汗だくになりながらトレーニングしている姿や、バットを振る姿、グラウンドに立つ姿に、

昨年初めて練習トレーニングを見学させて戴いたのがついこないだのようで、

みんなも頑張ってたなぁ~と、懐かしく思い出しました。







3年生 古高選手&現役選手より汗だくの一石選手(笑)

濱中組のみんなは、それぞれの進路も決まったそうで安心しました。

みんな おめでとう。


日暮れも早くなり、ナイター照明に照らされるグラウンドでは監督さんと選手たちが、

あの場所へ選手たちを立たせたい‥

あの場所に辿り着きたい‥と野球に向かっている姿は美し過ぎて感動しました。









監督さんの言葉に選手たちのこの姿を合わせると、

毎日のこのグラウンドの中に全てはある・・・

ここからがチーム、選手たちの戦いが始まっていることを改めて感じました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「毎日が真剣勝負です」と監督さんが言われておられました。

選手のみなさん自身が勝負する場所は・・・試合ではなくここグラウンドだと思います。

この毎日のグラウンドで自分自身に打ち勝てるか・・・

辛くて、しんどくて、厳しい練習だと思います。

でも、たった二年数ヶ月しかない高校野球です。

もう戻ってこない毎日、この二年数ヶ月です。

悔いなき毎日を送ってもらいたい・・・切にそう思います。






そして、監督さんや先生、お互い仲間の支えがあり毎日があるんですよね。

当たり前ではなくありがとうと心に置いて、自分のためでもありますが、仲間や支えて下さる方々のためにも

頑張ろうという気持ちで野球に取り組んでもらいたいなと思います。

誰かのために・・・もっと強い気持ちの現れが起こると思います。

試合では見えないものが、ここにたくさんありました。

貴重な経験を積めた練習見学をさせて戴き感謝の気持ちでいっぱいです。

綺麗に整備され、照明に照らされた誰も居ないグラウンドが神聖すぎて、

毎日ここで、こんな頑張っている選手たちを想うと自然に涙が溢れます。

私は、そんな選手たちをこれからもそっと見守り応援させて戴けたらなぁと改めて想いました。

河野監督様、平田先生、前田先生

いつもいつも本当にありがとうございます。

尾崎先生 トレーニングのお邪魔をしてしまい申し訳ありません。

とても勉強になりました。

ありがとうございます。

お忙しい中、ご無理聞いて戴いてご一緒にグラウンドへ上がって戴いた小林さん

いつも本当にありがとうございます。

・・・また宜しくお願い致します

そして、選手のみなさん

練習の気を散らしてしまってすみません。

ありがとうございました。

明日からの毎日に「考える力」を発揮して、全力で夏へと向かって下さいね

最後に、偉大な先輩 広島カープ野間選手からのメッセージをお借りして

選手のみなさんへ・・・

笑  室内ロッカーに書かれた野間選手の後輩へ贈るメッセージより

2016 兵庫私学大会優勝決定戦 観戦記

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試合の合間に紅葉狩り 村野工業ひよどりグラウンドにて


今年の高校野球観戦は先日の親善大会で終了かなぁ~と思っていたのですが

兵庫では私学大会が行われており、今日は3ブロック1位通過した3チームによる

総当りの優勝決定戦が行われるとのことで応援に行って来ました。

3ブロックの1位校は須磨学園、村野工業、報徳学園の3校

第1試合は須磨学園と村野工業、第2試合 須磨学園と報徳学園、第3試合は村野工業と報徳学園

総当り戦で2勝したチームが優勝となります。

第1、第3試合を観戦しました。

私の今年最後の試合観戦記を残したいと思います。(写真は後ほどアップしたいと思います)




第1試合 須磨学園と村野工業との対戦は、

須磨学園5安打1得点、村野工業4安打2得点のロースコア投手戦となりました。


先攻 須磨学園  先発(18)

後攻 村野工業 先発赤尾投手(11)

1回表 須磨学園の攻撃

先頭(4)選手が四球出塁するも2番(6)選手のピッチャーゴロをWプレイ、3番(7)選手をセカンドゴロ 
村野工業のいい守備が見られた初回

その裏、村野工業の攻撃
1番南谷選手

2番川本選手

2死から3番海津選手がフルカウントからライトヒットでチャンスメイクすると、4番美安選手が初球をライトヒット!

3番海津選手



4番美安選手

更に5番毛利選手の打席の2球目
ボール球がミットから溢れる間にランナーそれぞれ進塁



毛利選手が四球を選び2死満塁

打席には6番水田選手
ファーストへの強い当たりが飛び抜ければという場面でしたが、
須磨学園ファースト(3)選手の反応が良かった!
ファーストライナーで惜しくも三者残塁

6番水田選手

水田選手ナイスバッティングでしたよ~!

2回表 須磨学園の攻撃

先頭は水田選手のライナーをキャッチした4番(3)選手
左中間を破る3ベースヒット!さすが4番の一振り
無死3塁の大チャンスに5番(5)選手

ライトへ先制のタイムリー!1-0



2回裏 村野工業の攻撃は8番高倉捕手の内野安打1本
7番麻木選手

8番高倉捕手



9番赤尾投手 送りバントを決めて2死2塁

1番南谷選手



3回表 須磨学園の攻撃は1番(4)のライトヒット1本

そして3回裏 村野工業の攻撃

1死から3番海津選手が初球をレフトヒット
海津選手好調2安打目、守備も軽快で良いプレイが観られました。

4番美安選手の打席に盗塁を決め美安選手はストレートの四球
更に5番毛利選手は死球

1死満塁のチャンスに、またまた6番水田選手の打席が回ってきました。
初球を見事にスクイズで1-1同点にし、7番麻木選手の打席にはWPで勝ち越し2-1

これが決勝点となり、その後両チーム投手戦の始まり。



須磨学園は3回の1番(3)選手のヒットから、7回の5番(5)選手レフト2ベースヒットと

8回 7番(17)選手のセンターヒット2本に留まり赤尾投手ナイスピッチング!
7回にはピッチャーライナーから飛び出したセカンドランナーをWプレイに取り赤尾投手ナイスフィールディングでした。
赤尾投手5安打1失点完投ナイスピッチングでした。

また、村野工業も4回以降(18)投手が好投し、

5回に5番毛利選手への死球でランナーを出すに留まり、7回までを4安打に抑えました。

8回には(19)投手へ継投し、三人で締める好リリーフ

須磨学園はバッテリーミスでの失点が勝敗を分けてしまいましたが、

両チーム無失策で締まった良い対戦を観させて戴きました。

須磨学園は続いて第2試合 報徳学園との対戦 

11-1で須磨学園が圧勝し、第3試合 村野工業と報徳学園との対戦へ入ります。


第3試合 村野工業と報徳学園との対戦

先攻は村野工業 上田投手(1)が先発登板

後攻報徳学園は背番号がなかったので全く選手は分かりません。

報徳先発投手は気迫溢れる気合いっぱいな投手でした。(名前が分からないのがとても残念)

1、2、3回 村野工業の攻撃を3人で抑える立ち上がり。


報徳学園の1回表の攻撃

2番のセーフティーバントが内野安打に。

3番のレフトヒットの連打から4番のセンターへの犠牲フライで先制 1-0

2番選手の足が生んだ先制点でした。


2回裏には6番選手の四球をきっかけに8番選手の打席

二盗を決めるとその送球が逸れ2死3塁のチャンスをもらい、PBで6番選手が還り2-0


3回裏を上田投手が3人で抑え、4回表 村野工業の攻撃へと入ります。

打巡は2巡目に入り1番南谷選手から。

センターへのヒットでチャンスメイク!

2番川本選手が送り1死2塁

3番海津選手の打席、PBで南谷選手が三進すると、

海津選手のファーストゴロが内野安打タイムリーとなり1得点を還します。2-1

その裏4回報徳学園は2死から5番のライトヒットが飛びますが無得点


5回表 村野工業は先頭6番佐木田選手がセンターヒットで出塁しますが、

報徳学園投手のナイス牽制でランナーを無くし、後続二者を捕り無得点。


5回裏 報徳学園の攻撃は、1死から8番選手の四球でランナーをもらいますが、

二盗を狙った8番選手を高倉捕手がナイスな送球を魅せ、タッチアウト!に見えましたが

落球したのかな・・・1死2塁となり9番選手のライトフライでタッチアップ 2死3塁と攻め

更に1番選手が四球で2死1、3塁

流れを渡さないためにも守り切りたい場面。

2番選手のサードファウルフライを、サード毛利選手が捕り無得点に抑えます。

毛利選手ナイスファイトでした! 

今日の毛利選手、いい表情で野球してたなぁと思います。


5回を終え報徳学園2-1村野工業


1得点差・・・両チーム共に小さなミスから得点を生んだ場面がありましたが、

村野工業は走塁面で報徳学園の守備が上回ったかなと思う前半戦でした。


後半戦に入り6回表 

村野工業は1死から1番南谷選手が2安打目 レフトヒットで出塁するも二者を捕られ無得点

その裏 報徳学園は3番からの好打順でさすがだなと思う攻撃がみられました。

3番選手のレフトヒットに、4番が送り、5番のライトヒット、6番のレフトタイムリーで3-1

1死1、2塁と替り7番選手のインフィールドフライで1死1、2塁 

8番選手の打席 セカンドランナーが三盗を狙いますが

高倉捕手が、いいスローイングを魅せ無得点に終わります。

村野工業の7回表の攻撃は1死から5番毛利選手が調子いいですね~ライトへヒットが飛びますが

ここも二盗を狙った毛利選手を報徳学園の堅守で先に進ませません。

走塁死は残念な結果だったんですが、毛利選手は前半の打席では、

初球を狙った攻撃をしていましたし、積極的に攻める姿勢がとても印象に残っています。


7回裏 報徳学園の攻撃では3番選手が3安打と好調

1死から9番代打選手が四球で出塁すると、1番選手に初ヒットが生まれ1死1、2塁

その後2死1、2塁とし3番選手のレフト前タイムリーで4-1とジワリ引き離します。

この回、村野工業はセカンドの川本選手をレフトへ、セカンドへ水田選手が入ります。


8回表 村野工業の攻撃時には報徳学園投手が交替し

替りばな8番高倉捕手がナイスヒット!センター返し!

9番には初めて打席を観る代打永田選手(14)がセカンドへの進塁打

1番南谷選手のショートゴロで高倉選手が三進し2死3塁

2番川本選手のセンターへのタイムリーで1得点を還し4-2


8回裏 報徳学園の攻撃には、村野工業は上田投手から宮本投手へ継投

1死から6番選手の四球、7番選手ライトヒット、更に8番選手が四球 1死満塁のチャンスとピンチ

9番選手はスクイズを試みますが、ここも高倉捕手落ち着いてましたね。

3→本間に挟み2死2、3塁と替りサードゴロ

最終回、2得点を追う村野工業の攻撃へと入ります。


第2試合で報徳学園が須磨学園との対戦を落としたので、

村野工業がこの対戦を勝利すれば全勝優勝が懸かる勝負のイニングです。

先頭3番海津選手 ライトフライ

4番毛利選手がフルカウントの末、四球を選び代走には杉本選手(17)が入ります。

1死1塁 打席には5番毛利選手 やっぱりその積極性が良い結果を生みますね!

3安打目となるライトヒットで1死1、2塁と攻めます。

毛利選手への代走に芝山選手(13)が入ります。

しかし、後続二者を捕りゲームセット。

4-2 報徳学園が勝利し、これで今日の3戦3チームとも1勝1負

この私学大会では得失点差で順位を決める規定は無く、

結果、3校優勝ということで今年の私学大会の結果となりました。

3校の選手のみなさん みんなおめでとう


公式戦ではないものの、兵庫私学校同士の戦いで得た良い結果、また見つけた課題は

この冬の練習からきっと来春に生きてくるのではないかなと思います。

対戦後、報徳学園のご指導者から選手たちへ、

如何に最高の準備をして挑むか・・・というお話しを耳にしました。

打席に立った時のランナーの有無や、守備位置

例えミスをしても、その後をどう気持ちの準備をして向かうか・・・

色々な場面で最高の準備をしてミスが出たら、それは仕方がない。

しかし、甲子園が懸かった緊張感ある試合で、どれだけしっかり準備ができるかだと。

報徳学園のサードを守っていた選手や、ベンチの選手から一球一球に「準備」という言葉が飛んでいました。

このチームの強さは、どの試合でも甲子園というものを意識した戦いをしていることと、

攻守に於いて「気持ちの準備」を、しっかりして挑んでいるからだろうなと思います。

そういう意識の高さ、自信からくるオーラを報徳学園の選手から感じました。


いよいよ、これで2016年 私の高校野球観戦は終了です。

今年も、公式戦、練習試合を含め70試合近い試合を観させて戴き、

たくさんの感動を戴き、たくさん勉強になった一年でした。

これも、一所懸命頑張る選手たちが居るからこそで、感謝の気持ちでいっぱいです。

今日も、それぞれのチーム、選手のカラーを発揮した良い対戦を観させて戴きました。

3チームの選手のみなさん 良い対戦を観させて戴きありがとう。

はるかなる甲子園~もう一つの高校野球物語~ まえがき

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はるかなる甲子園~もう一つの高校野球物語~を読み終えて・・・まえがき


一気に読んだ。

その時が蘇り、言葉に吸い込まれ久しぶりに集中して無になり没頭できた時間だった。


2016年 日本一に輝いた北海道日本ハムファイターズ 栗山監督さんが、

高校野球熱闘甲子園ナビゲーターとしてご活躍されておられた2010年に発刊された著者。

栗山監督さんの著書は数々あり、読んでみたいと思うものはたくさんある中で、

「2010年」「甲子園」というキーワードにこの一冊を選びました。


自分の中にもこの春や夏、高校球児の姿が深く残っている。

この瞬間があったから、更に高校野球というものの魅力を感じることとなった2010年。

高校野球の記憶、高校野球の素晴らしさが更に奥深いものとなり心に残る一冊に出会えたこと、

この本を書いて下さった栗山監督さんに感謝の気持ちいっぱいです。


第1部では、自分自身も記憶に深い2010年夏の甲子園出場校の監督さんと選手の物語が綴られている。

2010年と言えば、島袋投手を擁し我如古主将率いる沖縄興南高校が

春夏連覇を成し遂げたことは記憶に深く残る甲子園であった。

その興南高校野球部 我喜屋監督さんの言葉は、高校野球や球児だけに留まらず、

それを越え人生に於いて大切なことを教えて戴くことができる。

以前、我喜屋監督さんの著書 ~逆境を生き抜く力~ 沖縄興南高校 我喜屋 優 監督 を読んだことがあり、

その中でも考え深い我喜屋監督さんの言葉に、子育てをする上でヒントとをたくさんもらい

思春期に居た息子たちと前から向き合うことができた。

この著書の中の我喜屋監督さんの言葉にも、私自身がまた勉強になる言葉がたくさん詰まっていて、

選手たちも、今の自分を見つめ直すきっかけとなるだろうと思う言葉が綴られている。


まえがきに、

甲子園とは、選手たちへ与える見えない力がある。

甲子園だけではなく野球をする中で起こる一つひとつを、

偶然と捉えるのか、意味を持つこととして受け止め活かすのか‥‥

正に人生と同じことだろう‥‥とある。

人生に於いても同じことが言えるということだ。

そしてその瞬間がくるまでに、どれだけ最高の準備ができるか。

高校球児にとっての甲子園とは、これからの人生においてメッセージを送ってくれているものという言葉がある。


この言葉からも、高校野球は人間形成の場、人生教育のひとつだということが読み取れる。

野球を通して指導という形で、選手たちに日々グラウンドの中で

メッセージを贈り続けられておられる監督さん方の想いを知ることができ、

高校球児のみなさんには、自分もこんな気持ちで野球に向かってみようと

きっと明日からの野球へ向かう気持ちが今以上に向上するだろうと思う一冊なので

機会があればぜひ読んで欲しいなぁと思います。


この著者に登場される監督さんの野球や生活指導の中に、

「準備」

ということが共通して出てくる。

そう言えば先週末、試合後に報徳学園の指導者の方が、

最高の準備という言葉を用いて選手たちにご指導をされていた姿が重なった。

どれだけ最高の準備をして、その時に挑めるか・・・

その時が成功しても失敗したとしても、そこまでどれだけ最高の準備を自分自身ができたか。

高校野球は人生教育と置き換えると、最も大切な部分ではないかと思う。


高校野球は人間教育の場と言われるが、選手にとってもうひとつの家庭があり、

野球を通して監督さん=もうひとりのお父さん、選手たち=息子たち

勝ち負け以上の大切なものを得ることができる、正に家庭教育の中に居るように思う。

高校野球という家庭の中で、私たちには見えない親子の信頼関係があるからこそ、

子供たちはあんなに真っ直ぐに進んでいけるのだろう。

高校野球とは、社会に旅立つ最高の準備ができる、する場所である。

その準備をする場で、多感な年頃の大勢の選手たちと向き合い、

日々、大切なことを伝え続けられている高校野球の監督さんは本当凄い。

野球、子供を心から愛しているからこそできる、興南の春夏連覇に添えられた「偉業」という言葉が似合う。

そして、選手も監督さんも、辛いことがあっても、挫けそうになっても前へ進めるのは、

やはり、高校野球にはその先にある「甲子園」という大きな目標があるからだろう。

改めて甲子園というものが偉大な力を生み出してくれる場所だということを感じる。

その場所を目指す父と息子たち、その場所に辿り着いた父と息子たちの深い絆と愛情、想いを感じる言葉が詰まっていた。


甲子園・・・勝ち負け・・・成功に挫折・・・と、野球の中にたくさんのキーワードがあるが、

今、高校野球の中に居る選手たち、野球道を歩まれた選手の方々、そして監督さん

全てに共通するのは‥‥

やはり 「野球が大好き」だということに尽きると、この著書を読み終えて思った一言です。


第一部 熱闘甲子園2010

其の一 興南高校 我喜屋優監督が目指す「選手の育て方」

其の二 興南高校 春夏連覇 間一髪の野球と周到な準備

其の三 2010年決勝 投げ合った二人のエース

其の四 元プロ選手 阿井英二郎監督が追いかける夢

其の五 同級生 早実 和泉実監督 野球脳を鍛える

其の六 本当に大切なものを求めて 山形中央高校 心の野球

其の七 名将去る 福井商 北野尚文監督最後の夏


第二部 それぞれの夏

其の一 怪物伝説 作新学院 江川卓

其の二 悲鳴を上げていた右肘 沖縄水産 大野倫

其の三 甲子園で学んだこと 浜田高校 和田毅

其の四 津軽海峡を越えた大旗 駒大苫小牧

其の五 遥かなる聖地甲子園 日本文理 伊藤直輝vs中京大中京 堂林翔太

其の六 背負えなかったエースナンバー 横浜 松井光介

其の七 栄光と挫折の狭間で 平安高校 川口知哉

其の八 アルプスで誓ったエースの誇り PL学園 前田健太

其の九 「お待たせいたしました」 ウグイス嬢 石塚くみ子

あとがきにかえて 


その時その場所に自分も居たあの日もあり、読み進めるにつれ懐かしいと思う気持ちと、

その裏にも知り得なかった深いものがあったことを6年が過ぎ知ることができた。

監督さん方の深い言葉や、選手たちの想いに感動しながら一気に読み進める中で、

文章が涙で見えなくなる場面も幾度とあった。

一気に読みすぎて、もう一度ゆっくりひとつづつ読み返し、残していきたいなと思う。

はるかなる甲子園~もう一つの高校野球物語~ 第一部 熱闘甲子園 其の1・2・3より

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はるかなる甲子園 第一部 熱闘甲子園2010 其の1. 2 . 3より

其の一 興南高校 我喜屋優監督が目指す「選手の育て方」
其の二 興南高校 春夏連覇 間一髪の野球と周到な準備
其の三 2010年決勝 投げ合った二人のエース

高校野球 沖縄の歴史は奥深い・・・。

1958年夏の甲子園

以前読んだ、首里高校が初めて甲子園へ立った時の切ない時代を書いた

甲子園の鼓動 ~ 球児たちの涙に染みた土 ~のこともこの著書の中で触れられているが、

長い長い時を越えて、2010年 第92回大会 沖縄に深紅の大優勝旗が初めて渡った夏が書かれている。

春夏連覇を果たした沖縄興南高校の選手たちは、あの夏どんな想いで沖縄へと帰ったのだろう・・・。

1968年 第50回大会へ出場をした時の主将 我喜屋勝選手が42年の時を越えて

興南の監督として甲子園へ立ち、大優勝旗を掲げる教え子をどんな想いを重ねて見つめていたのだろう・・・。


我喜屋監督さんの野球道は意外なところからスタートをしている。

小さな頃から野球少年だったのかと思っていたが、中学では陸上部で名を馳せた選手で

その活躍があり興南高校へ入学したという経歴にまず驚く。

入学後、1人で棒を持って走っているよりも、大きな目標に向かった方がいいかな・・・という発想で野球を始められたという。

その時の逆転の発想がなければ、あの瞬間、教え子たちが大優勝旗を手にする姿を甲子園で監督として

見ることはなかったんだと思うと、感慨深いものがある。

興南を卒業後、静岡の大昭和製紙、北海道の大昭和製紙白老での野球道を経て、

2007年 興南の監督さんとして母校へ戻られた。

監督就任から僅か3ヶ月で24年ぶりに甲子園へと導かれた裏には、北海道でのご経験も大きく

逆転の発想、逆境からの気付き、創意工夫が大きく影響していることが分かる。

その我喜屋監督さんが持たれておられる逆転の発想、逆境を味方に・・・という考えの根っこが、

あの大偉業を達成した興南の基盤となっていることが読み取れた。


我喜屋監督さんの信念にある「小言が大事を成す」

小さいところに気付く子は大きな仕事ができる・・・ということ。

普段は目立つ選手でも、小さいことに気付かない選手は大きなところで、大きな試合で必ず大きな失敗をする。

逆を言うと、小さなことに気付く選手は大きなところで、大きな試合で成功する・・・ということだろう。

ご就任になられてカルチャーショックを受けたという選手たちの生活態度。

椅子は片手で引かない、お皿の片付けには間に指を入れて運ぶといった

日常生活をする上で、チーム内にはたくさんの約束事があるそうだ。

例えばお皿の間に指を入れて運ぶという約束には、

全員がきれいに食べるということや、運ぶ時の音も軽減される。

お皿をきれいにすることで、洗う水の節約にも繋がる。

こういう細かい約束事の中には意味があり、その意味を理解し行うことで次々と「気付き」が生まれ、

野球をする上でも大切な、気配り、心配り、思いやりの心が育つ。


野球より前に人として身につけなければいけないことから一つひとつ選手たちの生活から整えて行かれる中で、

その一つに、自分たちを応援してもらえるような環境作りを作るためにも、

出来ることから始めようと行われたゴミ拾い、朝の散歩の後の「気付き」を言葉にする1分間スピーチ。

今も受け継がれて興南の選手たちは行っている。

ゴミ拾いができるようになればバントもできるようになってくると我喜屋監督さんは言われる。

その根拠は・・・バントが出来れば、人の有り難さが分かるようになり、

自分が出来ることで、後の人が楽になる・・・

自分がバントを決めることで、後ろのバッターはホームに近づける。

こういう気持ち、考えで多くの高校球児たちは「バント」をしているだろうか・・・。

1分間スピーチにも意味があり、日々の中での「気付き」が野球へ繋がる「気付き」となっていく。


基本というのは次を支えてくれるのが基本で、基本の在り方、精神力の使い方だと、

我喜屋監督さんの教えは野球にも繋がっているが、その先の選手たちの未来で

人として・・・を大事に想い、様々な事へ意識を持ち行動出来るようにと願う気持ちが込められているのだと思う。

なかなか家庭教育の中でも伝えきれない大切なことを、

我喜屋監督さんから教わることができている選手たちは、幸せな時を過ごせていますよね。


そういう教えが今も受け継がれて選手たちが行うことで、興南の選手たちを多くの人たちが応援してくれるようになったという。

ゴミ拾いをしたからといって野球が強くなるものではないのだろうけど、

その意味を理解し行うことで、感謝の気持ちが芽生えたり、人とのコミュニケーションを図れるようになったり、

人の心を惹きつけ応援してもらえるようになることで、選手たちのやる気、頑張りへと繋がり

それが野球へ繋がることでチームは強くなっていく。

誰かが自分たちを応援してくれているということは、選手たちの大きな力へと変わるのだろう。

興南の選手たちは、それを自分たちの手で行い得て行き、あの優勝旗を手にできたのだろうと感じる。

2010年の夏、我喜屋監督さんの教えが繋がった瞬間、

選手たちの姿が逞しく見えただろうし、本当嬉しかったことだろうと思う。

されどゴミ拾い・・・。

誰かのために何かをしてみようという気持ちが選手たちの心を強くし、

気付くことで考えや視野広がり心を豊かにする。

小さな気付きが大きな心を育てる・・・素晴らしい教えだ。

2007年の主将 宮里主将は言う。

ちょうど監督が就任されたのが僕の2年生の時、確かにだらしない部分があり、

野球のことより、まず生活をきちんとしなければ何も始まらないということで、

そういった部分から意識を徹底的に変えて行った。

散歩の後の1分間スピーチも、とにかく朝のニュースや新聞などからも話すテーマを見つけ、

社会で何が起こっているのか、それまで新聞なども目を通すことはあまりなく理解もしていなかった。

スピーチがきっかけで新聞にも目を通すようになり、野球ももちろん大切ですが、

様々な面に意識をもって学んでいくことの大切さを凄く感じた。

そういう習慣が今とても自分にとって大きなものになっている。

自分に対する生き方の指針みたいなものがはっきりあるように思う。

そういったものを与えてもらったことに感謝していると。


野球より前に人として・・・ゴミ拾いもスピーチも、椅子の運び方も、

そこからの気付き、意識の持ち方が野球へと繋がり、

そして社会へと旅立った時の根っこへとなり繋がっている。

我喜屋監督さんの教えは、子供たちが社会へ立った時に人として・・・を大事にできる人になってもらいたいと、

そこを1番大切に目標とされご指導されておられるのだと感じる。

読みながら、自分は息子たちをこういう導き方ができただろうか?と振り返りながら、

子育ても終わりに近付きつつある私であるが、もうすぐ社会へと旅立つ息子たちが

このように想う生き方ができるように、あと少しの子育ての中で、

このような導き方をしながら大切なことを伝えていこうと思う。


我喜屋監督さんの目指す選手の育て方・・・育ち方は、

その後の興南の野球で大きく花を咲かせ2010年 春夏連覇へと繋がって行く。

其の二 興南高校 春夏連覇 間一髪の野球と周到な準備では、

あの夏の中に居る興南の選手たちが、「相手の気持ちで常に考え人のために尽くす」という

監督さんの教えを野球に変えて行く様があり、気付きから生まれるプレイに興味深いものがあった。


其の三 2010年決勝 投げ合った二人のエースでは、

優勝投手 島袋投手の創意工夫から得た強さを知ることとができる。

また、2010年選抜甲子園決勝で投げ合った東海大相模のエース 一二三投手の苦悩の日々と門馬監督さん、

また、東海大相模と準決勝で対戦し投げ合った成田高校のエース中川投手と尾島監督さん

選手と監督さんとの絆と想い・・・

誰もが辿り着ける場所ではない甲子園へ立つ選手たちは、一様に華やかに見えるが、

様々なものを乗り越えてこそのあの場所だったことを知り、胸が熱くなった。


2010年 夏

多くの3年生の球児たちが高校野球から引退となるが、この夏のドラマはみんなで作り出したもの。

そのがんばりに自信を持って、誇りを持って次の一歩を踏み出して欲しい。

みんなの思いは私も含め、多くの人の心を捕らえたのだから・・・と締め括られている。

そこには、日々選手たちと向き合っておられる監督さんという大きな存在がある。

監督=父と、選手=息子たちが創り出す野球から、感動を与えてもらっていることに感謝の気持ちが溢れた。

2016 夏ふたたび 第98回全国高校野球選手権兵庫大会 開幕戦 尼崎小田vs県立大附属

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県立大附属スタンドより。
マネージャーさんかな・・・一所懸命応援する姿が素敵でした

2016年7月9日 雨の中の開会式で開幕した兵庫大会
2016年 夏!甲子園☆彡 第98回全国高校野球選手権兵庫大会 雨の開幕

開幕戦 尼崎小田と県立大附属との対戦は、日差しも戻り暖かい雰囲気の中、
兵庫球児たちの熱い夏の始まりを今年も球場で応援することができました。
グラウンドコンディションを整えるため予定より試合開始が1時間遅れましたが、
雨の影響もなく暑い陽に照らされる中、素晴らしい開幕試合となりました。

開幕試合に先立ち、兵庫県高校総体 女子ソフトボールで3連覇を成し遂げた
須磨ノ浦高校 藤本主将による始球式が行われました。
笑顔がとても似合う藤本選手ナイスボールでした。






第98回 全国高校野球選手権兵庫大会 開幕戦 尼崎小田vs県立大附属

先攻は尼崎小田 先発は4番を打つ小羽投手

後攻 県立大附属 先発は背番号(2)野村投手

スターティングメンバーです。




1回表 尼崎小田の攻撃
1番坂本選手 フルカウント センターヒットから始まった98回目 兵庫の夏。
甲子園への一歩。









2番松元選手が初球を送り1死2塁







先制のチャンスを掴みますが野村投手が踏ん張ります。
後続二者を捕り県立大附属の攻撃へと移ります。
3番徳永選手

4番小羽投手




1回裏 県立大附属の攻撃
1番段選手が初球を狙いライトフライ

2番村上捕手のセーフティーバント 足が勝り内野安打に。





3番野村投手の打席の初球、ストライクボールの捕球が溢れる間に村上選手は二進





野村投手は四球を選び、1死1、2塁のチャンスに
4番重田選手がフルカウントの末レフトヒット!





4番重田選手







1死満塁と大チャンスを掴んで、打席には5番三原選手
三原選手は三振と終わるのですが、フルスイングで挑む姿がとても印象に残る選手です。



2死満塁と替り、6番柴田選手の初球、ショートへ飛びセカンドフォースアウト
熱い攻防が見られた両チームの初回の攻撃でした。


2回表 尼崎小田は再び先制のチャンスを掴みます。
先頭5番大西選手が死球で出塁すると、6番玉木選手の打席、牽制がボーク判定となり無死2塁





玉木選手はファースト前へ犠打、1塁へは送球せず2→3塁間に大西選手を挟みます。





3塁への送球が逸れた間に大西選手が先制のホームを踏み1-0





玉木選手もその間に3塁へ到達 無死3塁とチャンスが続きます。



7番三宅選手、8番廣田捕手 二者連続四球で無死満塁





9番石橋選手へ2つ目の三振を奪い、先頭打者ヒットを放った1番坂本選手へ打席が回ります。



坂本選手好調です。2安打目はライトへタイムリーとなり1得点 2-0





1死満塁と続きましたが二者を捕り、尼崎小田が2得点を先制した2回表の攻撃でした。






2回裏 県立大附属の攻撃では、2死から9番本井選手が四球で出塁
7番高橋選手

玉木選手 ナイスサード!



8番山本選手

9番本井選手





1番段選手が初球をセンター前ヒット!



段選手は1番打者として、とても積極的な攻撃をする選手の印象です。
第1打席も初球から積極的に振っていましたが、2打席目も、
そして見返すと4打席全打席で初球を狙い、自分が何としても塁に出よう!という気持ちが
凄く伝わってくる段選手の打席でした。
段選手のヒットで2死1、2塁と県立大附属も反撃のチャンスを掴みましたが
2番村上捕手の初球、1回と同じようにショートへ飛びセカンドフォースアウト



2番村上捕手

両チーム、動きが激しい序盤でしたが、ここから8回までスコアーボードに「0」が刻まれていきます。

尼崎小田 3、4、5、6 回の攻撃は、野村投手が4イニン全て3人で抑える好投が続きました。



セカンド本井選手







ショート三原選手

サード山本選手


県立大附属は3回裏 3番野村投手が四球で出塁するも1→2塁間に挟み無得点。



県立大附属スタンドより
スタンドには選手は居らず、OBの方でしょうか・・・選手たちに大きな声援で力を与えていました。

4回裏 1死から7番今中選手のセンターへのヒット!
8番山本選手のセカンドゴロを6→3のWプレイの堅守






5回裏 先頭9番本井選手のファーストフライがグラブ後ろ手になりヒットを記録
そして1番段選手が初球を1塁線ライン際ギリギリへ絶妙に転がし内野安打に!
無死1、2塁 反撃のチャンスがやってきます。



2番村上捕手の初球はサード前へ、進塁打となり1死2、3塁


 
打席は入る前に4番重田選手が声をかけます。
こんな時は、どんなこと話しているのでしょうね。

3番野村投手の強い当たり打球はサード正面ライナー。



サード玉木選手がベースを踏みWプレイ!
いい当たりだったんだけど~これは仕方ないね><;
サード玉木選手よく反応して捕ったと思います。
大きな山場でした。
惜しくも得点には至りませんでしたが、みんなが積極的に攻める姿が素晴らしかった5回裏の攻撃でした。
県立大附属の攻撃は、この後6、7、8回と小羽投手が打たせて捕り、ランナーを一人も出さず好投。

尼崎小田は、7回 2死から9番廣田捕手が四球で出塁するに留まり、8回表は3人で抑えます。


9回表 尼崎小田の攻撃

先頭は5番大西選手がレフトヒットで出塁





ファースト段選手がマウンドへ

6番玉木選手が初球をきっちり送り1死2塁



伝令は背番号11選手

仲間っていいね!





7番三宅選手の打球はサードへ、ひとつアウトを取り
更にWプレイを狙い3塁への送球が逸れ、その間に大西選手は生還











2回以降ゼロの続いたスコアーボードに貴重な「1」が刻まれました。3-0

3得点を追い県立大附属 最終回の攻撃へと入ります。
3年生にとって最後の夏 何とか「1」を刻んでもらいたいと願いながら見守りました。
先頭は4番重田選手 レフトフライ





5番三原選手 ファーストファウルフライ



2死となり6番には代打秋田選手(10) 
S・・・S・・・そして3球目



フルスイング・・・小羽投手5つ目の三振となり試合は終了しました。
3-0 尼崎小田が一歩甲子園への道を進み初戦を勝利した対戦でした。
秋田選手の打席、尼崎小田が勝利を掴んだ時のビデオです。


9回裏・・・勝負の時。
このビデオを見ると、またあの日の気持ちが蘇り、一人切なくなります。
県立大附属は尼崎小田を上回るヒットも飛びました。
野村投手も4被安打と中盤、力を魅せてくれました。
尼崎小田はノーエラー、堅守光る対戦でした。

毎年、開幕戦を応援に行くことが楽しみです。
毎年、始まる夏に楽しさいっぱい、
しかし兵庫で1番早く夏を終える3年生選手たちを想うと切なさもいっぱい。
今夏の開幕戦でも、夢追いかけ両チームの選手たちの気持ち溢れる
素晴らしい対戦を魅せて戴き感謝の気持ちでいっぱいです。
両チームのスタンドからは、親御さん方や応援者の方々の暖かい応援と、
応援プレイヤーたちの懸命な応援プレイを観させて戴いて、気持ち暖かくなる開幕戦でした。
朝の雨の影響もなく、無事素晴らしい開幕戦が行われたことも本当良かったなと思います。

両チームの選手のみなさん 夏 お疲れさまでした。
3年生選手のみなさん 高校野球お疲れさまでした。
そして、今年も記憶に残る素晴らしい開幕戦を観せていただき、ありがとう。

尼崎小田の夏のあしあと・・・
この後、姫路南との2回戦で尼崎小田球児たちは夏の終わりを迎えました。

1回戦 対 県立大附属3-0
2回戦 対 姫路南 3-4

こうして、あの時に戻り選手たちの夏を蘇らすことは良いのかなぁと思う部分もあるのですが、
もう戻ってこないあの時だから、選手たちの頑張った証がほんの少しでも形に残れば、
いつかこの夏が彼らや親御さん方にとってかけがえのない良き思い出となるんじゃないか・・・
そんな気持ちで記憶を辿り残しました。
今夏は数試合を球場で観戦させていただいたので、
この夏を丁寧に、気持ちを込めてこれから残していきたいなと思います。

2016 夏ふたたび 第98回全国高校野球選手権兵庫大会 1回戦 市立伊丹vs神戸甲北

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2016年7月10日 暑さ増す晴天の明石トーカロ球場
神戸甲北のエースとして最後の夏を迎えた安並 真投手
真くんとの出逢いは小学校6年生の時だった。
あれから6年 あの真くんはどんな成長を遂げているのか・・・
とても楽しみに球場へ向かいました。

第98回 全国高校野球選手権兵庫大会1回戦 市立伊丹vs神戸甲北



両チーム、両先発の立ち上がりを攻め、初回から大きく動いていった熱い対戦でした。

スターティングメンバー

先攻 市立伊丹 先発 穴田投手

後攻 神戸甲北 先発 安並投手






1回表 市立伊丹の攻撃
1番倉橋選手をレフトフライに捕り、そこから2連打



2番柳原選手はライトへ、3番中畠選手はレフトへ1死1、3塁 





先制のチャンスに4番畠中選手を迎えます。
スクイズの構え、初球ファウルとなり1球ボールを見送った3球目
安並投手の前へ転がり柳原選手が本塁を突きますが、
安並投手ナイスフィールディング!ホームへ送球し先制を阻みます。







2死1、2塁と替り5番政宗捕手が死球で2死満塁





少し立ち上がりに苦しんでいる安並投手へ宮脇捕手が笑顔で声を掛けます。



6番西山選手が四球を選び、押し出しで先制 1-0

更に2死満塁と続きましたが、7番今中選手の初球 サードファウルフライで三者が残塁

7番今中選手


神戸甲北の初回
穴田投手の立ち上がり良く三者を打ち捕り、市立伊丹2回表の攻撃へ。














2回表 市立伊丹の攻撃

1死から9番陽山選手のセンターヒット!









2番柳原選手が2安打目セカンドゴロが内野安打に。
柳原選手が盗塁も決め、2死2、3塁 ジワリと攻めます。

宮脇捕手が再びマウンドへ。
仲間の声は力になりますね。



宮脇捕手はいい捕手ですね~
男前すぎる女房役です。

次打者を三振に



流れは市立伊丹が掴んでいるように見えた両チームの立ち上がりでしたが・・・
神戸甲北の反撃・・・始まります。

2回裏 神戸甲北の攻撃
先頭は4番宮脇捕手がライトヒット!



5番安並投手が送り1死2塁

6番田中選手 フルカウントから3球粘った4球目をレフトへ打ち返し1死1、3塁





続く7番大里選手がライトへ同点タイムリー!1-1







1塁ランナー田中選手は一気に3塁まで駆け抜け1死1、3塁を作ります。

大里選手ナイスタイムリーでした!

そして、更に8番東馬場選手の打席 大里選手が二盗を決め1死2、3塁



東馬場選手の打球がサードへ飛ぶ間に田中選手が逆転のホームを踏み2-1







田中選手の粘り、そして積極的な3塁への走塁が生きた2得点でしたね。

3回表 市立伊丹の攻撃は、先頭4番畠中選手が死球で出塁しますが、
神戸甲北の守備の良さが光り、サードゴロをセカンドフォースアウト、
更に宮脇捕手が盗塁を刺しリードを守ります。

3回裏 神戸甲北の攻撃
打順は1番へ戻り工藤選手がレフト前ヒットで出塁
2番小原選手の打席
工藤選手ナイスラン!盗塁を決め無死2塁 

小原選手が送り1死3塁 チャンスを広げます。





その後2死3塁となり4番宮脇捕手 バッティングも好調! 
2本目はライトへタイムリーを放ち3-1
宮脇捕手 攻守に大活躍です。



フルスイングファウル2球にこの表情^^;

3球目をライトタイムリー!





5番安並投手の打席 初球2盗を狙い宮脇捕手は走りますが、政宗捕手が盗塁を阻止!










4回表 市立伊丹の攻撃
先頭7番今中選手のセンターヒットをきっかけに、
8番穴田投手の犠打、9番陽山選手のショートゴロで2死3塁







1番倉橋選手のセンター前タイムリーで1得点を返し2-3












4回裏 市立伊丹は穴田投手より高木投手(11)へと継投

1死後、6番田中選手は四球で出塁すると、7番大里選手の打球は左中間へ!



捕球を手間取る間に田中選手は3塁まで到達します。

またまた田中選手のこの走塁が1得点を生むことに。
8番東馬場選手が初球をライトへ運び2-4 取られた1得点を取り返します。

東馬場選手2打点目 ナイスバッティングです!

更に9番森山選手のセンターへの犠牲フライで1得点 2-5









激しく動いた序盤の攻防で3得点をリードした神戸甲北は
後半、堅守で次々とアウトを重ねていきます。
また、仲間の頑張りに力をもらった安並投手が、ここから素晴らしい投球を魅せ
5回からの5イニングをノーヒットで抑えていきます。

7回 サード小原選手 いい顔して野球する選手ですね~^^




5回表 市立伊丹の攻撃は、先頭3番畠中選手が死球で出塁するも、
宮脇捕手が2つ目、盗塁を刺しカバーします。
2死となり5番政宗捕手のセカンドへの強い打球をセカンド森山選手がナイスキャッチ!
これは抜けていたら流れが変わったかも?しれないと思う一打。
森山選手ナイスプレイでした!

捕った瞬間は撮り逃してしまいましたが、仲間の笑顔にナイスプレイだったことが分かります。


5回裏 神戸甲北は、1死から3番佐々木選手にヒットが生まれ
続く4番宮脇捕手が初球をセンターヒット!死1、2塁としますが
市立伊丹もいい守備が見られサードゴロをWプレイ!

3番佐々木選手










6回裏 市立伊丹は高木投手からエース松本投手へ継投

2死から8番東馬場選手のレフトヒット1本に抑えます。






7回裏 
1番工藤選手が死球で出塁 代走に尾崎選手(16)が入ります。

2番小原選手が送り1死2塁



3番佐々木選手は初球をセンターへ上げ2死2塁
4番宮脇捕手の打席 牽制が逸れ尾崎選手は三進します。



2死3塁と替り フルカウント 松下投手踏ん張りレフトフライに

市立伊丹のみんなにもいい笑顔が見られました。


8回裏
先頭5番安並投手が四球で出塁

6番には代打片山選手(15)

初球を送り1死2塁 片山選手準備万端ナイスバントでした!

そして当たっている7番大里選手へ打席が回ります。
大里選手の打球はライトを大きくオーバーし、2点ランニングホームラン!
素晴らしい一打が飛びました!7-2



















その後2死となり、9番森山選手の打球もセンターをオーバー!
3塁を目指し果敢に走りますが、好返球が返り惜しくもアウト
センター柳原選手にいいプレイが出ましたし、森山選手もよく走りました。
どちらも本当に懸命なプレイ素晴らしい!拍手ですね!





















三塁ランナーコーチ選手と(名前が分からなくてゴメンね><)森山選手の清々しい表情がいいね!
高校野球は、こういうところがいいなぁって思いますね。

市立伊丹は、5回表 先頭3番中畠選手が死球で出塁するに留まり、
その後はランナーを出すことなく安並投手の好投と堅守で進んできました。

最終回 1死から代打福井選手(13)





2死となり8番に代打蔵野選手(6)に想いを託します。
蔵野選手の打席ビデオです。
市立伊丹スタンド最前線には女の子7人の応援団が懸命な応援で選手たちに力を与えていました。
彼女たちの懸命な応援もぜひ合わせて見てあげていただきたいなと思います。


蔵野選手の打球はセカンド今中選手のグラブへと収まり試合は終了。
7-2 神戸甲北が初戦を勝利した対戦でした。
校歌斉唱の後、倉橋主将をはじめ、対戦相手へきちんと礼を尽くしベンチへ戻る姿に
彼らがどんなふうに高校野球で学んできたのか見えてきますね。
真くんが蔵野選手のバットを渡す姿・・・そういう選手でいてくれて本当嬉しい瞬間でした。

市立伊丹スタンドの女子応援団のみなさんがエール交換も最後まで素晴らしく努めました。
堪えきれなかった彼女たちの涙をこうして振り返ると、
ほんと選手たちと一緒に戦ったんだよねって思いますね。
彼女たちにとっても忘れられない素敵な夏になりましたね。
感動しました。
ありがとう。



この後、神戸甲北の夏は2回戦 三田松聖との対戦で終りを迎えました。
2016年 神戸甲北球児のあしあと・・・
1回戦 対 市立伊丹 7-2
2回戦 対 三田松聖 0-4

2回戦は球場で応援することができませんでした。
もう1度、神戸甲北の選手たちの夏、真くんの夏を観たかったなぁと残念ではありましたが、
この対戦で、真くんは本当いい仲間と出逢って、充実した高校野球だったんだろうなと思う
あったかい野球をする神戸甲北の選手たち姿を見届けられて、
私も良い思い出をまたひとついただいて嬉しい夏になりました。

神戸甲北、市立伊丹の選手のみなさん 高校野球 お疲れさまでした。

そして、真くん
いい仲間と出逢えて良かったね。
これからも、苦楽を共にした仲間を大切に前へ進んで行ってもらいたいなぁと思います。
たくさんの思い出を ありがとね^^。

2016 夏ふたたび 第98回全国高校野球選手権兵庫大会 1回戦 尼崎稲園vs須磨翔風

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2016年7月10日 それぞれの想いを込めて尼崎稲園、須磨翔風球児たちの夏のはじまり。

天衣無縫

鍛錬千日 勝負一瞬

1年生から注目する須磨翔風 才木投手 集大成の夏 


20106年 全国高校野球選手権兵庫大会1回戦 尼崎稲園vs須磨翔風


尼崎稲園 先攻 先発永野投手(18)

須磨翔風 後攻 先発才木投手

スターティングメンバーです。

尼崎稲園スタンド

尼崎稲園の前半5回を才木投手が投げ、3回表 8番白石選手のライト前ヒット1本
被安打1、5奪三振 無死四球 無得点 全ての回を三者で抑える
さすが!のピッチングを魅せてくれました。

1回表
1番青山投手(1)ファーストを守ります。

2番中野選手

3番永野投手

2回表





4番佐々間選手

5番田中選手

6番福本選手

3回表
7番小山選手

8番白石捕手 ライトヒット!











9番青木選手





サードゴロからWプレイ!








先制をしたのは須磨翔風1回裏
先頭 杉本選手のレフトヒットをチャンスメイクに、2番竹並選手の犠打





2番竹並選手

3番中野選手のレフトへの2ベースヒット、4番四宮選手への死球で1死満塁





4番四宮選手



5番才木投手のサードゴロにEランプが灯り1得点を先制









更に1死満塁と続き、6番坂本捕手のファーストゴロには、尼崎稲園ファースト青山選手が本塁へ送球

2死満塁と替りセカンドゴロ 満塁のピンチが続きましたが1得点に凌ぎます。


2回裏には、1死から9番甲斐選手の死球 盗塁を成功させ1死2塁
8番小林選手

9番甲斐選手



1番杉本選手は四球でランナーを溜め、バッテリーミスが重なってしまい1死2、3塁

しかし2番竹並選手のレフトフライに3塁走者を走らせず、3番中野選手をファーストゴロ。
この回もピンチを背負いましたが無得点に抑えます。












3回裏
先頭は4番四宮選手が死球で出塁すると、5番才木投手2安打目
サードゴロに才木投手の足が勝り内野安打、無死1、2塁を作り出します。
6番坂本選手が送り1死2、3塁とランナーを進めたところで
7番内田選手のスクイズが決まり2得点目を挙げます。2-0












4回裏はビックイニング
先頭9番甲斐選手が四球で出塁
1番杉本選手が初球をサード前へナイスバント!これが内野安打に
更に、2番竹並選手も初球を送り、これも内野安打に。
2者連続でバント安打となり無死満塁の大チャンスを掴みます。



そして、3番中野選手の打席
レフトオーバーの走者一掃3点タイムリー3ベースヒットで大きな3得点を挙げ5-0









続く4番四宮選手はファーストフライに倒れるも、5番才木投手ライトへの犠牲フライで6-0
この回、大きな4得点を挙げるビックイニングとなりました。


















5回裏
2死から9番甲斐選手のセンター前ヒットと盗塁、バッテリーミスも重なり2死3塁



1番杉本選手が四球を選び2死1、3塁



杉本選手はここまで4打数2安打2四球で全打席出塁。素晴らしい!
初回から毎回ランナーを背負いながらも頑張る永野投手へ
ショート青木選手が本当よく声を掛ける姿が印象に残ります。

仲間の声に永野投手踏ん張り、このピンチはセンターフライに捕り無得点に抑えました。



須磨翔風が攻守ともに流れを掴んで6安打6得点と大きなリードをした前半戦。
尼崎稲園の巻き返しを願う後半戦へと入っていきます。

6回表 尼崎稲園の攻撃
須磨翔風は才木投手をレフトへ置き、ファーストを守っていた中野投手へと継投します。

先頭は7番小山選手が替りばな初球を狙いセンターヒット!



8番白石選手が初球犠打を決めフォースアウト

その後、2死1塁とし、1番青山投手がフルカウントの末ライトヒット!







更に2番中野選手への死球で2死満塁 反撃の大チャンスです。





3番永野投手への初球がWPとなり1得点を奪います。

この流れで得点を重ねていきたい尼崎稲園でしたが、7、8回と中野投手が力投を魅せ
両イニングを三者凡退に。

8回表 8番代打勝部選手





9番 6回よりショートを守る原田選手の初打席



8回裏 須磨翔風は3人で攻撃を終えます。 9番代打北村選手


5得点を追う9回裏 
ここで須磨翔風は3人目、永井投手(10)へと継投します。

打順は1番青山投手から。 ライトフライ 1死
2番中野選手(代走に小松選手)、3番永野投手(代走 和歌山選手)
二者連続四球 1死1、2塁

代走 小松選手







代走 和歌山選手



4番佐々間選手を初球ライトフライに捕り2死1、2塁





5番田中選手との勝負・・・フルカウント

田中選手の打球はレフトへ大きく飛び待望の2得点目が入ります。
田中選手の打席ビデオです。


2死1、2塁となり、6回よりセンターを守る児玉選手の打席ビデオです。
カウント1ー2からの4球目 WPとなり2死2、3塁とチャンスを広げます。
スタンドからの懸命な応援、みんなの夢繋ぐため児玉選手の粘りに、今見ても胸熱くなります。
2死2、3塁 フルカウント 勝負の一球。
永井投手がひとつ目の三振を奪い、須磨翔風が7安打6得点無失策の堅守
6-2 尼崎稲園の夢は須磨翔風のみんなへと繋がれた対戦でした。




尼崎稲園は最後までよく粘り頑張りました。
スタンドには選手は居なかったように記憶していますが、
吹奏楽の素晴らしい音色に応援者の方々の懸命な応援が印象に残っています。

須磨翔風はよく球場で応援させていただくチームですが、どの年代も魅せる野球を観せてくれます。
スタンドの選手たちも元気いっぱい!
この日も翔風デカメガホンが何度も舞っていました。






この後、須磨翔風の夏は準決勝まで登りつめた報徳学園との2回戦で夢を繋ぐこととなりました。
須磨翔風2016年 夏のあしあと
1回戦 対 尼崎稲園6-2
2回戦 対 報徳学園1-5

エース才木投手の高校野球は終わりを告げましたが、高校野球で叶わなかった甲子園のマウンドに
プロとして立つ才木投手が観られることが楽しみです。
翔風の星、兵庫球児の星となりプロでも活躍されることを願っています。

両チームの選手のみなさん 高校野球 お疲れさまでした。


野球を学ぼう^^/ ~兵庫県高校野球連盟「高校野球のマナーとルール」第71回

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こんばんは。

高校野球はシーズンOFFに入り、選手のみなさんは春に向かって長~い冬練の開始ですね

今年も、春から夏そして新チームになって秋と、楽しませていただいた高校野球のシーズンが終わり

何だか気が抜けてしまったのか・・・?

楽しみもOFFになり、いきなり体調を崩してグッタリな1週間でした

自分の好きなことをしている時は、気持ちも身体も元気で居られる。

楽しみが目の前にあるって凄いことだなぁってつくづく思います。

ようやく少し回復して久しぶりにPCに向かっています。

12月に入りました。

12月と聞くだけで何だか慌ただしい気分になりますね。

暴食・・・より暴酒に気をつけたい12月です

我社には自由に取得できる秋休みというお休みがあり、明日秋休みをいただいたので嬉しい3連休の週末です♪

しかし~せっかくのお休み出掛ける体力もまだ無く・・・

やり残している野球のことへ静かに向かって体調全開回復に努めたいと思います。

球児のみなさんは、寒い冬怪我のないよう頑張って下さいね fight!


今日は今年最後、野球を学ぼう^^/~兵庫県高校野球連盟「高校野球のマナーとルール」をお届けします。

第71回は、捕手の捕球動作とストライクゾーンの定義、ストライクに関してのマナーとルールです。

兵庫県高校野球連盟HPへアップされていましたので、捕手のみなさんは再確認をしてみて下さいね。


マナー編 捕手が捕球直後にミットを動かす

ルール編 「ストライクゾーン」(野球規則 定義74)と「ストライク」

2016 夏ふたたび 第98回全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 六甲アイランドvs長田

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2016年7月15日 夏再び甲子園へ・・・長田球児 夏のはじまり。

六甲アイランドは、1回戦 対 佐用戦を10-0(5回コールド)で圧勝し2回戦へ。

1得点を争うエース同士の投手戦となり、刻まれる「0」の中にも見応えいっぱいな思い出深い夏の一戦。






第98回 全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 六甲アイランドvs長田


先攻は六甲アイランド 先発 薗投手

後攻 長田 先発 園田投手

長田 園田投手は初回から大好投で、四死球でのランナーは出すものの、
8回まで1安打9奪三振無失点、六甲アイランドのスコアボードには「0」が刻まれていきます。

1回表 六甲アイランドの攻撃
1番岸本選手をショートゴロ

2番来田選をピッチャーゴロ



3番薗投手 ひとつ目の三振に取り三者で抑えます。


2回表

4番坂本選手 初球をレフトフライ



5番長友選手 

6番飯田選手 二者連続三振で三者凡退に。




3回表

7番坂本捕手 セカンドゴロ



8番武田選手 ショートゴロ





9番足立選手 ライトフライ 打たせて取り三者凡退に。




4回表
1番岸本選手を三振に、2番来田選手をファーストゴロ、3番薗投手をサードゴロ
4回まで全てのイニングを三者で抑え、5回表の攻撃

先頭4番坂本選手が四球を選び初めてランナーが出塁

5番長友選手の犠打、6番飯田選手をショートゴロに捕り2死2塁







7番坂本捕手の打席、PBで2死3塁とランナーを進め先制のチャンスです!









しかし、園田投手はここが凄い!
気持ちのこもった5つ目の三振は見応えがありました。


6回表 セカンドゴロ、二者連続三振に。
好投を続けていた園田投手が四死球3つを重ね大きな山場を迎えた7回表 

先頭は2番来田選手が四球で出塁し、3番薗投手の打席
来田選手の盗塁、薗投手の犠打で1死3塁

更に4番坂本選手が死球で1死1、3塁とチャンスを広げます。
坂本選手の打席ビデオです。

5番長友選手を三振に取り2死2、3塁
長友選手の打席ビデオです。

6番飯田選手が四球を選び2死満塁
大好きな応援に乗せて飯田選手の打席ビデオです。
この応援はスタンドに一体感があって大好きな応援です♪

再び大チャンス到来!7番坂本捕手選手を迎え園田投手との勝負
初球をセンターフライに捕り大きなピンチを凌ぎ園田投手に珍しくガッツポーズが見られました。
坂本選手の打席です。


8回表 2死から1番岸本選手がチーム初ヒットとなる内野安打で出塁

2番来田選手のセーフティバントを抑え9回の攻撃へ。


一方、長田の攻撃は6回まで6安打を打ちますが、あと一歩ホームが遠くどちらも譲らない展開に。
7回表 六甲アイランドの2死満塁を守り、裏の長田の攻撃に試合は動いていきます。

1回裏 長田の攻撃
1番遠藤選手 初球をサード前へセーフティーバント 内野安打に。

2番富田選手 サード前に犠打

3番三宅選手 初球をセンターヒット!1死1、3塁







4番吉田選手 セカンドフライ

5番園田投手 ショートゴロで先制を阻みます。




2回裏
6番赤木選手 四球で出塁  気合いっぱいです^^!

7番吉川捕手 初球をサード前へナイスバント!



8番川村選手 薗投手ひとつ目の三振





9番橋本選手 四球でランナーを溜め2死1、2塁



1番遠藤選手 仲間の声に薗投手の踏ん張り!
初球をライトフライに捕り二者残塁と、この回も守ります。








3回裏

2番富田選手をセカンドゴロ、3番三宅選手をショートゴロに。
4番吉田選手 フルカウントからセンターヒットで出塁しますが、5番園田投手をサードゴロに。
4回裏の攻撃は1死から7番吉川捕手のセンターヒット1本
薗投手も力投続きます。


5回裏
1番遠藤選手をレフトフライ、2番富田選手をセンターフライに捕り2死
3番三宅選手 2安打目ライトヒット!

4番吉田選手 ライトヒット!2連打で2死1、2塁のチャンスを作ります。

5番園田選手の打席 
リードの大きかったセカンドランナー三宅選手への牽制が乱れ2死1、3塁とチャンスを広げます。
園田投手と薗投手との対決!勝負の一球に見応えある打席です。

薗投手ナイスピッチ!園田投手の悔しそうな表情が印象に残ります。

6回裏
2死から8番小池選手のセカンドへの打球はグラブを弾きEで出塁



9番代打藤原選手(5)の初球 ライトフライに。
藤原選手の残念な写真・・・ボケボケ><;

6回までの攻防、薗投手が要所々踏ん張り9残塁
互いに譲らず、どちらが先手を取るか注目の後半戦へと入っていきます。

7回裏 長田の攻撃はビデオを残しました。
1死から2番富田選手、3番三宅選手の連続ヒットで1死1、3塁
4番吉田選手の打席 
三宅選手が盗塁を決め1死2、3塁とすると、吉田選手のレフトへの犠牲フライで
長田が待望の先制点を挙げます。
吉田選手 先制犠牲フライの打席ビデオです。


更に5番園田投手のレフトヒットで2死1、3塁とし勢いに乗りたいところ。

続いて大ファンの6番赤木選手 
園田投手の盗塁で2死2、3塁
薗投手の踏ん張りところ・・・赤木選手が四球を選び2死満塁


7番吉川捕手との勝負

リードの大きかったセカンドランナー園田投手への牽制に、
3塁ランナーも飛び出しホームタッチアウト三者残塁
大きなピンチを1得点で凌いだ六甲アイランド、巻き返しが楽しみな終盤戦へと続きます。

8回裏 長田の攻撃をワンヒットで抑え1-0 
長田が1得点をリードし、迎えた六甲アイランド9回表の攻撃へ。

先頭には3番代打三重野選手(10)が送られライトヒット!



先頭代打選手の活躍に流れは六甲アイランドへ向いて行きます。
三重野選手への代走に下雅意選手(8)が入ります。

4番坂本選手の打席
ボークで下雅意選手が二進、坂本選手が送り1死3塁と進めたところで
5番長友選手 レフトオーバー3ベースヒットで夢繋ぎ1-1 同点に!































更に6番飯田選手が初球死球で1死1、3塁
逆転なるか!緊張の場面 園田投手の踏ん張りところです。





7番坂本捕手の打球はレフトへ飛び、長友選手は逆転のホームを目指し走ります。

しかし、途中よりレフトを守る小池選手のストライク返球が返り、大きな1得点を守ります。











思い返せば・・・この小池選手の好プレイが勝敗を分けた大きなひとつの場面だったなぁと思います。



気持ちいっぱい感じる一枚です。

長田はサヨナラ勝利に懸けて9回裏の攻撃へ。
六甲アイランドは薗投手から森田投手(11)へと継投
この回も手に汗握る展開となっていきます。

打順は先頭1番遠藤選手から。
遠藤選手をセカンドゴロに。

2番富田選手がセンターへ2ベースヒットでチャンスメイク!









3番三宅選手 四球を選び1死1、2塁





4番吉田選手はフルカウントの末レフトフライ 2死1、2塁

5番園田投手も四球を選び2死満塁サヨナラのチャンス!


球場中が一番の緊張に包まれる中、打席には6番赤木選手が入ります。
惜しくもセカンドフライ 両チーム譲らず延長戦へと入ります。














10回表 六甲アイランドの攻撃



8番武田選手をピッチャーゴロ
9番足立選手をショートゴロ
1番岸本選手を10個目の三振に。

そして決着の瞬間
10回裏 長田の攻撃
7番吉川捕手、8番小池選手 二者を三振に。

2死となり9番藤原選手がライトヒット!

1番遠藤選手も続きレフトヒット! 1死1、3塁

打席には2番富田選手
フルスイングで向かい富田選手の打球はセンターへ!
富田選手は2年生、 先輩と一日も長く!夢繋いだ素晴らしいサヨナラ打でした。
富田選手 サヨナラ打の打席ビデオです。


両チーム本当によく頑張り、2-1 長田がサヨナラで勝利を掴み
六甲アイランドの夢も乗せて3回戦へと進出した対戦でした。

素晴らしい対戦でした。
こうして振り返ると、あの日のあの球場の熱い空気をまた感じることができました。
六甲アイランド、長田の選手のみなさん
ありがとう☆彡
三年生選手のみなさん 高校野球お疲れさまでした。

この後、長田は3回戦 対 宝塚東に7-0(7回コールド)で勝利した後、
4回戦 この夏 兵庫の代表として甲子園へと立った市立尼崎との対戦で夏を終えました。
新チームになり昨秋季大会から春の甲子園と、数々の頑張りを魅せてくれた長田の選手たちに
ありがとうの夏の一戦でした。

2016年 夏 長田球児たちのあしあと
2回戦 対 六甲アイランド 2-1
3回戦 対 宝塚東 7-0(7回コールド)
4回戦 対 市立尼崎 3-7

2016年 夏 六甲アイランド球児たちのあしあと
1回戦 対 佐用 10-0(5回コールド)
2回戦 対 長田 1-2 

2016 夏ふたたび 第98回全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 甲南vs村野工業

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2016年7月15日 快晴の明石トーカロ球場

開幕から7日
村野工業は前日の悪天候で予定の試合はスライドし、ようやく迎えた初戦。
甲南は神戸北との1回戦10ー9と大接戦でサヨナラ勝利し、この2回戦へと進んで来た。

1回戦 神戸北と甲南との対戦スコア
神戸北 210 033 000  =9
甲南  004 020 202×=10

夏直前、甲南と村野工業は練習試合で対戦しており、前半の投手戦、後半村野工業が少ないチャンスを生かし3-0で勝利、夏2回戦で対戦することとなった。












この試合はいつもの1塁側で観ようと思っていたのですが、
スターティングメンバーアナウンス時に流れる校歌を撮りたいなと思い、
3塁側甲南スタンド近くへ座らせてもらいました。
先攻3塁側 甲南スタンドから元気いっぱいな校歌、1塁側後攻村野工業の全力校歌斉唱を聞かせてもらった。















いつも観戦する席へ戻ろうと思ったら、村工ベンチ前では円陣が組まれ士気を高める姿、
そして両スタンドからエール交換に見入ってしまい、席を移動するタイミングを逃してしまった。
選手たちがホームを挟み試合開始、前半戦をその場所から見守ることにした。


第98回 全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 甲南vs村野工業






村野工業 先発澤邉投手

1回表 甲南の攻撃



先頭バッター石田選手がレフト前ヒットで出塁



2番中井選手の打席 キャッチャーの捕球が逸れる間に石田選手が進塁を試みるも、
藤原捕手が自らカバーし阻止、ナイスプレイが見られました。



ランナーが無くなり、中井選手が内野安打で出塁。
3番二階堂選手を迎えます。





中井選手が盗塁を決め1死2塁と先制のチャンスを広げたところで
二階堂選手の打球はレフトを大きくオーバーし先制。















更に4番淺野選手がセンターへの連続タイムリーで初回2得点を先取。
1回戦接戦を勝ち抜いただけある自信と勢いを感じた甲南の初回でした。








一方、村野工業の初回

甲南先発は渡邉投手

1番濱中選手 内野ゴロに送球Eで出塁。
2番渡邉選手の打席、2Sと追い込まれた3球目 
濱中選手が盗塁を試みるも松尾捕手の好送球でランナーが無くなります。
2死となり3番小林選手 セカンドへの打球に送球が乱れ出塁。
そして4番 吉村選手への初球 小林選手が前へ攻めるも再び松尾捕手が阻止。
甲南は送球ミスが2つ重なったが、松尾捕手の好プレイ2つに助けられた村野工業の初回でした。


2回表 甲南の攻撃
2死から好守備を魅せている9番松尾捕手のライトヒット
1番石田選手が2安打目ショートへの内野安打で2死1、2塁と追加点のチャンスに
澤邉投手が踏ん張りサードゴロ 追加点を阻みました。


2回裏 村野工業の攻撃
4番吉村選手をセカンドゴロ、5番市村選手をサードゴロに捕り2死



6番冨永選手が四球で出塁するも渡邉投手ひとつ目の三振に取り3回甲南の攻撃へ。


3回表 甲南の攻撃
先頭は先制タイムリーを放った3番二階堂選手と澤邊投手との2打席目の勝負。

初球をセンターフライに捕り1死

4番淺野選手レフトヒット!





そして5番轟選手の打席

思わぬアクシデントが起きた。

打球が澤邉投手に直撃してしまい・・・無念の降板。
打球は左腕投手の左腕へ当たってしまったので本当に心配したが、
その後すぐベンチで澤邉投手の姿が見られたので大事ないことを祈りながら見守った。
澤邉投手に替り、道才投手(5)が救援し1死2塁から試合は再開。
先輩たちの声・・・力になります。



濱中主将のキャプテンシーがカッコいい。











6番岩本選手のセンターヒットで2死1、3塁となるが、
7番中村選手へフルカウントの末に三振



河野監督さんがとびきりの笑顔で道才投手を迎えていた姿がとても印象に残っています。







澤邉投手の負傷が心配の中、嫌な空気を切ったこの三振はチームに元気を与えましたね。
道才投手2年目の夏、またひとつ大きな経験になった一球だったと感じます。
道才投手のこういうところの心の強さは本当に凄い。

その裏、村野工業の攻撃

2死から1番濱中選手がセンターヒットで出塁するもセカンドゴロ
2塁を踏ませない渡邉投手の好投が続きます。


1番濱中選手





2番渡邉選手




4回表 甲南の攻撃
8番渡邉投手のレフト前ヒット、1番石田選手のレフト前ヒットで1死1、2塁











2番中井選手のセンターフライにセカンドランナー戻れずWプレイ!












4回裏 村野工業の攻撃

3番小林選手が初球をライトヒット!



4番吉村選手のセカンドゴロをWプレイに!
両チーム好守備が見られた4回の攻防でした。

4番吉村選手





2死となり5番市村選手

レフトへ大飛球のファウル惜しかった!


5回表 甲南の攻撃
1死から4番淺野選手の四球、5番轟選手のセンターヒットで1死1、2塁
6番岩本選手のショートゴロに4→3 2つ目のWプレイ!

1番石田選手

2番中井選手






5回裏 村野工業の攻撃
1死から7番濱野選手が3塁線を破る2ベースヒットが飛び、初めて2塁へランナーが出塁。
濱野選手の打席、一眼のビデオで綺麗に撮ろうと思ったんですが・・・
カメラが重たすぎてブレブレ><;せっかくのナイスヒットが・・・


この後、渡邉投手の頑張りも凄い!二者を取り惜しくも反撃ならず、
6回裏は二者連続三振、ピッチャーゴロと3人で抑えます。










ここまで既に11安打を放っている甲南の攻撃を、
好守備で1回の2得点に抑えていた前半戦でしたが
6回表 先頭7番中村選手のヒットをきっかけに動き始めます。

中村選手を8番渡邉投手が送り、9番松尾捕手が死球 1死1、2塁







次打者は、ここまで3打数3安打の1番石田選手。
4打席目はレフト前にタイムリーを放ち3-0
中盤貴重な1得点が入ります。
石田選手はこれで4打数4安打1打点 凄いです。





更に2番中井選手がサード前へナイスバント!
1死2、3塁とチャンスを広げますがライトフライ
道才投手踏ん張ります。






7回表 甲南の攻撃は4番淺野選手のセンターヒット1本で切り抜け、
終盤戦村野工業の反撃開始です。


















7回裏 スタンドでは恒例の村工祭りで攻撃開始。


先頭は4番吉村選手がセンター前ヒットでチャンスメイク!
5番市村選手も続きレフト前ヒット!
6番冨永選手が初球をナイスバント!1死2、3塁 最大のチャンスを迎えます。
が・・・ここも渡邉投手が踏ん張り、あと一歩。
今この場面を見返すと、あの時の緊張が蘇ります。

スタンド選手たちの応援プレイも更に元気いっぱいに仲間へ勇気を与えますね。
制服姿の彼らは3年生選手の同級生かな・・・選手たちと一緒に一所懸命応援していました。
惜しくも得点には至らなかったけど、村工らしさがみられた7回の攻撃でした。
8回の攻撃では、この回連続ヒットを打った吉村選手、市村選手が再び活躍を魅せてくれました。

8回表 甲南の攻撃
先頭は7番中村選手が四球で出塁し、8番渡邉投手が送り1死2塁
9番松尾捕手は攻守に活躍し、レフトフェンス直撃のタイムリー3ベースヒット!4-0
終盤、大きな4得点目を挙げ突き放します。








8回裏 村野工業の攻撃



先頭は、9番道才投手に替り肥塚選手(15)がEで出塁









ここからは映像で・・・。
1番濱中選手をセカンドゴロ フォースアウト 
1死1塁と替り2番渡邉選手 
投手強襲ヒットで1死1、2塁とし、3番小林選手をレフトフライに。
2死1、2塁 そして4番吉村選手、5番市村選手が二者連続タイムリーを放ち待望の2得点が入りました。
渡邉投手を前に初回から苦しんで苦しんで、そしてこの2得点
とても嬉しかったです。
市村選手は怪我で離脱していた苦しい時期があったと伺っていたので
この復活の夏、7回のヒット、そしてこのタイムリー本当嬉しかったです。
吉村選手も2年目の夏、先輩の夢に元気を与える2打席連続ヒットでした。
二人のタイムリーで2得点差に追い上げ4-2
2死1、2塁 6番冨永選手の打球はショートへ。
またこの回を見ると涙が出る・・・。


そして最終回・・・

甲南の攻撃
村野工業は道才投手から林田投手(11)へマウンドを託します。

先頭3番二階堂選手をセカンドゴロ
4番淺野選手をサードゴロ
5番轟選手へは渾身の三振に。







林田投手はこの1イニングの夏でしたが、記憶に深く残る最高のピッチングを魅せてくれました。




2得点を追い9回裏 村野工業の攻撃



先頭は7番濱野選手 2安打目 レフト前ヒット!

濱野選手のこのヒット・・・表現し難すぎなのですが、とても嬉しかったです。
濱野選手の代走に小滝選手(14)を置き、8番藤原捕手の打席
英心には悔い無きフルスイングを・・・。
1死1塁となり、9番には代打綱岡選手が入ります。
綱岡選手の登場は本当嬉しかった。
綱岡選手はスタンドの仲間たちの応援プレイが聞こえていただろうか・・・
一世風靡セピアの前略、道の上より
カッコ良かったね。

そして、これも偶然ではなく巡り合せだったのでしょう。
村野工業 濱中組の夏、最後となった打席には主将濱中選手が。
甲南へ夢託した対戦でした。





3年生にとって全てが高校野球の良い思い出となって欲しい。










気が付けば村野工業のみんなの夏は終わりを迎えていて、アッという間の2時間半でした。
できることならもう一度、いつもの席でゆっくりとこの時に戻ってみたいと思うほど・・・。
いつも試合では写真を残すけれど、できるだけ映像を残そうと思ったこの対戦。
それが良かったのか・・・今でもわからないけれど、
夏以来はじめてこの対戦の野球ノートを開き
こうして順を追って写真や映像で辿りあの日に戻ることができました。
精一杯戦う選手たちの姿をもう一度見ることができて良かった。
村野工業のみんなの夏は、壮行会から貴重な時間を共有させていただき、
やはり想いもたくさんあった夏でした。

試合前、3年生のご父兄のみなさんのお気持ちで、
3年生がこの夏のために作ったチームシャツと同じ物を私にも作って下さり頂きました。
背中には3年生選手20名の名前、袖には、わざわざ私の名前の刺繍まで入れて下さり、
みなさんのお気持ちが凄く嬉しすぎました。

最高の友と戦った2016年 夏



試合後、冨永選手のお父さんがそっと寄せて下さったあったかいお気持ち。

藤田選手、片岡選手、綱岡選手のお母さんが記念にと下さったお気持ち。

選手、ご父兄のみなさんからの温かいメッセージ。
 
全てが温かく本当に嬉しい一年でした。
全部を大切な思い出として、ようやく・・・ようやく残すことができました。
忘れられない一年、そしてこの夏をまたいつか・・・
素敵な高校野球の思い出として懐かしく覗いて戴けたら嬉しいです。
濱中組の選手のみなさん、ご父兄のみなさん
本当にありがとうございました。
また、澤邉投手は特に心残りの夏だったと思うけれど、
高校野球で残したもの、気持ちをこの先の大学野球へ向けて欲しいと思います。
頑張って下さい。
3年生選手のみなさんが幸多き未来でありますように。

そして、甲南の選手のみなさん
渡邉投手の力投、15安打の打線 強かったです。
練習試合で見せてもらった走攻守全力な姿は、この試合でも生かされていて素晴らしかったです。
甲南はこの後、3回戦淡路三原との接戦で夏を終えました。

2016年 夏 甲南球児たちのあしあと
1回戦 対 10-9 神戸北
2回戦 対  4-2 村野工業
3回戦 対  6-7 淡路三原  

村野工業、甲南の選手のみなさん
忘れられない2016年夏の一戦を、ありがとう。
そして3年選手のみなさん
高校野球 お疲れさまでした。

クリスマスの球児たち*・゚。:.*

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みなさん 素敵なクリスマスを過ごされましたか

そろそろ今年も練習収めですね。

中にはオフに入ったというチームもあると思いますが、

昨日は、ラストスパートで練習を頑張っている選手たちに会いに

村野工業野球部へお邪魔させていただきました。

今年一年、たくさんの感動と元気をいただいたお礼と、

クリスマスにも彼女とデートは、お預けで頑張る球児たちへ

オバサンタから捕食という名のプチプレゼントを届けに行ってきました



残念ながら二年生選手は資格受験でほとんどの選手と会えなかったのですが、

1年生選手たちを中心に紅白戦実践練習を見学させていただきました。

久しぶりのグラウンド~やっぱり楽しい!

元気な声が響いていました。

来春どんなチームになっているのか・・・春が楽しみ待ち遠しいです。

そして、もうひとつ嬉しいことがありました♪

今夏の兵庫王者である市立尼崎高校 前田主将のお父さんから

甲子園出場記念タオルをプレゼントしていただきました

貴重なものをいただき本当に感謝です。

2016年 夏の思い出がまたひとつ増えました。

大切に保管させていただきたいと思います。

ありがとうございます。


私の2016年 野球収め

とても気持ち充実した最高の時間を過ごさせていただくことができました。

村野工業の選手のみなさん ありがとう。

全国高校女子駅伝 大阪薫英女学院~自主性が生んだ優勝~

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大阪薫英女学院陸上部 安田監督さん


高校野球の歴史101年には少し短い高校男子駅伝の全国大会は67回。

それに比べて高校女子駅伝の歴史は28年と意外に浅い。

高校硬式野球も男子に比べれば女子硬式野球の歴史も男子野球にはほど遠く、

第1回全国高等学校女子硬式野球選手権大会が開催されたのは1997年と

女子高校駅伝よりさらに短い19年ほど、女子スポーツのこれから更なる発展を願うところ。

その高校女子駅伝で28回目の全国大会が昨日行われ、

大阪薫英女学院が2014年以来2年ぶりに2度目の優勝を果たしました。

大阪薫英女学院陸上部選手のみなさん 優勝おめでとう


その記事が今日の神戸新聞に掲載されており、興味深く読み進めること・・・

なんと!大阪薫英女学院陸上部の安田監督さんは

今秋の大阪大会、明治神宮大会を制し二冠を達成した履正社高校野球部 

あのスラッガー安田選手のお父さん。

あんな優秀な選手だから、お父さんの野球DNAを受け継いでいるのだろうな?なんて

勝手に想像していたのでビックリ@@

2007年に大阪薫英女学院陸上部の監督さんに就任される以前は

中学校で23年もの間、陸上部のご指導をされて来られたというご経歴。

選手の自主性を大事にご指導されておられるという安田監督さんの指導方法とはどんなものなのか、

選手たちがそれを身に付け行動できているとことに、とても興味深い内容の記事でした。

どのスポーツに於いても、気付き・・・考える・・・行動する・・・かが如何に大切か、

それが自分自身、そしてチームの強さとなるのだと、

高校野球のご指導者と、選手の向き合い方についてお話しをする中でもキーワードとして出てくる

「自主性」

同じ目標を持って取り組んでいても、50人の選手が居れば50人

それぞれ目標に対して取り組む姿勢、気持ちの強さなど・・・違うのは当たり前。

その当たり前を、どう50人の心を近いもの、ひとつにするか・・・

選手たちの行動、発言などをお聞きすると、

「いまどき世代」は、自主性=自由・・・

自由から生まれる想像もしない突飛な行動をする選手も少なくない。

何でそうなるの~???と頭を抱えられるご指導者も少なくないのではと想像する。

自主性を育てるという、そう簡単なことではない課題の中で、

ご指導者は選手一人ひとりと向き合い想いを持ってご指導されておられる。

親であっても我が子にもそんな全力で向き合うことができているだろうか?

そう思うと頭が下がる想いです。

そんな監督さんの想いに応え、選手自ら勝つためには・・・を考え行動し、

見事、全国優勝を果たした大阪薫英女学院陸上部 安田監督さんの言葉をご紹介したいと思います。


~神戸新聞記事より~

全国高校駅伝女子で2年ぶりの優勝を果たした大阪薫英女学院

強豪らしからぬ少ない練習量と、自主性を重んじる指導法で2年ぶりに栄冠を掴んだ。

「この一年、生徒も私も『何としても』というのがあった」

最高のクリスマスプレゼントになった。

2連覇が懸かった昨年は、大会前に故障者が出て3位に沈んだ。

もともと選手の体調には気を配っていたが、大一番にピークを合わせる難しさを改めて実感した。

「しっかり本音を聞き出さないと、痛みを我慢して続けてしまう」と反省した。

対話を増やし、オーダーにも選手の意見を反映した。

けが明けで本調子でない主将の嵯峨山菜未選手を「本人の思いが強かった」と最長の1区に抜てき。

「指示を待たずに子どもたちが考えて決めた。だからみんな落ち着いて走れた」

アンカーがゴールテープを切っても「もう55歳。いい思いもして、落ち着きも出てきた」と表情は大きく変わらなかった。

しかし、ここ数日は思うように眠れず、午前1時に目が覚めることも。

「知らず知らずに重圧があったみたい」と漏らした。

次男の尚憲さん(17)は高校野球で大阪履正社高の主軸打者だ。

実力は東京 早実高の清宮幸太郎選手と並び称され、今秋の明治神宮大会で優勝した。

これも奮起の材料で「大きな舞台で活躍し、父としては負けられない」と面目を保った。

私生活では「ずっと考えていても仕方ない」とテレビのスポーツ番組を見ることもしない。

趣味は読書。

社会科教員らしく、歴史関係の本がお気に入り。


高校野球の監督さんと、野球に全く素人な私との会話の中で

「勝てるチームとは?」どう思いますか?という話しになった。

私は、そのかなり難しい質問に・・・ん~ん・・・

「信頼関係じゃないかと思います」と一言答えた。

ご指導者と選手との信頼関係を築くことが、指導より何より難しい。

その監督さんは「選手を100%信頼をしている」

だから選手に対して全力で向き合うとも言われた。

その想いを選手の心に届ける・・・これがまた難しい。

届いて欲しいとも切に願う。

大阪薫英女学院が全国優勝を果たすことができたのは、

選手たちの頑張りはもちろん、この難しい選手との信頼関係、

そして監督さんの想いが選手たちの心に届きもたらした最高の結果ではないかと感じます。

自分たちで考え行動できることは、誰かに言われたからやるのとは違い大きな力を生み、

そして、自分たちで考え決めたことは何より強い気持ちを生むのだと思う。


選手千差万別、どうしたら想いが伝わるか?どうしたら選手たち一人ひとりの能力を引き出せるか?

どうしたら勝てるチームが造れるか?と選手以上に考え行動されておられるご指導者のみなさんの

ご指導法、お考え、選手との接し方をもっと知ってみたいなと、この記事を拝見し思い、以前から興味津々な題名の著書

~101年目の高校野球「いまどき世代」の力を引き出す監督たち~を取り寄せました。

錚々たる監督さん方の「いまどきの世代」の力を引き出すご指導法とは・・・

興味深い一冊との出会い、届くのが楽しみです。

101年目の高校野球「いまどき世代」の力を引き出す監督たち

2016年 ♫✩・*:..。 あ り が と う 。..:*・✩♫

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2016年 残すところあと1日となりましたね。

甲子園きっぷを書きはじめて10年目に入りました。

今年も多くの方々がご覧下さり、嬉しいコメントを戴いたり、

たくさんの方々との新たな出逢いや、交流もさせて戴けたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

とても励みになり、また一年 甲子園きっぷを続けることができました。

ありがとうございました


目指す場所に向かって一所懸命がんばる姿や、

夢叶え甲子園へ辿り着いた選手たちの躍動する姿は美しいですね。

今年もたくさんの球児のみなさんの頑張る姿に多くの感動を戴いた一年でした。

選手のみなさん ありがとう


今日、17時からBS朝日にて~2016年 夏・甲子園を熱くさせたヒーローたち~が放送されます

甲子園球児たちの熱い夏を再び振り返りながら、残る2016年ゆっくり過ごしたいと思います。

みなさん、どうぞ良いお年をお迎え下さい

click~2016年 夏・甲子園を熱くさせたヒーローたち~

BS朝日 2016年12月30日(金)午後5時~

2016夏。
リオオリンピックに日本中の注目が集まる中、
甲子園では今年も球児たちの例年に勝るとも劣らない戦いが繰り広げられた。
98回全国高等学校野球選手権大会を振り返る。

奇跡の逆転劇 愛知・東邦
優勝候補が激突 履正社vs横浜
<甲子園が生んだニューヒーロー>
好投手BIG3が注目された中、決勝に勝ち進んだのは作新学院と北海。
両チームをけん引したのは甲子園で一躍ヒーローにのし上がった両エース!

※第98回全国高等学校野球選手権大会 8/7~8/21 15日間
出場49校 優勝:作新学院(栃木)54年ぶり2回目 準優勝:北海(南北海道)

画像無断転載、転用お断りのお願い・・・

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この写真は秋季兵庫県大会での一枚。

記事中に明記したチーム名や選手名などの検索キーワードでツイッターなどからも

甲子園きっぷに辿り着いていただきご覧戴いたりすることがあるようで、ありがとうございます。

このブログへのアクセスから、私が撮影させて戴いた写真を加工し

転載をされている方のツイッターで見かけビックリしました@@



選手、ご関係者様以外の無断での転載転用はお断りさせて戴きたいと思います。

PC版の「メッセージを送る」より、お連絡お願いします。

どうぞ宜しくお願い致します


2017年 新たな年のはじまりに

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新年あけましておめでとうございます。

2016年は笑いが勝つ年に・・・と願った年の初めでしたが、

昨年は、新たな試みや人との繋がりの中で上手くいかないことも多かった一年で、

笑いが勝つ年にとはいかなかった出来事がたくさんありました。

新たな一年のはじまり・・・

気持ち新たに

「置かれた場所で咲きなさい」

出逢い、ご縁、笑顔を大切に、またこの一年を過ごしていきたいなと思います。


置かれた場所で咲きなさい・・・

グラウンドプレイヤーを目指して日々がんばる選手たちですが、

特に3年生は最後の夏、グラウンドプレイヤー、ベンチプレイヤー、応援プレイヤーと、

それぞの場所に立つことに心の葛藤を乗り越えなければならない時がやってきます。

置かれた立ち位置は、それぞれ違うのかもしれないけれど想いは同志。

ひとつの目標に向かって、それぞれの場所で大輪の花を咲かせてもらいたい、

背番号ではなく、その背中が輝くプレイヤーになってもらいたいと、

多くの球児たちにこの言葉を贈りました。

トップの写真は、2016年 全国制覇を成し遂げた作新学院 今井投手

そして、惜くも夢あと一歩となった北海 大西投手が戦い終えた時の背中です。

勝つ者、敗れる者はありますが、全力で向かいやり切った選手の背中は勝敗以上に美しいですね。

今年を戦う選手のみなさんにも、このような輝く背中を残せるようがんばって欲しいなぁと思います。

私自身も、この言葉に、いつもどれだけ助けられたことでしょう。

苦しいと思う時この言葉を思い出して、

今、置かれた場所で自分らしく

自分のできることを精一杯がんばろう

と勇気付けられた素敵な言葉です。


「置かれた場所で咲きなさい」の著者

ノートルダム清心学園理事長 渡辺和子氏の言葉です。

その渡辺和子氏が昨年12月30日にご逝去されました。

多くの人々が、この言葉に気持ち穏やかになり前を向けたことだろうと想像します。

素晴らしい素敵な言葉を残して下さった渡辺和子氏のご冥福を心よりお祈り致します。


2017年

球児のみなさん、そして甲子園きっぷを訪れて下さる皆様にとって

置かれた場所で

それぞれの花が美しく咲く一年でありますように。

本年も甲子園きっぷを宜しくお願い致します。


年末大晦日は、息子の友達が我が家に集合して一年の締めくくりを笑って終わろう!と

毎年恒例の「ちょっと遅いクリスマス」&「12月お誕生日の人happybirthday会」

&「こんな贅沢していいん会♪」を開きました。



毎年、次男が12月お誕生日のみんなへバースデーケーキを作ります

煮しめが意外に人気♪ 1番人気は干し椎茸の甘煮

父や母、妹にも・・・。

今回は成人を迎える次男の友達も初参戦し、成人のお祝いも兼ねて総勢10名。

蟹にお肉に~と思い残すことがないような贅沢をし、

新しい年をみんなで笑い迎えることができました。

しかし~

22歳、二十歳の男子の胃袋はどうなっているのか???ってくらい食べる食べる@@

怒涛のご飯作りちょっと疲れた~><;

でも、みんなの笑顔が見られて幸せだった

Twitter~甲子園きっぷ yama’s stadium~

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新しいことに挑戦してみようかな~と・・・
Twitter~甲子園きっぷ yama’s stadium~を開設しました

と言っても・・・ツイッターって良く分からないのでお試しです

フェイスブックもやってたけどブログとの両立が難しくなってしまってお休み中

やっぱり、色々な意味で自分が真剣に応援しているものへ向かうには

このブログの方が書きやすいかなっ。goo

今日は楽しみにしていた箱根駅伝の往路戦

駅伝って、区間では一人ひとり孤独な戦いのように見えるけど、

ランナーだけじゃなく、チーム全員で襷を繋いでいく選手たちの想いに感動するね。

青山学院往路優勝3連覇!強かった!

原監督さんが1番心配されていたという3区を任された秋山選手の走りに駅伝選手の技術を見た。

駅伝って、ただ走るだけじゃなくて、秋山選手のように腕の振り方を変えてみたり

スパートをかけるタイミングだったり・・・

技術と駆け引きと、そして強い気持ちが必要な魅力あるスポーツですね。

2区の拓大ワークナー・デレセ選手の10人抜きも凄かった~

総合優勝を目指す往路2位の早大との差は僅か33秒

明日の復路戦も凄く楽しみです


高校サッカー選手権は2回戦に入り、前橋育英が夏の王者 市立船橋を下し3回戦へ進出。

同じく2回戦、関東一と正智深谷との一戦は、アクシデントもあり・・・

後半39分 関東一 1-0 正智深谷 金子選手の同点ゴール!

アディショナルタイムでPKを獲得し正智深谷が逆転ゴール!

高校サッカーも熱い!

3年生は最後の冬

サッカー球児 がんばれ~

餅には餅で

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お赤飯 久しぶりに炊きました。

今週末、次男や次男の友達の成人のお祝いに炊こうと思ってもち米を準備していたのだけど・・・

長男の成人のお祝いの時には、年末集まる仲間がスーツ姿を見せに来てくれて

同窓会へは行かず、年末に続き第二弾 我が家で大宴会(何でやねん?!)をしたのが2年前。

その時は1升のお赤飯を炊いて、みんなに持たせてたんです。

それを見て、次男たちも我が家で大宴会をしたい!と言ってたからするのかな?と

お赤飯の準備もしていたら・・・同窓会へ行くんだって。

このもち米どうするの~@@ということで、

長男の仲間・・・もうひとりの息子みたいな存在の子が若いのにお赤飯好きで。笑 

炊いてって言うので、私の友達にもお年賀代わりに炊くこと7合。

嬉しそうに持って帰った





餅には餅で・・・

兵庫高砂の鹿島神社へ参拝したからと、私の大好きなお店のかしわ餅を届けてくれた~

この律儀さに、ついつい・・・その子の頼み事はいいよ~と言ってしまう。

鹿島神社といえば参道にずらっと並ぶ、かしわ餅屋さんの蒸したてのかしわ餅が名物なんですよ。

白とよもぎがあって、蒸したてをそのままも美味しいけど、

焼いてくれるかしわ餅、これがまたおいしいのです~

お餅&あんこ好きの次男は、お赤飯じゃなくかしわ餅を食べて出かけて行った・・・。

白をそのまま、よもぎはわざわざ焼かされたm~~m

やっぱり、このかしわ餅美味しいなっ~だって

鹿島神社へ行かれる際は、湯気上がる縁起ののかしわ餅

ぜひ食べてみて下さいね

鹿島神社HP

神社・COM

その一歩、もう一歩、あと一歩・・・

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バックネットから見る空が入道雲に変わる頃・・・力という華が咲く


束の間の完全オフも終わり、昨日から始動したチームも多いのではないでしょうか。

お正月は楽しく過ごせましたか~。

お餅たくさん食べて体重UPしましたか~。

不規則な生活になって逆に食べられず体重が減ってしまったという選手はいませんか~。

年が明けると、いよいよ春、その先の夏へ向かう気持ちも高まりますね。

自分たちの、自分の目標や夢を叶えるために、

今日1日を、今瞬間を大切に・・・

一つひとつの練習を「何のために」を心に置いて頑張って欲しいなぁと思います。


昨日は新年のご挨拶と、練習を再開した選手たちに会いに

村野工業野球部グラウンドへお邪魔させて戴きました。

気持ちの良い挨拶に、今年も私の野球道も始まったなという気持ちと、

また一年、選手たちが目指すものへ走り続ける姿を

自分らしく応援し記憶していこうと、背筋が伸びる想いがしました。


冬の夕暮れ、凛とした空気が流れるグラウンドで、

一歩、もう一歩、あと一歩と走る選手たちの姿を暫く見学させて戴きました。





ムラッコウTシャツを受け継いだ志水選手 気合走!
チームを元気で引っ張る!志水選手ピッタリだなと思います。







タイム計測をしていた余田選手の「頑張れ!」の声がみんなのもう一歩、あと一歩になっていましたね。

それぞれ表現の仕方は違うけど、ラストランに、ヨッシャー!と自分自身に気合を入れて

あと一歩を頑張ろうと表現しながら走っていた東崎投手の姿が印象に残りました。



その一歩が種を蒔き

もう一歩が強い自分という芽を育て

そして、あと一歩と自分自身に勝つことで

春そして夏に力という華が咲く。


自分自身を信じて、日々、今を頑張って欲しいなと思います。


このオフに、ある選手がグラウンドへやってきて自主的に練習を行っていたと伺いました。

自分自身への目標を達成するために考えた行動だったのではないかなと感じました。

その気持ちがまた実を膨らませたと思うので、綺麗な華を咲かせられるよう

ここからの日々、努力という水を撒いて頑張って欲しいなと思います。


また、インターバルにはストレッチが行われていましたが、

一つの動作に監督さんからのアドバイスが聞こえる選手もありました。

このストレッチも何のためにするのか?を考え、意識を持って行うことで、

ストレッチを行うことの重要な意味も生きてくる。

一つのストレッチ動作も、そういう意識を持ち行うことで、

より一層効果も違ってくるのではないかなと思いますし、

日々行う練習全てに「何のために」の意味があると思うので、

意識することで、より実のある練習を頑張って欲しいなと思います。


春、夏に、それぞれどんな華を咲かせるのか・・・

とても楽しみに、全力で頑張る選手たちに全力の応援をする一年にしたいと思います。

宜しくお願い致します

報徳学園 主島大虎投手~新たなる決意~

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~よきごえん~ 良きご縁


2015年 秋季近畿大会準々決勝 滋賀学園戦より


主島投手を応援できたのも何かのご縁。

勝手にヌッシーと名付けて、ヌッシーの高校野球での姿を観るのが楽しみのひとつでありました。

報徳学園の試合を観せてもらった時は、甲子園きっぷにも度々登場してもらったのも思い出です。


ヌッシーとは、私の友人の息子が所属していた中学硬式チームへ彼が入部をしてきて出逢いました。

写真を撮ったりチームに近いところで応援させて戴いていた私は、

友人の息子が卒団すると同時にそのチームを離れたので、

ヌッシーの中学時代の野球は、活躍を耳にすることはあったけど観たことがなかったのです。

だからヌッシーも私の存在は知らなかったんじゃなかな。

それから2年後、報徳学園へ進学する直前、偶然にも久しぶりに伺ったそのチームでの再会。

始めて観る主島投手の投球を見たときの衝撃は今でも忘れない。

受けるコーチも仰け反るほどの中学生とは思えない力強い球だった。

「凄い選手になるよ」

その時、彼についてこう聞いた言葉の通り、

報徳学園のエースとしてマウンドに立つ姿を魅せてくれました。



~よきごえん~

この再会のほんの少し前、我が息子の書

良きご縁があり、報徳の試合を観に行く時はヌッシー投げるかな~と、みんなで楽しみにしたものです。

たくさんの試合を観せてもらいましたが、やはり1番思い出深く記憶に残るのは

選抜を懸けた2015年秋季近畿大会 準々決勝

選抜甲子園を確実に引き寄せるであろう大一番の一戦です。

報徳学園 主島投手と滋賀学園1年生エース神村投手との大投手戦となったこの対戦は

観戦記を残していないので、残している写真やビデオで振り返りました。

9回まで滋賀学園2安打、報徳学園5安打 

両チームのスコアーボードに18のゼロが並び延長戦へと突入。

9回裏 4番新免選手の打席

この大会ではメガホンを叩いたり、太鼓の使用が禁止されていたようで、

報徳学園の選手たちはデカメガホン1本で色々工夫をしながら

元気いっぱいに仲間へ大きな声援を送っていたことが印象深く残っています。



2死から6番河野選手のセンターヒットが飛びますが、次打者7番磯野選手を三振に取り延長戦へ。


延長戦13回まで滋賀学園は10回4番馬越選手のレフトヒット1本

報徳学園は12回7番磯野選手が2アウトからセンターヒットで出塁するも無得点に終わり、

決着は、なかなか着かない。



再試合もよぎった延長14回 試合が動いた。

先頭の神村投手のレフトヒットがきっかけだった。

1番徳留選手はフォースアウト

徳留選手をファーストに置き2番井川選手の打席

牽制の上手い主島投手、しかしその一球の牽制がミスを生んでしまった。

徳留選手を自ら2塁へ送ってしまったけれど、井川選手へ渾身の三振で2死2塁

迎えるは1年生好バッテリーと注目を集めていた3番後藤捕手。

後藤捕手の打球はセンターへ飛び、徳留選手は迷わず本塁へと走り込んできた。

センター阿部選手から好返球が返ってきて、徳留選手を本塁タッチアウト!・・・のタイミングだった。

でも、センターからの返球を捕球をし、タッチアウトを取ろうとランナーである徳留選手をグラブで追った瞬間

なんと、徳留選手は多鹿捕手の頭上を飛び越えホームを踏むという

今まで観たことがない驚くプレイで、この大接戦の投手戦を制し

選抜甲子園きっぷを確実なものにした対戦でした。

これは1得点を先制された後、14回裏報徳学園の攻撃

滋賀学園が準決勝進出を決めた瞬間です。



ナイター照明に照らされて、主島投手が悔し涙を流す姿を見て

よく頑張ったと、本当胸詰まる想いをしたことを思い出します。

ベスト8に留まり、選抜出場の希望も消えたわけではなかったのですが、

残念ながらそれは叶わなかった2016年の春甲子園。

残すは夏の甲子園ワンチャンスとなった主島投手の高校野球は、

この対戦での悔しさを糧に頑張ったんじゃないかなと想像をします。

そして始まった夏の大会。

報徳学園の山には、昨夏甲子園きっぷを掴んだ市立尼崎がいた。

市立尼崎は5回戦 西宮今津と延長15回 2-2で再試合を行い

2-1と接戦を制し勢いつけて準々決勝へと進んできた。

そして報徳学園との準々決勝。

私は別球場で他の対戦を観ていた日。

他球場試合経過のアナウンスにヌッシーの夏の終わりを知りました。

だからあの夏も、ヌッシーの中学時代の時のように1度も観ることができなかった夏でした。

先で観られると思っていたので本当に残念で・・・。


そして今年初め、ツイッターを始めたことで主島投手のツイートをたまたま目にしたのです。

これも何かの縁なのかな。

元気な姿、強い決意が見られて嬉しかったです。


ヌッシーお借りしました

Honda鈴鹿での新たな野球道へ進んだ主島投手の強い決意を見て、

目標であるその先で、また主島投手の成長した姿と再会したい!楽しみが増えました。

「高卒は一人やけど誰にも負けへん」と、強い決意が見られるこの文章ですが、

目標であるプロ野球への道へ「絶対なる!」と、

なりたいと思うではなく、なる!と絶対形で自分の今の気持ちを表せることは

ヌッシーがこれまで歩んできた山あり谷ありの野球道から得た強い心なんだろうなと感じます。

高校野球で最大の目標であっただろう甲子園のマウンドへ立つという夢は叶わなかったけれど、

これから続く自分の野球道での、しっかりとした目標設定、決意をこうして表すことができる

ヌッシーは素晴らしいと感動しました。

社会人野球での更なる成長、活躍と、そして目標を必ず達成して欲しいと思います。

また、ヌッシーの高校野球では、球場でお会いするご両親と

ヌッシーの成長に喜びを共有できたことも嬉しい思い出のひとつとなりました。

ありがとうございました。

最大の応援者であるご両親に見守られながら、ヌッシーの野球道はこれから本番を迎えます。

怪我にはくれぐれも気をつけて、長い野球人生を送って戴きたいなと思います。

がんばれ!ヌッシー!

たくさんの素敵な思い出をありがとう。

新たな道への背番号#16なんやね。

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