兵庫の秋季予選は5地区各ブロックで県大会出場チーム57校(推薦市立尼崎含)が決まりました。
兵庫の秋は、5地区の各ブロック決勝へ進出した時点で県大会出場権は掴むものの、
第1代表として県大会へ出場するのは気持ちの上でも大事な一戦。
先週末はその一戦、神戸Cブロック 村野工業と北須磨との対戦を応援に行きました。
村野工業は、「2回戦 対 六甲アイランド7-5」
「準決勝 対 神戸高専11-2(7回コールド)」
北須磨 「2回戦 対 市神港・神港橘11-0(5回コールド」
「準決勝 対 神戸甲北5-2」とブロック決勝へと勝ち上がってきました。
北須磨は2回戦、準決勝と山口投手が完封、完投してきましたが、
村野工業との決勝は背番号(4)竹内投手が先発、完投しました。
前半4回まで全てのイニングを三人で締め、2被安打
内野手の好守備もあり2塁を踏ませない好投が見られました。
県大会でもう一度見てみたい!と思う投手を発見した対戦でした。
北須磨は今まで通して初めて観るチームですが、試合中の選手たちの表情が良くて、
この対戦を楽しんいる雰囲気を感じました。
夏甲子園、東邦エース藤嶋投手の帽子のつばに書かれた、
確か‥‥「楽しんだ者勝ち」だったでしょうか、その言葉をフト思い出しました。
どちらのベンチも元気いっぱい、いい雰囲気でブロック決勝戦開始です。
2016年 秋季高校野球 兵庫予選 神戸Cブロック決勝 村野工業vs北須磨 観戦記
先攻 北須磨、先発は竹内投手(4)
(北須磨の選手名は投手・捕手しか分かりません・・・ごめんなさいm-ーm)
後攻 村野工業 先発は吉田投手(20)、6回3/1~エース道才投手へ継投。
先制は北須磨 1回表の攻撃でした。
先頭(6)選手がセンターへヒットで出塁すると、盗塁と犠打で1死3塁
3番(9)選手への初球、バッテリーミスで先制 1-0
1回裏 村野工業の攻撃は、1死から2番余田選手がレフトヒットで出塁しますが
小森捕手のナイス牽制でランナー進めず無得点に終わります。
2回表 北須磨の攻撃
2死から7番(7)選手 レフトヒット!
8番(13)選手への初球、PBで2死2塁ランナーを進めてしまいましたが
吉田投手の牽制でミスをカバー!ナイス牽制!
2回裏 村野工業の攻撃
4番吉村捕手のレフトヒットで先頭が出塁しますが5番道才投手のショートゴロをWプレイ!
北須磨にいい守備が見られます。
4番吉村捕手
サードランナーコーチは明るさ大好きな田中選手*^^*
ファーストランナーコーチは山本選手 名前覚えました♪
5番道才投手
ナイスプレイがあり迎えた北須磨 3回表の攻撃
先頭は8番(13)選手の四球、9番竹内投手(4)の犠打、1番(6)選手の四球で1死1、2塁
2番小森捕手の打席、セカンドへの牽制が逸れランナーはそれぞれ進塁1死2、3塁
追加点のチャンスにショートゴロ その間1得点 2-0
2死3塁と替り、3番(9)選手のタイムリー!3-0
吉田投手 身体いっぱいの投球で頑張ります。
もらったチャンスを逃さず得点に替えた3回表の攻撃でした。
村野工業の3、4回は各3人で攻撃を終え、4回表 北須磨の攻撃
先頭5番(5)選手が振り逃げで出塁
ここで吉村捕手はレフトへ、キャッチャーには渡辺捕手が入ります。
渡辺捕手を初めて観ましたが、テンポ良く試合を進められる捕手だなぁと楽しみな選手の発見でした。
バッターとしても活躍した渡辺捕手は、この後登場してもらいましょう。
この回、盗塁も決め2死3塁と攻めますが、サードファウルフライを道才投手のナイスファイトで追加点を阻みます。
8番(13)選手
5回表 北須磨の攻撃を三者凡退に取り、5回裏 村野工業の攻撃
この回も先頭の吉村捕手がセンターヒットで出塁!2安打目
その後1死1塁となり、6番は渡辺捕手の第1打席
初球ボール球、捕球がグラブから溢れる間に吉村捕手は2塁へ ナイスラン!
1死2塁とチャンスを広げます。
そして6番渡辺捕手 ナイスバッティング!タイムリースリーベースヒットで待望の1得点 3-1
渡辺捕手のタイムリーで1死3塁 2得点差・・・いい流れが来たかなぁと思いましたが、
ここでも竹内投手のナイスピッチと守備も光り、三振、三本間に挟み大きなピンチを切り抜けます。
6回表 3番(9)選手のヒットと盗塁、4番(16)選手を三振に取ったところで
村野工業はエース道才投手の登場です。
後続を三振、ショートゴロで抑えスリーアウト。
その裏、村野工業の攻撃では、先頭8番一柳選手が四球を選び、
9番には先ほどの回からセカンドへ入った山本選手(14)が送ります。
山本選手の全力疾走が素晴らしかった!
メットも飛ぶナイス全力です。
ベンチへ戻る時も全力!
こういう全力の姿勢に、その選手の野球へ取り組む気持ちや前向きな気持ちを感じますね。
山本選手、観ていて気持ちの良い選手です。
1死2塁となり1番奈良選手の打席
奈良選手の打球はファースト方向にキャッチャーファウルフライとなるのですが
小森捕手のグラブには入らず浮き上がったボールを、
ファースト選手が曲芸のように拾いあげファウルフライでアウトを取ります。
なかなか珍しいプレイを観ましたが、ひとつのアウトを一所懸命取りに行く・・・大事ですね。
ファースト16番選手 ナイスフォローでした!
7回表 北須磨の攻撃では、死球と犠打で2死2塁
1番(6)選手のレフトヒットを、レフトへ入った吉村捕手の好返球でホームを守ります。
吉村捕手ナイスプレイでした!
7回裏 村野工業の攻撃 先頭は注目の中根選手
ここまで2打席ヒットは生れず3打席目
初球をセンターへ返し出塁!さすがです!
逆にここまで2安打の4番吉村捕手はショーロゴロからWプレイ
北須磨の攻守がキラリ光る場面でした。
この後、5番道才投手が四球を選び、6番渡辺捕手の打席
牽制が逸れ2死2塁と攻めますが、竹内投手はランナーを置いての投球が力強く三振に取りスリーアウト。
8回表 北須磨は3番(9)選手のヒット、犠打で2死2塁
道才投手も踏ん張りピッチャーゴロ スリーアウト。
8回裏 村野工業の攻撃
先頭は小滝選手の3打席目 2ベースヒット!
出ました!小滝選手が出るとワクワク感があります♪
8番一柳選手が初球をナイスバント!1死3塁
9番には代打柏木選手(17)が送られますがショートゴロ
2死3塁 ここも竹内投手がナイスピッチング!4つ目の三振を取りスリーアウト
9回表 北須磨の攻撃では道才投手が2つの三振と、渡辺捕手のナイス牽制で無得点。
ライトには、この選手も注目している志水選手(9)
余田選手(15)はサードへ。 余田選手もようやく名前と顔が一致しました♪
3回以降、吉田投手、道才投手の継投、力投で3安打無得点に抑えます。
最終回 村野工業の攻撃はライトフライ、センターフライ、ピッチャーゴロと3人に抑え
北須磨が第1代表の座を取った対戦でした。
2番 余田選手
3番 中根選手
4番 吉村捕手
互いに6安打、北須磨は3得点、村野工業は1得点の試合で両チーム投手の力投が伺えます。
流れや雰囲気を思い返すと「守る・攻める」両方の巡り合わせの難しさというのでしょうか・・・
両チーム、ここぞの守備が光る場面がりましたが、
その中でも特に北須磨 竹内投手の前半の投球は素晴らしく、
気持ちとは凄い力を生むなぁ~と、北須磨の選手たちの
「笑顔のプレイ」が勝利を引き寄せたかなと感じた対戦でした。
一歩近付いた選抜への道・・・
県大会でも持ち味光る対戦が観られることを楽しみにしています。
両チームの選手のみなさん 頑張って下さい