この日もシートノックから観戦しました。
それが私の楽しみでもあります。
試合はこの時から始まっているんですよね。
ボール渡しは西田選手(20)です。
神戸市親善大会準決勝第1試合
準々決勝 六甲アイランドに8-6で勝利した兵庫工業と、
神戸北に5-1で勝利した村野工業との対戦となりました。
試合展開は色々あるけど、この試合のような展開を観ることは少ないかも・・・
ワンサイドゲームでのコールド試合はよくあることですが、
この対戦はどちらかが一方的に・・・という展開ではなく、両チームで挙げた得点は「27」
最後は得点差開いてコールド試合となったものの、ザ!高校野球 そんな対戦でした。
2017年 神戸市親善大会 準決勝 村野工業vs兵庫工業 ~27得点の打!~
先攻は村野工業、準々決勝に続き西川投手が先発
後攻 兵庫工業 先発は(11)投手・・・兵庫工業は背番号しか分かりません><;
初回、村野工業の攻撃
2死から3番中根選手のライト前ヒットと盗塁、
4番東崎投手の打球はミスを誘い2死1、3塁のチャンスを作りますが、
5番永田選手のショートゴロを二塁フォースアウトにし先制ならず。
1番田口選手をセカンドライナー
2番藤原選手をセカンドゴロ
3番中根選手 フルカウントからライト前ヒット!
4番東崎投手の打席 中根選手が盗塁成功 2死2塁
東崎投手の打球はミスを誘い2死1、3塁
5番永田選手 ショートゴロに二塁フォースアウト
先手を取ったのは兵庫工業の初回
1死から2番(4)選手が四球を選ぶと、3番(3)選手、4番(7)選手の連続タイムリーで2得点を先制!
1番(9)選手をピッチャーゴロに。
2番(4)選手 四球で出塁
3番(3)選手 ライトへ先制タイムリー3ベースヒット!1-0 ナイスバッティング!
1死3塁 4番(7)選手 初球をセンターオーバータイムリー2ベースヒット!さすが4番!
1死2塁 5番(2)捕手 セカンドゴロ 進塁打となり2死3塁
2死3塁 6番(6)選手をセカンドフライに。
ここからが凄かった!
あまりの展開の速さに、カメラで追いながら記録を付けているので追いつかず
合っているのか~?ちょっと不安なところもありますが・・・間違いはスルーして下さい
まずは、2得点を先取された村野工業の反撃が凄すぎました~。
先頭は6番渡邉捕手 死球で出塁
続く7番一柳選手 エンドランを成功させ無死1、2塁
8番山本選手 初球をきっちり送り1死2、3塁
順調な駒の進め方でチャンスを作り、9番西川投手の打席
ライトへタイムリー!・・・まず1得点を還します。2-1
1死1、3塁とチャンスは続き、1番田口選手
ライトへの犠牲フライで同点に。 2-2
2死2塁 2番藤原選手
絶好調すぎてびっくりしてしまう~@@!
センターへ逆転のタイムリー3ベース!3-2
2死3塁 3番中根選手の打球はミスを誘い、藤原選手が還り4-2
川原選手 お気に入りの1枚♪ この日も元気に頑張る姿を魅せてくれました。
藤原選手 いい笑顔だっ♪
2死1塁 4番東崎選手 初球をセンターへ運び、2死1、3塁
この打席のヒットは大きいね~!
5番永田選手の打球には送球が逸れ、中根選手が生還。5-2
永田選手は二進し、2死2、3塁
まだ終わりません・・・この回 二巡目
6番渡邉捕手 レフトへタイムリー!6-2
渡邉捕手 やっぱり気持ち!強くなったよね!
秋を思うと本当強くなってる!それが私はとても嬉しい♪
チャンスでね・・・ヨッシャ!自分に回ってきてラッキ~!ってね。
そうして思いっきり頑張れば、良い結果が自分を追い掛けてきてくれるんだよ。
渡邉捕手のタイムリーで2死1、3塁 7番一柳選手
センターへ2点タイムリー3ベースヒット!
一柳選手もナイスバッティング~!8-2
2死3塁 8番山本選手がナイス選球眼で更に繋ぐ!四球を選び2死1、3塁
9番西川投手の打席
WPで1得点 9-2
このWPで山本選手が二進から三盗を成功させ2死3塁
西川投手の打球はライトへ飛び、打者13人 7安打を打ち9得点
この展開に完全に村野工業が流れを掴んだ・・・か?!に見えた2回の攻撃
しか~し!
この後、ほんと驚く展開となっていきます。
兵庫工業 2回裏の攻撃は、2死から9番(15)選手のライトへ3ベースヒットと
1番(9)選手が四球で2死1、3塁と攻めるも、1番選手を1→2塁間に挟み反撃ならず。
3回表 村野工業の攻撃
先頭は1番田口選手をピッチャーゴロに、2番藤原選手を三振に取り2死
3番中根選手が死球 代走に藤原選手が入ります。
2死1塁 4番東崎投手 センターへ10得点目のタイムリー!10-2
2死1塁 5番永田選手をセカンドゴロに
ここまでの展開をみると村野工業が流れを持っていて、コールドゲームに持ち込みたい得点差。
でも、高校野球はそれで終わらないところが魅力でもあるのですよね。
兵庫工業凄し!の一言 3回裏の攻撃
先頭は2番(4)選手 初球をセーフティーバント
逆を突かれた感じの打球になり内野安打となります。
続く3番(3)選手 死球、4番(7)選手 四球で無死満塁
5番(2)捕手をショートフライ 1死満塁
6番(6)選手がナイスバッティング!
センターへ走者一掃3点タイムリー2ベースヒット!10-5
更に続く7番には代打(13)選手がセンター前ヒット!
1死1、3塁 8番(14)選手が四球を選び、再び1死満塁
そして2回に3ベースヒットを放った9番(15)選手 レフトへタイムリー!10-6
7得点差を4得点差まで追い上げます。
ここで、村野工業はショートを守る一柳選手に継投です。
一柳投手を見るのは・・・初めてだったか?二度目だったか?
セカンドには神澤選手が入り、ショートへセカンドから山本選手へ。
1死満塁 これ以上ない緊張感の中での継投
一柳投手との勝負には1番(9)選手 センターへ犠牲フライ 10-7
更に2番(4)選手が四球を選び、またまた1死満塁
3番(3)選手の打席 WPで1得点 10ー8・・・2得点差
1死2、3塁と替り 3番選手の打球はミスを誘い1得点 10-9
この後、4番(7)選手をセカンドゴロに捕り、兵庫工業はこの回7得点を挙げ猛追
まだ3回・・・凄すぎた展開に、この後どうなるのこの試合?!
兵庫工業は4回以降 3投手へリレーをし、村野工業はそれを捉えていく展開
4回表 村野工業の攻撃は、絶好調選手の大きな1本で再び反撃を開始します。
兵庫工業は(10)投手へ継投
先頭は6番渡邉捕手 センター前ヒットでチャンスメイク!
7番一柳選手の犠打、8番山本選手がセカンドへ内野安打で繋ぎます。
9番には先ほどの回、セカンドの守備へ入った神澤選手
初球、山本選手が盗塁を決め1死2、3塁
神澤選手は死球で1死満塁
1番田口選手を三振に取り、2死満塁
兵庫工業は、ここで食い止められるか・・・
ここで絶好のバッター 2番藤原選手の登場です。
とても興味深い勝負
藤原選手の打球はライトを超え、走者一掃タイムリー3ベースヒット!
凄いですね~ 大きな3得点が入り13-9
この後、更に2死3塁とチャンスは続き、3番中根選手は死球
2死1、3塁 4番東崎投手をピッチャーフライに捕りスリーアウトとなりました。
4回裏 兵庫工業の攻撃時、村野工業は東崎投手へ継投
4回をショートゴロ、センターフライ、セカンドフライ
5回をピッチャーゴロ、ショートゴロ2本の立ち上がり。
5回表 村野工業の攻撃は、先頭5番永田選手がライト前ヒットで出塁しますが、
6番渡邉捕手のセカンドゴロにWプレイ!
2死となり、7番一柳選手 四球
8番山本選手 死球で2死1、2塁作りますが
9番神澤選手をセンターフライに捕りスリーアウト。
6回表 村野工業の攻撃
打巡は、ここですでに5巡目
先頭は1番田口選手 レフトオーバー3ベースヒット!
田口選手が先頭で出ると展開が楽しみです。
兵庫工業はここで(8)投手へ継投
2番藤原選手を初球ファーストゴロに捕り1死3塁
3番中根選手は四球を選び、4番東崎投手の打席 二盗に成功
1死2、3塁とチャンスを広げたところで東崎投手がライトへ2点タイムリー!
東崎投手3打点目!15-9 大きく突き放します。
6回裏 兵庫工業の攻撃
先頭は2番代打(5)選手
センター前ヒットで出塁!
3番(3)選手の打席 PBで二進、更にセンターフライでタッチアップ三塁へ進みます。
1死3塁 4番(7)選手のショートゴロ間に(5)選手が還り15-10
この後、連続四球で2死1、2塁
7番代打(17)選手をセカンドゴロ 二塁フォースアウト。
7回表 村野工業の攻撃
先頭7番一柳選手 右中間へ3ベースヒット!
6回と同じ展開のスタート どうなるか・・・楽しみ。
続く8番山本選手がサード前へセーフティーバント 惜しくも1死3塁
兵庫工業は(9)へ継投・・・一桁背番号選手の投手リレー 投手層が凄い!
そして(2)捕手が駆け寄るとみんな笑顔が出るところ・・・いいキャッチャーだなっ。
9番には代打 高橋ゆう選手(7)が送られ、替りばな選手同士の対決。
レフトへタイムリー!16-10
更に1番田口選手がライト前ヒットで出塁
2番藤原選手の打席 バッテリーミスで1得点 17-10
再び7得点の差をつけます。
この後、三振、二四球で2死満塁のチャンスを作り出しますがセカンドゴロに踏ん張りスリーアウト。
7回裏 兵庫工業の攻撃
再び反撃なるか・・・
先頭8番(14)選手をサードファウルフライ
9番には代打(16)選手 ファーストゴロ
1番にも代打(18)選手 ライトフライ
猛追を魅せてくれた兵庫工業でしたが、後半 繋ぐ野球で得点を挙げた村野工業が決勝へ進出した対戦でした。
とても内容が濃く、長く感じたこの対戦
乱打戦を制して・・・と言葉で括るには難しい内容だったかな・・・の感想です。
得点は取っても取られないのが理想ですが、それを考えると
取られても、そこからの巻き返しは両チームとも素晴らしかった攻撃に対し、
守り側から見ると・・・
両チームとも課題をもらったと言える対戦だったのではないかな~と私は感じました。
取って守り切る野球・・・
野球って本当に難しくておもしろいなと、改めて感じる対戦でした。
兵庫工業の選手たちの春が楽しみになりました。
村野工業の決勝対戦相手は、準決勝第2試合 神戸第1に6-2で勝利した科学技術との対戦となりました。
繋がる打線あり、力投あり
村野工業の選手たちが、またまた持ち味を発揮し魅せてくれた決勝戦
その様子はまた次のページで残したいと思います。
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2017 神戸市親善大会Aチーム準決勝 村野工業vs兵庫工業 ~27得点の打!~
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