デイリースポーツ評論家 星稜高校野球部 山下智茂総監督さんの 『高校野球の未来を考える』 企画第6弾
横浜高校野球部 渡辺元智前監督さんとの対談を拝見しました。
5章に渡る対談の内容を拝見させて戴き、現在自分が置かれている状況に対しての答えが見つかったような気がします。
『努力の上に成功 失敗の上に成長』
この春、ご縁ありあるチームで中学球児たちと出逢いチームのサポートを始めた私です・・・。
しかし、色々なことに理解を深めれず僅かひと月で、私は出逢えた選手たちを置き、
結果的には投げ出したと言われても仕方のない行動をしてしまい
後悔や、気持ちの置き場がない時間を過ごしています。
私は野球の指導者でもないし、野球のこと、指導のことを語るも恥ずかしい・・・
でも、私は野球が大好き!一所懸命直向きに野球をしている選手たちが大好き!
ただそれだけで野球を追いかけています。
山下総監督さんが対談の中で仰っておられた言葉・・・
僕は自分の子供より生徒がかわいかった。
自分は本当にそこまでの気持ちで接することができていたか・・・?と問われると、
はい!とは答えられるまでではないだろう。
しかし、そこまでの気持ちを持って野球や球児たちに接してきたという自信は持っている。
中学球児たちとの関わりの中では、選手が先で野球を続けること思い、
時には、まだ先日まで学童野球をしてきた選手にとって厳しいこともあるかもれない。
しかし私は、中学野球はその先への野球へ進むための貴重な準備期間だと捉えている。
また、学童野球の延長のような中、手取り足取り子供たちに世話を焼くのが当たり前のように思ってされてきた親御さんにとっては
親でもない、しかも女で指導者でもない私の思う野球や言うことに理解を得れず反発が起きる。
今回も、そういうことに悩みに悩んで、貫くという選択ではなく自らチームを離れてしまい、
今はただ置いてきた子供たちへ後悔と寂しさしかない日々です。
これで本当に良かったのか・・・
後悔するくらいなら貫けよ・・・と。
そんな折り、山下総監督さんと渡辺元監督さんとの対談を拝見し、
失礼ながら自分が思う球児への気持ち、親御さんへ対する気持ちも共感する部分ばかりで、
正解か間違いなのかは、人それぞれの考え方があるので言えないですが
少なくとも自分にとっては、お二人の言葉一つひとつに胸打たれるものがあり、前に進む勇気を戴けました。
『野球は人間が成長する旅』 だという言葉に、自分のこの経験が自分を成長させる為の経験だったのだろうと思えるようになりました。
またどこかで、大好きな野球、大好きな選手と出逢えることを夢見て、進んで行こう!っていう勇気を戴きました。
先日、渡辺元監督さんの著書 『人生の勝利者たれ』 をご紹介させて戴きましたが、
やはり、渡辺監督さんの言葉は深く重いです。
そして、山下総監督さんの言葉にも勇気を戴けました。
お二人の一語一句に 『人間力』 という言葉が浮かびました。
この対談を拝見し、指導、子育てに悩む方々、野球をしている選手だけではなく
スポーツや勉強、今をがんばっている子供たち、大人の方々へも読んで戴きたいなぁと思います。
選手、親御さん、何かを目指しがんばる人たちへ、ハッ!とさせられる大事なメッセージがたくさん詰まっています。
何かがきっと見えるように思います。
ぜひご覧戴けたらと思います。
星稜高校野球部 山下智茂総監督さん 『高校野球の未来を考える』
【1】 松井秀喜も自分のバットを磨いた
【2】愛情と体罰の境界線
【3】自宅に生徒…女房の愛情もあった
【4】文武両道…松坂は賢いからあそこまで行った
【5】98年春夏連覇の真実…星稜戦が大きかった
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星稜高校野球部 山下智茂総監督さん 横浜高校 渡辺元智前監督さん ~人間力~
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