先週末、近畿地区8チームが春の頂点を目指し近畿地区大会が開幕しました。
1回戦4試合が行われ、選抜甲子園8強の明石商業が初出場の光泉に快勝。
明石商業は昨夏からエースとして数々の接戦を勝ち抜いてきた原動力の吉高投手が
この近畿大会ではエースナンバー「1」ではなく「10」を背負い、
兵庫県大会で活躍が光った山崎投手がエースナンバーを掴み挑む大会となりました。
山崎投手は肘痛で登録を外れたようですが、吉高投手のコメントから相当悔しい気持ちが読み取れ
最後の夏へ向けてエースナンバー奪回に挑む吉高投手の春近畿大会となっています。
明石商業は、秋から大幅なメンバー交替がみられる春、チーム内選手同士の戦いも垣間見られます。
選手たちの悔しい想い、そこから湧く力・・・それが明石商業の強さの素なのかもしれませんね。
その悔しい気持ちをバネに更に気持ちを高めて挑む夏になりそうですね。
また、選抜全国制覇した智辯学園(奈良)が紀央館を完封するなど、強さ際立つ対戦となりました。
準決勝は選抜王者 智辯学園と8強 明石商業との対戦と決まりました。
選抜甲子園では実現しなかった対戦が近畿大会で実現します。
どちらも力あるチーム同士の戦いに注目の一戦となりそうですね。
第2日目には、大阪履正社が圧倒的な強さを魅せて2桁得点を挙げ5回コールドで勝利しました。
1回戦対戦結果です。
2016年 春季近畿大会 1回戦
28日 第1試合
紀央館 田中ー計
智辯学園 松本(大)ー岡沢
第2試合
光泉 山田、西条ー氏家
明石商業 吉高、三浦ー小西、藤井
兵庫県高校野球連盟試合速報より
2回 光泉:6番の須貝、両チーム通じて初ヒット。
2回 明商:2死から四球で出た吉高がWPで3進。二死1・3塁から8番高平の中前打で1点先制。
3回 明商:1番大西が死球、2番藤原が左前打で出塁し犠打で1死2・3塁とし、4番小西の左超えの2点適時打。
四球を挟んで6番吉高の右前適時打、さらに7番津岡の中犠飛でこの回一挙4得点。
6回 光泉:先頭代打の小傳良が左前打で出塁しPB、内野ゴロの間に3進。2死後、3番篠田の右前適時打で1点を返し、
なおも2死1・2塁と攻めるも追加点なし。
6回 明商:先頭8番藤井が四球で出塁し、犠打などで2死2塁。2番藤原の左中間2塁打で1点追加。
9回 光泉:三者凡退で明石商業準決勝にコマを進める。
29日 1回戦 第1試合(8回コールド)
京都翔英 滝野、内橋、高向ー石原
智辯和歌山 橘ー門脇
本塁打 智辯和歌山 北阪、下村
第2試合 (5回コールド)
有田中央 仲、中島ー高岡
履正社 寺島ー井町
準決勝 対戦組み合わせ
第1試合 智辯学園(奈良)ー明石商業(兵庫)
第2試合 智辯和歌山(和歌山)ー履正社(大阪)
予定では4日が準決勝、5日に決勝が行われますが、今週末の近畿地方は4、5日とも雨模様です
試合に影響ないコンディションで行われること願います。
4チームの選手のみなさん がんばって下さい