選抜開幕日、近畿勢トップで登場した市立和歌山と、
一昨年も開幕戦で応援さていただいた呉との対戦を2回まで応援し、
遥々、富山から来られた石動(いするぎ)と明石西との練習試合を観戦に行きました。
今回、石動の選手たちとの出逢いは、お世話になる淡路の山谷さんが繋げて下さいました。
初めて逢う石動の選手たちの野球を観ることを楽しみに、どんな道を辿ってきたチームなのか・・・
少しチームの戦歴を探してみました。
昨年のチームは、春の県大会で富山商業との3回戦で8-1と悔負を喫し夏へ。
第100回選手権 富山大会では、1回戦 富山北部に10-0、
2回戦 高岡向陵に5-1、3回戦 不二越工業に11-4と勝ち上がり、
準々決勝では、その春選抜出場の富山商業に6-4とリベンジを果たし、
1983年(昭和58)第65回大会(桜井が優勝)以来35年ぶりの4強へ進出。
1978年(昭和53) 第60回大会の初出場から実に40年ぶりの決勝進出を懸けて富山第一との対戦に挑み6ー4
惜しくも悲願2度目の夏甲子園へ帰ってくることは叶わなかった。
夏4強へ登り詰めた選手たちが、どのような心境で勝ち進んで来たのか・・・
この夏のことを終わり振り返る時、3年生どういう気持ちで捉えていたのか・・・
富山、北信越で戦う目標など、とても興味深いお話しを伺うことができました。
この悔しさを持ってスタートした新チームは、秋季県大会3回戦まで勝ち上がり春へ向かってスタート。
厳しい冬を頑張って、もうすぐ101回目の夏へ繋がる春の大会へ挑みます。
今夏、41年ぶりの夏甲子園へ!
出逢えた石動の選手たちの笑顔輝く姿を甲子園で観ることができたら嬉しいです。
石動を率いる中野監督さんは富山の強豪 高岡商業のご出身で、
2年生時、2005年(平成17) 第87回大会甲子園へ出場。
翌、2006年の春は主将として第78回選抜甲子園へ出場を果たしたご経歴のある甲子園球児です。
高岡商業から関西学院大学へ、現在、石動の選手たちと甲子園を目指しておられます。
中野監督さんは、私が高校野球に興味を持つきっかけとなった
関西学院 山崎裕貴捕手(現 ホンダ)の大学野球の3学年先輩にあたられる。
また、明石西 小林監督さんは、淡路洲本のご出身で捕手。
山崎捕手とは1学年上で、同時代を兵庫で競った球児です。
私の中ではキセキ的な素敵な出逢いとなりました。
この新たな出逢いを大切に、ご縁が続くことを願います。
明石西グラウンドへは初めて訪れます。
2015年の夏、明石西には中学1年生で出逢った選手が所属しており、
最後の夏を見届けたことが懐かしいチームです。
今の新3年生が入学する前年の夏のことでした。
2015 夏のmemory♪ 第97回全国高校野球選手権 明石西 吉川球児たちの夏の始まり☆彡
2015 夏のmemory♪第97回全国高校野球選手権兵庫大会3回戦 明石西vs明石商業 ~繋ぐ夏 終わる夏~
グラウンドへ伺うと、当日早朝より富山を出発されて5時間余りをかけて
兵庫へやってきた石動の選手たちの元気な姿が目に入り心躍りました。
この日は肌寒い一日でしたが、日本海にほど近い冬の寒さ厳しい富山で練習を積んでいる
石動の選手たちにとって兵庫はかなり暖かく感じたかもしれないですね。
中には驚きのアンダー半袖の元気な選手もいました。
第1試合を観戦させていただきました。
互いに良くも悪くも、自分たちの春、先の夏にとって内容濃い試合内容だったように思います。
苦手な網と戦いながらバックネットでの観戦で、写真はあまり残せませんでしたが、
その分、試合の内容に没頭して観戦することができ、興味深い選手の発見も多くありました。
記録など間違いがあればすみません。
両チーム部員数は多くないチームです。
春、1年生部員がたくさん入部して賑やかな春になるといいですね。
石動は廣岡投手、明石西は橋本投手が先発。
明石西は初回から打線繋がり、1番長谷川選手の2ベースヒットをチャンスメイクにし、
犠打、内野ゴロ間に先制。
3回には9番米田捕手の右中間へエンタイトル2ベースヒット、
2番原選手のライト前ヒット、3番山添選手の四球で満塁をつくり
4番岩橋選手の犠牲フライで2得点目。
4回 6番柴田選手、7番平賀選手のエンドランを絡めた2連続ヒット
8番寺屋選手の犠打で1死2、3塁をつくり、9番米田捕手の犠牲フライで3得点目。
さらに、1番長谷川選手の左中間へのタイムリーで4得点目を挙げました。
石動 ファーストの寺田選手は1番よく声が聞こえてきた選手で印象に残ります。
明石西 橋本投手は変則フォームから投げるピッチャーです。
石動の攻撃3回まで10選手を、先頭の田中選手のヒット1本と少し手こずっているように見えましたが
二巡目に入り捉え出し、1番田中選手の2安打目となるヒットをきっかけに
エンドランを絡めて、3番細川捕手が初球をセンターへ弾き返し1得点を還しました。
5回 明石西は、先頭4番岩橋選手のセンター前ヒットと盗塁、
岩橋選手は初回2死から初球をレフトオーバー2ベースヒットの1本もあり、
3回の犠牲フライの一打点、そして先頭でのチャンスメイクと、場面々でしっかり活躍を魅せてくれました。
6番柴田選手のヒットで繋いだところで、7番平賀選手のセンターへのエンタイトル2ベースタイムリーとなり5得点目。
柴田選手、平賀選手の中軸打線の繋がりで得点できるところが強みだなと感じました。
さらに8番平賀選手の内野ゴロにミスを誘い2得点が入りました。
その裏、石動の攻撃では、9番村上選手の初球、右中間へヒットと
1番田中選手が四球を選び1死1、2塁のチャンスをつりますが、
明石西 米田捕手の牽制で追加点を許しませんでした。
石動はこの後、7回に7番西村選手のヒット1本
橋本投手がナイスピッチング!
楽しみな投手の発見です。
明石西は6回にも5番橋本投手、6番柴田選手、7番平賀選手の3連打で8得点目。
やはりまたここでも中軸の繋がりが素晴らしかったです。
7回 石動は投手交替、柴田投手へと継投
9番米田捕手の内野安打、1番長谷川選手の進塁打
盗塁も絡めたところで内野ゴロから本塁への送球が逸れ9得点目。
バッターランナーは二塁進塁を狙いますが、細川捕手の送球で阻止。
ミスは最小限に防ぐ・・・いいプレイでした。
8回にも繋がりがみられます。
先頭は6番柴田選手の内野安打、7番平賀選手のセンター前ヒット
8番寺屋選手の犠打で2、3塁とし、9番米田捕手の犠牲フライで10得点目。
こうして見てみると、初回からの得点したイニングには全て先頭打者がヒットで出塁していて、
大きなヒットでの得点も素晴らしいところですが、
打線を繋いで取るべきところで確実に得点を重ねられているところは
練習の大きな成果を得た対戦だったと感じますし、
これから始まる夏への一歩の春もとても楽しみなチームです。
第1試合対戦結果 明石西 10-1 石動
嬉しい再会がありました。
明石西のメンバー表を見ているのに気付かなかったのですが、
柴田選手は学童野球で出逢った選手です。
対戦後、柴田選手のお母さんが声をかけて下さり・・・
えっ!あの拓己くん@@?!
拓己くんが明石西で頑張っていることを知らなかったので本当驚きの嬉しい再会でした。
あの時の笑顔のまま、素敵に高校球児に成長しました。
元気に明るく野球をしている姿を観ることができてとても、とても嬉しかったです。
この対戦では5打数4安打、得点に大きく関わる活躍も魅せてくれました。
拓己くんの野球を応援できる楽しみがまたひとつ増えました。
2試合目は終盤のみ離れたところからの観戦でしたので内容も分からないですが、
石動が勝利したと伺いました。
普段なかなか他府県のチームを観る機会も少なく、貴重な観戦をさせていただきました。
石動の選手たちは、翌日 東播工業との練習試合をし、
兵庫滞在3日目は選抜甲子園で観戦されて帰郷されると伺いました。
選抜第3日目の対戦は、延長接戦の2試合と、山梨学院が猛打で大量得点を挙げた対戦でした。
どの対戦を観戦したか分からないですが、自分たちの夏へのヒントをもらいながら、
良い対戦を観戦されたのではないかと思います。
またいつか・・・
石動の選手たち、中野監督さんと再会できることを楽しみにしています。
石動の選手のみなさん ありがとう。
夏へ向かって春の一歩を頑張って下さい
山谷さんサプライズ ジャンケンプチ大会には笑顔が見られ
みんな明るい選手たちで、いいチームだなと思いました。
またぜひ兵庫へ来てくださいね
明石西の選手たちは明日、春初戦ですね。
ワンプレイを大切に、丁寧に確実な野球をして勝利を願っています。
みんなで力を合わせて!頑張って下さい。
県大会で応援できることを楽しみにしています
石動 中野監督さん、明石西 小林監督さん
貴重なお時間をいただきありがとうございました。
山谷さん また春の大会でお会いできればと思います。
ありがとうございました。