2018年7月24日 緊張の目覚めだった。
東兵庫大会は4強進出を懸けて準々決勝4試合が行われた。
私は明石トーカロ球場で行われた村野工業と須磨翔風との対戦を応援に行った。
1回戦より4戦を観戦してきた村野工業と、
最後の夏を見守る選手やマネージャーさんの居る須磨翔風との対戦の日がやってきた。
村野工業と須磨翔風との対戦は私にとっても想い深い一戦になる・・・。
4年目を見届ける村野工業の夏。
この場所は、一年前のあの日の暑さと緊張、そして寂しさを蘇らせる。
試合開始前、村野工業スタンドで3年生選手たちとの会話も思い出深く、
シートノックでは男の勲章準々決勝バージョンを聞いてまた胸熱く。
全力校歌をまた聞けるようにと願い、
私は1番落ち着いて見守れるいつもの一塁側スタンドへ。
村野工業へ繋いだ尼崎双星 神戸弘陵 神港橘 神戸北の夢、
4校へ繋がれた夢 西宮北 市立伊丹 西宮南 須磨東
8校の夢も乗せて。
男の勲章 準々決勝バージョン♪
夏空眩しく全力校歌
須磨翔風スタンド
桃ちゃんマネージャーがいつもの笑顔を魅せてくれた。
須磨翔風へ繋いだ伊川谷 西宮甲山 県立伊丹の夢、
3校へ繋がれた夢 尼崎西 尼崎稲園 神戸商業 雲雀丘 舞子
8校の夢を乗せて。
試合開始前・・・
それぞれが心の準備をする静寂の時間が今日は何故か私の緊張を増す。
それぞれの心の合わせ方
2018年 全国高校野球選手権東兵庫大会準々決勝 村野工業vs須磨翔風~4強進出を懸けて 序盤戦~
試合開始です。
先攻は村野工業 先発 一柳投手(16)
後攻 須磨翔風 先発 久保投手(16)
先制は1回表 村野工業の攻撃
1番一針選手がレフト前ヒットでチャンスメイク!
いつも試合前に残すスターティングメンバーを撮り忘れていたことにも
かなり緊張していたことを感じる。
2番神澤選手のセカンドゴロで一針選手を先制得点圏へ
いいスタートを切るチャンス!
神戸北との4回戦 3安打3打点1四球と絶好調の中根選手を迎えます。
ベンチでは河野監督さんから声が掛かる。
どんな声が掛かったのか・・・
東崎投手、田口捕手、山本選手は覚えているだろうか。
定位置の宮ぞんに落ち着かない気持ちが少しホッとした。
村野工業スタンドの親御さん方の表情にも緊張を感じる。
みんなが見守る中、中根選手が粘りの打席で見守る人たちの緊張をほぐしてくれた。
粘りの8球、打球は左中間へ抜けていった。
ここで須磨翔風は久保投手から北村投手(12)へ早々に継投することとなった。
須磨翔風もスターティングメンバーを残し忘れた。
8番久保投手(16)に替り北村投手(12)
村野工業ベンチでは、全幅の信頼を置く第二の監督 水田選手が動く・・・
今日も待てない大江選手・・・思わず笑 緊張をほぐしてくれた。
1死1、3塁 大きな場面での継投
4番永田選手を迎える。
川原選手 今日も全力笑顔で・・・飛ぶ・・・
3年生選手の笑顔が見えると安心する。
永田選手の打球はレフトへ上がり、一針選手が先制のホームを踏んだ。
取るべきところで取った1得点 ナイス先制だった。
一針選手 全力ナイスラン!
笠井選手が迎えます!
しかし、みんなの目線は二塁を目指す中根選手へ
次のアウトを目指す翔風は荒川捕手が二塁へ送球
中根選手の二塁進塁を阻みます。
くっすんと宮ぞんの迎えに、惜しくも清々しい笑顔が見える中根選手
水田監督さんは今日も忙しい
1回裏 須磨翔風の攻撃
1番中川(和)選手をファーストゴロ
2番豊福選手がセンター前ヒットで出塁!
3番森山選手の死球で1死1、2塁
須磨翔風も大きなチャンス!
4番荒川捕手を迎えます。
亮太がいい顔で野球をする姿が嬉しい。
荒川捕手のセンターへの犠牲フライで二塁走者 豊福選手が三進
2死1、3塁と替り、5番中川(もっちー)選手
もっちーのショートゴロに二塁フォースアウトを取りスリーアウト
2回表 村野工業の攻撃
5番高橋(憂)選手も粘り!粘りの打席
前チーム粘りの余田選手が思い浮かんだ。
高橋選手は惜しくもセンターフライに終わったが、この粘りがチームの空気を盛り上げる。
粘りの9球目 センターフライに
6番田口捕手が四球を選び出塁!
つづく7番東崎投手
ショートに上がった打球が・・・落ちた。
一塁走者 田口捕手は前進にも留まるにも難しい打球になった。
結果、田口捕手を二塁でアウトにし東崎投手が一塁へ残る。
2死1塁となり、8番山本選手をセカンドゴロに
見守るお母さんが目に止まる。
2回裏 須磨翔風の攻撃
先頭6番茶谷選手がセンター前ヒット!
7番西本選手 初球で茶谷選手を進めます。
8番北村投手の打席 一柳投手がナイス牽制!
茶谷選手を二、三塁に挟みランナーが無くなります。
一柳投手 落ち着いたいい表情だ。
北村投手をレフトフライに捕りスリーアウト
3回は互いに三者で攻撃を終えることになったが、須磨翔風にもいいプレイがみられた。
3回表 村野工業の攻撃
9番一柳投手
フルカウントまでもっていき三振に
1番へ戻り一針選手も粘りの打席 9球目をセンター前ヒット!
一針選手好調!2安打目
初回と同じ形になり繋げたい。
しかし、2番神澤選手のセカンドゴロをWプレイ!
3回裏 須磨翔風の攻撃
9番森選手を三振に
1番中川(和)選手をショートゴロ、2番豊福選手をライトフライに。
村野工業が初回の先制、リードを保ち中盤の攻撃へ。
この対戦は写真の枚数が多く、3ページに渡り残していきたいと思います。
中盤戦へ・・・続
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2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会準々決勝 村野工業vs須磨翔風~4強進出を懸けて 序盤戦~
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