7月15日 ほっともっとで神戸弘陵と村野工業との2回戦が終了し、
神戸弘陵の夏の終わりを見届けて・・・。
この後すぐ、西宮北と神港橘との2回戦を応援に行くため、
海を渡って淡路佐野球場へ向かいました。
神戸弘陵と村野工業との対戦が終了したのは11時24分
その頃、淡路佐野球場では第1試合 夢野台と兵庫工業との対戦中で兵庫工業が大きくリードをしていた。
この対戦は、夢野台が初回1得点を先制したが、後攻の兵庫工業の初回
3番からの怒涛の6連打、ホームランも飛び5得点を還し流れを取った。
3回夢野台は4番の一打で1得点を還すも、兵庫工業の勢いは止まらず、
その裏、7番萩原選手が2打席連続のホームランで5得点差を守ります。
5回夢野台が反撃開始。
死球、ヒットでランナーを溜め、4番濵田選手の3ラン☆彡
5-7と追い上げるも、兵庫工業はその裏、犠牲フライでランナーを進めた後スクイズで1得点
6回 死球で出塁したランナーを犠打で進め、2番元山選手のタイムリーで1得点
7回には4番立花選手、7番織田選手の2塁打に8番田畑選手のタイムリーでの2得点
兵庫工業が11得点と大きくリードし、夢野台の9回
3番山川選手、4番濵田選手のヒットと四球で2死満塁と攻めるが
夢野台が夏の終わりを迎えた対戦だった。
佐野球場へ向かう途中々で高野連の速報を見て、ガンバレ夢野台・・・だった。
夢野台には学童から知る選手が居た。
間に合わなくてごめん・・・。
球場に到着した頃には第2試合のシートノックが行われていて急いでスタンドへ。
試合開始ギリギリ間に合った。
神港橘には村野工業 中根組の3代前、
濱中組のメンバーひとり、市村選手 イッチーの弟選手が頑張っていて
そのご縁があり、昨秋の県大会 雨の高砂球場で行われた市立西宮との1回戦を応援に行った。
2-1の接戦になり市立西宮が勝利。
グラウンドコンディション良くない中、両校選手たちが頑張った対戦だった。
神港橘はこれで秋を終え長い冬へ。
また春応援できたらいいなと迎えた春地区予選
舞子との対戦は延長14回(13回よりタイブレーク)11-8
神港橘は夏に向かうことになり、春を一度も応援に行くことは叶わなかった。
そして迎えた今夏。
両チーム、この2回戦が夏のはじまり。
『新たな歴史への挑戦』
神港橘は初めて単独で出場し、甲子園へ新たな歩を刻んだ2018年の夏だった。
2018年 全国高校野球選手権東兵庫大会2回戦 西宮北vs神港橘
先攻は西宮北 先発 戸根投手(10)
後攻 神港橘 先発 光弘投手
スターティングメンバー
秋・・・光弘投手を初めて観て、もう一度観てみたいと楽しみになった投手。
思った通り、やっぱり凄い・・・。
パワーアップした姿を魅せてくれた夏だった。
戸根投手と光弘投手の先発起用が互いの打線にピッタリはまり大投手戦となった。
終わりは来るのか・・・と思うくらい、両チームが両投手の攻略に苦戦し
7回までスコアーボードに「0」が刻まれていった。
だけど、どこかで必ず山ができる。
そのワンチャンスに夏を繋いだのは・・・。
暑さも忘れて見入ってしまった好ゲームだった。
先攻の西宮北の攻撃、「0」を刻んだ7回までを振り返ると、
先頭がヒットで出塁した3イニングに何れもチャンスは訪れた。
1回表
1番森本選手、2番桃谷選手の二者を連続三振に取る光弘投手の立ち上がり。
3番池田選手をファーストゴロに。
2回表
4番高橋(勇)選手が初球をセンターへ運び2ベースヒット!
先制のチャンスに、5番服部選手をセンターフライ
6番中村選手を三振、7番川村捕手の初球をショートゴロに。
3回表
8番高橋(壮)選手、9番戸根投手を三振、1番森本選手をファーストフライに。
4回表
2番桃谷選手がライトへ2ベースヒット!
再び無死2塁のチャンスを掴みますが、しかし3番池田選手を三振
4番高橋(勇)選手をセンターフライ
5番には代打 石井選手 ショートゴロに。
5回表は圧巻!6番からの三者連続三振に。
6回表
先頭9番戸根投手がセンター前ヒット!
1番森本選手を三振に
2番桃谷選手の打席 バッテリーミスで戸根投手は二進
1死2塁の三度のチャンスに、桃谷選手を三振
3番池田選手をセカンドゴロに。
7回表
4番高橋(勇)選手を三振
5番には4回よりサードの守備へ入った弓削選手の初打席
弓削選手をセカンドフライ、6番中村選手を三振に。
7回まで3安打。
三度のチャンスに光弘投手の好投と無失策の守備が光り、西宮北の先制は遠かった。
一方、神港橘の攻撃にも戸根投手の好投素晴らしく、同じく先制のホームは遠かった。
が、しかし・・・
山は必ずどこかで現れる。
その山は神港橘の7回 ついにやってきた。
神港橘はそこまで戸根投手を前に前半1安打と苦しんでいた。
この7回、初めて出た先頭のヒットから掴んだ山だった。
神港橘1回からの攻撃を振ります。
1回裏
1番市村選手の打球にミスを誘い先頭が出塁するも、
2番安積選手の犠打はファーストフライに。
3番木梨選手、4番吹田選手をライトフライに。
2回裏
5番弓場選手をセカンドフライ
6番山城選手が四球を選び出塁すると
7番岡本選手の打球はキャッチャーとピッチャー間に落ち内野安打に!
1死1、2塁 神港橘 先制チャンス!
しかし、8番光弘投手の犠打にサードフォースアウトと前を阻み、
9番福井捕手をショートゴロに。
3回裏
1番市村選手が振り逃げで出塁するも、盗塁を阻み1死 ランナーが無くなります。
2番安積選手を三振、3番木梨選手をサードゴロに。
レフト池田選手がひとつのアウトを必死に追い、ファウルにこのジャンプ!
凄いね!
そして4回、5回と堅守も見え三者で抑えます。
4回裏
ちょっと不明ですが四球か死球で先頭が出塁するも、
5番弓削選手のセカンドゴロにWプレイ!
6番山城選手をショートフライ
5回裏
7番岡本選手をライトフライ
8番光弘投手がピッチャー前でセーフティバントを試みるも2死
9番福井捕手の初球 キャッチャーファウルフライに。
6回裏
先頭は1番に戻り市村選手が四球を選び出塁!
2番安積選手が初球を送り、再び先制のチャンス!
しかし3番木梨選手をセンターフライ
4番吹田選手はフルカウントまで粘るもレフトフライに。
そして山が訪れた神港橘 7回裏の攻撃
先頭は5番弓場選手がライト前ヒット!
6番山城選手のファースト前の送りバントが決まり、
7番岡本選手の四球で1死1、2塁
キャプテンが打席に入る光弘投手へ声をかけます。
8番光弘投手はファースト前へのセーフティーバント
西宮北の守備光り、三塁フォースアウト
神港橘の大きなチャンスを阻む好守備でした。
2死1、2塁となり9番福井捕手を迎えます。
福井捕手は2回にも2死1、2塁のチャンスに巡ってきた打席。
この試合のキーマンだったのかも。
二度目のチャンスで巡ったこの打席
福井捕手の打球はライトへ飛び待望の「1」が刻まれました。
互いによく守り、この対戦終わりはあるのか・・・
決着はどういう形で着くのだろうか・・・と思うほどの投手戦。
福井捕手のチーム3本目のヒットが試合を大きく動かした。
ここからは神港橘はこの「1」を守り切れるか・・・
西宮北は振り出しに持っていけるか・・・
残されたイニングはあと僅か、互いの7回より緊張が増す終盤戦となった。
8回表 西宮北の攻撃
光弘投手の好投は続き、先頭7番川村捕手、8番高橋(壮)選手の二者を連続三振に。
9番戸根投手が四球を選び出塁するも、
1番森本選手をサードゴロ二塁フォースアウトに。
8回裏 神港橘の攻撃
先頭2番安積選手の初球 ファーストファウルフライ
3番木梨選手のフライ上がった打球は内野安打となり、
4番吹田選手のピッチャー前の犠打が決まり2死2塁
終盤のもう1得点は勝利に大きく前進する大事な場面。
しかし戸根投手の踏ん張りも素晴らしく5番弓場選手をセカンドフライに。
1得点・・・されど1得点。
この対戦、本当に大きな1得点となった。
甲子園・・・
夢繋ぐのは・・・。
9回表 西宮北の攻撃
夢繋ぐ勝者チームのその後の夏を考え、結果には最後の一球のみアップしました。
光弘投手と西宮北の夢懸ける9回表
2番桃谷選手の打席からビデオでご覧下さい。
2番桃谷選手をセカンドゴロ
3番池田選手がセンター前ヒットで夢繋ぎます。
しかし光弘投手は最後の最後まで自分のピッチング
4番高橋(勇)選手を三振に
5番弓削選手も三振に・・・。
神港橘が単独出場し、夏の勝利を挙げチームの新たな歴史を刻んだ対戦でした。
互いに本当よく守り合い素晴らしい対戦だっただけに、
西宮北の夏の終わりを告げるサイレンが余計に切なく感じ、
スコアボードに並ぶ9つの「0」に想いが溢れました。
西宮北の選手たちの夢は、神港橘の選手たちに繋がれました。
戦い終えたら同志
高校野球の素敵な光景です。
夏の終わりはみんな悔しくて寂しくて・・・
でも全力で頑張ったから、西宮北の選手たちの表情は清々しかったです。
それがとても素晴らしかったです。
本当いい対戦でした。
今、改めてその姿を見て再び感動しています。
西宮北の選手のみなさん 夏お疲れ様でした。
そして3年生選手のみなさん 高校野球お疲れさまでした。
勝利した神港橘は3回戦 村野工業との対戦と決まりました。
神港橘の公式戦は、先に書いた昨秋の秋 雨の高砂球場
仕方なくバックネットから網と戦いながらの観戦で・・・。
この淡路佐野球場は網の部分の改修があって、
以前とは違い今はどの場所からも太い網に苦戦する球場で・・・
この対戦も写真が少なめ、神港橘の試合はいつも網が私を邪魔する。
3回戦は西宮北の願い鶴と共に網に負けないほっともっとへ。
まだあの試合の写真を見返してはいないけど、どんなふうに記憶できているのか?
これからゆっくり振り返り残したいと思います。
村野工業との一戦も、また全く違う展開だったけど本当緊張の連続の対戦だったな・・・。
その様子は次のページで・・・
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2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会2回戦 西宮北vs神港橘
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