東兵庫は決勝の朝を迎えました。
明石商業に続き、甲子園きっぷを掴むのは報徳学園か・・・市立尼崎か。
記憶に残る素晴らしい決勝戦になることを楽しみに応援したいと思います。
台風が近付いているようでお天気も心配なところですが、
何事もなくベストなコンディションで試合が行われることを願っています。
一昨日、東兵庫の準決勝 報徳学園と神戸国際大附属、市立尼崎と村野工業の対戦を応援に行きました。
準決勝の朝から振り返ってみたいと思います。
「おはよう!」
村野工業の選手たちと挨拶を交わし、一日が始まった。
第1試合 報徳学園と神戸国際大附属との対戦は、
村野工業の選手たちを引率するおばちゃん状態で、レフトアルプススタンドから一緒に観戦した。
両校の対戦は球場の空気さえ引き締まった感覚があり、試合展開も1得点を争う引き締まった対戦となった。
神戸国際大附属 センターを守る谷口選手の大ファインプレイや、
報徳学園 ショートへ集まる打球に華麗な守備を魅せてくれた小園選手。
「この前の楠田くんのダイビングキャッチカッコ良かったよなぁ~」
「小園くんさすがやな~小園くんになりたいな」
高校野球観戦で、まさかの上半身裸のおじさんが現れ、
「有り得へんよな・・・おかしいな!」
などなど会話もでき、これもまたひとつ夏思い出の時間となった。
バックスクリーン横に飛び込んだ逆転2ランを放った芝野選手のホームラン。
レフトスタンド最上段から見下ろすその光景は、甲子園を思わせる壮大さがあった。
大好きな神戸国際大附属の応援をいつもとは違って遠くから眺めると、
いつも以上にオレンジが揺れる様が美しく見えた。
7回ラッキー7イニングに流れる堀さんのトランペット独奏を楽しみにしていたが、
堀さんはお休みだったのかな・・・必殺仕事人は聞こえなかった。
代わりに、今日は流れないのかなぁと思っていたKOKUSAIプレートが上がるオリジナル応援が流れた。
あの応援は、いつも楽しい気持ちにさせてくれる。
2-2で迎えた報徳学園9回表の攻撃
思わぬ形で勝ち越し決勝点が入り、報徳学園が決勝へ進出をした。
勝敗とは紙一重・・・
神戸国際大附属の選手たちの夏の終わりに胸熱く、報徳学園の選手たちに次へのエールを。
神戸国際大附属の選手のみなさん 夏お疲れさまでした。
場所をアルプススタンドから灼熱のスタンドへ変えて、第2試合 市立尼崎と村野工業との準決勝へ。
熱い長い2時間28分の決勝進出を懸けた戦いだった。
市立尼崎の初回、四死球3つノーエラーで満塁のチャンスを作るが先制点は渡さなかった。
2回 村野工業は四球でランナーを出すも盗塁でランナーを無くし2死となったが、
東崎投手の2ベースヒットと返球乱れ2死3塁
続く山本選手の内野ゴロに、全力疾走が先制点を生んだ。
3回には先頭一針選手のヒットをきっかけに、中根選手が2安打目。
エース竹中投手から小森投手へ早い継投となった。
永田選手の打球にミスを誘い追加点。
序盤リードを取った村野工業だった。
しかし、5回 市立尼崎が反撃開始。
四球とヒットで1死1、2塁としたところで、村野工業は一柳投手から東崎投手へバトンが渡った。
2本のタイムリーと2つの四死球で4得点を挙げ逆転。
ここで、お母さんから「波いこう!」と声が上がった。
流れを取り戻す真っ赤な波・・・。
村野工業スタンドに居た私は、攻守交替の短い時間では
逆スタンドへ移動することは不可能だったのでその場から残すことにした。
「え~@@!今~?!」と今日も驚かせてもらった。
この5回の攻撃はビデオに残したので、ぜひ観ていただきいと思います。
打順は1番一針選手から始まり再びチャンスメイク。
5本のヒット(内3本タイムリー)で3得点、内野ゴロ併殺崩れに1得点
4得点取られて嫌な空気ではなく、気持ち全力を感じる4得点を返し逆転!
この夏の村工の強さはここにあり!と思う熱い攻撃だった。
6-4で村野工業が再びリードをし試合は後半戦へ。
私は場所を市立尼崎スタンドへ移して後半戦を見守りました。
後半、市立尼崎の怒涛の反撃が再び。
6回 5本のヒット(内、同点タイムリー、逆転タイムリーに2本の2点タイムリーの4本)が飛び6得点。
市尼の強さはさすがだった。
さらに7回 2番から5番の4連打、バッテリーミスで2得点を挙げ12-6
6得点を追うこととなった村野工業だったが、今までの対戦で積み重ねてきたものがある。
次の攻撃はラッキー7☆彡
流れを呼び戻す波が現れる・・・そう思っていたので、この状態状況を冷静に見守っていた自分があった。
村野工業が決勝戦まで辿り着けば7試合。
7つのラッキー7☆彡が完成することを楽しみにしていた。
5回に6つ目、逆転を生んだラッキー5☆彡が流れたので、これで7つ目。
どんな波が現れるかなぁと楽しみにカメラを向けた。
7つ目は、真っ赤な波と、林選手が音頭を取り村工祭りのコラボ☆彡
綺麗で元気いっぱいに村工スタンドは真っ赤に輝いていた。
ラッキー7プロジェクト・・・☆彡
それが試合の流れを引き寄せたり、流れを渡さないひとつの原動力であったか無かったかは分からないし、
その原動力になればいいなと思う気持ちももちろんあった。
でもそれが理由ではなく、この夏お母さんの笑顔がたくさん見られるように・・・
これから始まる甲子園への道へ、ワクワクドキドキして始まる夏。
でも、涙も流れた始まりだった。
特別な三年間を過ごさせていただいたのはみなさんのおかげ。
選手たちのおかげ。
自分の思い出も増えたら嬉しいなという気持ち。
何か楽しいことを考える時間って、嫌なこと辛いことを一瞬でも忘れられる。
この夏、みなさんの笑顔をたくさん作ることはできないかなと、
それが恩返し。
1番の理由でした。
「それ!楽しそう!」と言ってくれたお母さん。
初戦は初めてのラッキー7☆彡
大丈夫かな~できるかな~と、残す場所なんかも試合前確認に行ったり。
3つの太鼓の音の後、みなさんが手を振ってくれた。
飛び跳ねて手を振ってくれた選手もいた。
2戦目、ほっともっとの広~いスタンドで、3つの太鼓、手をふっていただいた。
3戦目、静かに手を振るだけじゃおもしろくないなぁ~
スタンドをもっと真っ赤に染められたら綺麗だろうなぁ~
ふと・・・真っ赤な村工タオルが頭に浮かんで、波を作るのは?と思い付いた。
真っ赤な波が流れを引き寄せたり、流れを渡さなかったり・・・
「それいいですね~!」とお母さんが音頭を取って下さり、
ほっともっとのスタンドに真っ赤な波が現れた。
美しくて感動の波だった。
7回 5得点ビハインドを跳ね返し逆転勝ち。
「波いいなぁ~」とお母さんたちの笑顔が見られた。
4戦目、ウインク姫路球場では流れを渡さない波となり、また笑顔が増えた。
大きくリードをとった4回戦、少し早めて5回に波が流れた。
この時点では、決勝までの7試合、7つのラッキー7☆彡が作れるんじゃないかと、
作りたい!そう思うようになっていたなぁ。
選手の音頭も、三年生順番にやれば思い出増えるのにって思う気持ちもあったが、
「太鼓叩ける?」と会話が生まれることが1番嬉しかった。
準々決勝、明石球場ではサプライズラッキー7☆彡もあり、村工祭りまで見ることができて楽しかった。
お母さんの笑顔も2倍見られた。
選手たちに感謝。
そしてこの準決勝。
5回 逆転され、お母さんの「波やろう!」の声できた波。
これまで逆スタンドからしか見たことなくて、村工スタンドの中で見た波は迫力があったな。
熱い長い5回 逆転に成功した。
「やっぱり波いいわ~!」とお母さんたち最高の笑顔だった。
もちろん波のおかげなんかじゃなく、選手たちの全力本気が4得点を取り返したのだ。
でも、波いいわ~って、みんなが笑顔になれたこと、それが私には最高に嬉しかった。
7回には、選手が考えてくれたのかな・・・
村工祭りは4年前の夏に初めて見て、あの盛り上がりが大好きな応援。
親御さん方が真っ赤な波を作り、それに包まれるように選手たちが声を上げていた。
林選手の音頭を取る姿を見るだけで、みんな笑顔で盛り上がっているのが分かった。
それを見て私も笑顔をもらえた。
目標の7つのラッキー7プロジェクトは、これで完成したので、波は力を貸してくれなかった。
村野工業の夏の終わりが告げられた時、私の特別な三年の時間も同時に終わりを告げた。
甲子園の村工アルプスで、カメラじゃなくメガホンを持って応援する!
私の夢でした。
叶えることをできなかったのは、自分の応援が足りなかったんだなと思う。
みんなが甲子園へ辿り着けなかったことは私も本当に残念。
だけど6戦もみんなの夏を応援することができたこと、5回も全力校歌を聴かせてくれたこと。
本当に嬉しい楽しいワクワクした夏をもらいました。
この5回、応援プレイヤーたちの渦の中で一緒に応援できたことに感謝です。
邪魔しちゃってごめんね
甲子園を本気で全力で目指すということは、こういうことなんだと感じたあの12分。
初戦、緊張からか、3年生応援プレイヤーたちの表情は固く、
この9人の笑顔を多く見たい・・・笑顔にしたい!残したい!
もうひとつの大きな私の目標だった。
それがこの12分で、それが達成できた。
選手たちが自分の心で創りあげた夏を記憶に残すことができた。
真っ赤な波が力を貸してくれたのかもしれないな。
グラウンドプレイヤー、ベンチプレイヤーへ、応援プレイヤーたちの全力の応援プレイが力を届け、
グラウンドプレイヤーたちはそれを得点に変えてくれた。
村野工業の選手たちの本気の夏をぜひ見てあげて欲しいなと思います。
下バーの歯車で画質が変えられます。720HPで見ると綺麗です。
それぞれが色々な想いを持って始まる夏。
辛さ悲しさの葛藤を乗り越えて戦った応援プレイヤーたちは、
この5回の自分に、始まる前の自分の気持ちとは違うこと気が付いたかな。
ビデオの中の自分を見て、本気で勝ちたい!と思って戦った自分に気が付いてくれたら嬉しい。
立ち位置なんかじゃないことを。
グラウンド、ベンチプレイヤーたちも、この姿を見て得るものもあると思う。
目標としてきた場所で夏を戦えなかった選手は、やはり悔しさ残るとは思うけど、
チームとしても甲子園へ行く!という目標を達成できなかったけど、
それを目指す過程の中に、全員の「本気の全力」があったはず。
やればできる!という自信が生まれたはず。
仲間の本当の大事さを感じられたはず。
見守って下さったご両親へ本気の感謝を心に持ったはず。
甲子園へ行く!という目標が、この夏が、甲子園より凄く大きな心の宝物や、
これからの自分の人生への力を与えてくれたのではないかなと感じます。
そして何よりこの12分は、全員が心ひとつに置かれた場所で輝けた時間だったと思うし、
見守って下さったご両親へ、感謝の笑顔を贈れたのではないかなと思います。
本当に、このチームの素敵さを魅せてもらったこの時間は、
これからの私の元気の源になるように思います。
私にとっても激動の2週間でした。
みなさんと泣き笑い、本当に思い出深い夏をいただけたことに感謝しかありません。
楽しかったです。
村野工業の選手のみなさん 本当にありがとう!
夏お疲れさまでした。
3年生選手のみなさん 素晴らしい夏をありがとう!
本当にいいチームだったなぁと、中根組とのサヨナラは寂しいけど
この一年、あまり見れなかったこともあるけど多くの思い出をいただきました。
ありがとう。
そして、高校野球お疲れさまでした。
みんなが魅せた全力本気の夏は、後輩たちへ、やればここまでできる!っていう
大きな大事なあしあとを残しましたよね。
立派な4強だと思います。
おめでとう!
1、2年生は、先輩たちからもらった力を持って、次の夏へ向かって欲しいなと思います。
きっとできると思っています。
頑張って下さい。
みんなにもらった夏の思い出は、少し先になると思うけど残したいと思います。
最後になりましたが、親御さん方 本当に素敵な夏をありがとうございました。
嬉しいメッセージもいただきありがとうございました。
可愛い保冷剤を入れる首巻、わざわざ私へ本当にお気持ちが嬉しかったです。
感謝 感謝 感謝です
お約束のラッキー7プロジェクトは見事に完結できたので、これから7つを集めて
みなさんへ感謝の気持ちとして贈りたいと思いますので少しお時間下さいね。
「男の勲章 決勝version♪」は残せなかったけど、「準決勝version♪」も最高でした!
市立尼崎の選手のみなさん 決勝進出おめでとう!
本当に強かった!
今日はいよいよ決勝戦!13時 夢掴む甲子園への道あと一歩。
夢叶えて欲しいなと思います。
テレビの前だけど応援しています。
第100回 全国高校野球選手権 東兵庫大会 決勝
【ほっともっと神戸】 13:00~
報徳学園ー市立尼崎
報徳学園の選手のみなさん 市立尼崎の選手のみなさん
両校の健闘を祈っています。
7月26日 東兵庫 準決勝対戦結果
第1試合 報徳学園 3-2 神戸国際大附属
報徳学園 林、木村 - 堀尾
神戸国際大附 西井、鍵 - 廣瀬
本塁打 神戸国際大附属 柴野(5回2ラン!」
第2試合 市立尼崎 12-6 村野工業
市立尼崎 竹中、小森 - 佐藤 、
神戸村野工業 一柳、東崎 - 田口
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2018 夏☆彡甲子園 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会 準決勝対戦結果
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