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2018年 春季高校野球 兵庫地区予選 神戸地区Dブロック2回戦 北須磨vs村野工業 観戦記

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桜咲く村野工業ひよどりグラウンド

4月1日 神戸地区予選 北須磨と村野工業、育英と六甲アイランドの5回までを観戦しました。

村野工業の春がやっとやってきました。
秋からこの日をとても楽しみにしていました。
長~い冬を頑張り、選手のみなさんもこの日を楽しみに迎えたことだと思います。
自分が試合をするわけじゃないですが、ひよどりグラウンドへ行く時はいつも緊張感があって
今日もどんな頑張りが観れるだろうと楽しみいっぱい、ドキドキいっぱい、緊張いっぱいに向かいました。

北須磨と村野工業は昨年チーム道才組の秋予選ブロック決勝で対戦し、
春の組み合わせが決まった時には、あの日の試合を思い出し懐かしく・・・。
背番号4 竹内投手も印象深く、もう一度観たいなと県大会にも観戦に行ったことも懐かしく。
北須磨はあの試合で初めて観るチームでしたが、チーム全体がすごく明るくて
笑顔も多く、野球を楽しんでやっている印象が深く残っています。

新チームを初めて観させていただきましたが、今チームもあの時と同じように
チームに元気と笑顔が多くあり試合にも活かされていたように思いました。
個々の選手もまた観てみたいなと思う印象深い選手の発見もあった対戦でした。
また、村野工業は秋や親善大会から守備のコンバートもあり、
秋新チームの始まりのような新鮮さを感じながら観させていただきました。

走攻守、如何に練習してきたことを試合の中で実現できるか・・・
そう思ってどちらのチームも、どの選手も懸命に頑張るわけですが、なかなか難しいもの。
対戦を観て、私の中のキーワードは「繋がり」
攻撃面に於いては対照的となったと感じる部分も多くあった対戦でしたが、
しかし、両チームの選手たち一人ひとりの頑張りは同じ。
厳しい冬練習を超えてきたことも同じだと思うので、結果には感慨深いものがある対戦でした。

2018年 春季高校野球 兵庫予選 神戸Dブロック2回戦 北須磨vs村野工業 観戦記





先攻 北須磨 先発 岩瀬投手

北須磨の選手は岩瀬投手、竹田捕手しか名前が分かりませんので背番号の記載でごめんなさい。

後攻 村野工業 先発 西川投手

スターティングメンバー
1番 レフト    高橋(憂)選手(7)
2番 センター   一針選手(8)
3番 ショート   中根選手(6)
4番 サード    永田選手(5)
5番 ファースト  東崎投手(1)
6番 ライト    田口選手(9)
7番 セカンド   山本選手(4)
8番 キャッチャー 渡邊選手(2)
9番 ピッチャー  西川投手(10)

ベンチメンバー
神澤選手(3)
宮本投手(11)
城間捕手(12)
高橋(じゅん)選手(13)
一柳選手(14)
水田選手(15)
藤原選手(16)
楠田選手(17)
杉本選手(18)
赤尾投手(19)
石橋選手(20)


北須磨の初回

1死から2番(4)選手の四球、3番(3)選手のサードゴロ進塁打で2死2塁

ここから驚く2連打、4番(9)選手、5番(7)選手の両選手が
ライトオーバータイムリー3ベースヒット2本で2得点先制!









あの秋には気付なかったのですが・・・

(9)選手も(7)選手も貫禄いっぱい!身体も大きい選手です。

2死3塁のチャンスが続きますが6番(2)捕手をサードゴロに。



村野工業の初回

1番高橋(憂)選手のショートゴロにミスを誘い先頭出塁!



2番一針選手

フルカウントからファウルで粘るも三振に。

高橋選手は2塁へ

3番中根選手もフルカウントから粘りのショートゴロ



4番永田選手 レフトへタイムリー!1得点を返し2-1
さすが4番!





5番東崎選手の打席 永田選手は盗塁を試みるも竹田捕手の攻守に阻まれます。



2回表 北須磨の攻撃

1死から8番(14)選手 センター前ヒット!

9番(6)選手 ライト前ヒット!2連打で1死1、2塁
ここは西川投手踏ん張り後続をライトフライ、レフトフライに。







2回裏 村野工業の攻撃は5番東崎選手、6番田口選手をセカンドに。







7番山本選手をサードゴロに、ゴロに
岩瀬投手打たせて捕るピッチングの2回
村野工業は三者で攻撃を終えます。



3回表 北須磨の攻撃

1死から4番(9)選手が死球で出塁するとここも連打

5番(7)選手がセンター前ヒット!2安打目 1死1、3塁







伝令は水田選手(15) 今日もベンチからよく声聞こえてました。

6番(2)捕手 一球Bを見送ったの2球目 スクイズを試みるもサードランナーが挟まれ、
結果三塁へ帰塁すると、ヒッティングに切り替えレフトへタイムリー!3-1





1死1、2塁となり7番(1)投手のセカンドゴロにWプレイ!



3回裏 村野工業の攻撃

先頭8番渡邊捕手をレフトフライ、9番西川投手を三振に取り2死





1番高橋(憂)選手がレフト前ヒットで出塁するもショートフライに。
高橋選手の高校野球初打席は道才組の春県大会神港学園戦。
あれから秋が過ぎ冬を超えて、どんどん良くなってますね~
高橋選手は2年生、これからが楽しみな選手です。





2番一針選手

4回表 北須磨の攻撃

先頭8番(14)選手をショートゴロに。



9番(6)選手も長打 左中間を超える3ベースヒット!

ここで村野工業は宮本投手(11)へ継投



1番(8)選手のセンターへの犠牲フライで1得点を追加 4-1
2番(4)選手を三振に。







4回裏 村野工業の攻撃

先頭3番中根選手 ライトへ2ベースヒット!いい1本でしたね~

続く永田選手は初球をセンター前ヒット!無死1、3塁のチャンス!
1回のタイムリーは特に、そしてこのヒット!さすがの一打でした。



3、4番の連打で流れを取り戻したい場面、しかし盗塁を阻まれ
三振とセンターの好捕でピンチを防ぎます。



6番田口選手 初球を狙ってセンターフライに。
ナイスセンターでした!

5回表 北須磨の攻撃

先頭3番(3)選手の死球、4番(9)選手の犠打、5番(7)選手の四球で1死1、2塁









6番(2)捕手のレフトヒットで1死満塁とチャンスを広げたところで、



7番(1)投手のセンターへの犠牲フライで5-1



チャンスで確実の得点を還すところはさすがです。

2死1、2塁 注目の8番(14)選手 初球をショートゴロ 二塁フォースアウトに。
宮本投手サイドハンドに変えて投げてましたね~
冬に積んできたことを夏へのために工夫と挑戦を感じる宮本投手の春の投球でした。



5回裏 村野工業の攻撃

先頭7番山本選手 ライト前ヒット!
桜の下、山本選手にもいい1本が観られて凄く嬉しかったです。



8番渡邊捕手の進塁打と、9番宮本投手の打席には代打藤原選手(16)



フルカウントから四球を選び1死1、2塁と攻めますが、
1番高橋(憂)選手をインフィールドフライ、2番一針選手をレフトフライに捕り反撃を阻みます。
藤原選手フルスイングで挑みます。



高橋(憂)選手



一針選手



前半を終了し北須磨 5-1 村野工業
まだまだ前半、村野工業の巻き返しを楽しみに後半戦のスタートです。







6回から村野工業はエース東崎投手へ継投

少し余談に入りますが・・・
試合後に本人は「全然です」と言ってたけど
今まで観た東崎投手の中でベストピッチングを魅せてくれました。
何より、今までで一番気持ちが身体から溢れていたピッチングだったように思います。

時間と気持ちは自分で作るもの・・・私の信条です。
良くも悪くも自分の気持ち次第。
生活の中でつまづくことがあっても、多少の時間をかけて修正できますが、
野球の中、試合の中に於いては気持ちを修正する時間は瞬時です。
だからこそ、強い気持ちが必要なんだと思います。
特にピッチャーは・・・
以前、イチロー選手だったか、こんな言葉を聞きました。
失敗を引きづらない
忘れるじゃなく、心に置いて前を向くことが大事と。
強い気持ちを作るには、やはり日々の積み重ねかなと。
だから毎日、今、瞬間を意識しながら練習に取り組んで欲しいなと思う選手。
今日に自信を持って、そして更に前へ上への気持ちを持って頑張って欲しい選手です。
これは他の選手にも同じように思うのです。
全力で応援している選手たちだから・・・。

東崎投手を迎えて6回表 北須磨の攻撃

高橋(じゅん)選手(13) 石橋選手(20)・・・切れてしまった><;sorry



カウントを付けながら観たので合わせて残したいと思います。(間違いがあれば失礼^^;)

先頭は9番(6)選手 1打席目 ライトヒット、2打席目左中間3ベースヒットを放った選手
B・S・B・S 三振に。
1番(8)選手 三球三振に。
2番(4)選手 S・B ファーストゴロに。

6回裏 村野工業の攻撃は3、4、5番の三者を抑え7回表 北須磨の攻撃へ。
中根選手



永田選手

東崎投手



7回表 北須磨の攻撃

3番(3)選手 B・S(ファウル)・S 三振に。

ここから4、5番の登場 楽しみな対決です。
4番(9)選手 三球三振に。

5番 B・B・B・S 四球



強打の5番意識したかな・・・全然ですの言葉のひとつはここにあったのかなと。
6番(2)選手をサードゴロに。

7回裏 村野工業の攻撃

先頭6番田口選手をライトフライに、7番山本選手をサードゴロに捕り2死



8番渡邊捕手が初球を捉えてセンター前ヒット!
ナァーイス!バッティングでしたね~

9番には代打 神澤選手(3)をレフトフライに。



8回表 北須磨の攻撃

城間捕手(12)



7番(1)投手 S・B・S 三振に。
8番(14)選手・・・(14)選手も印象に残る注目のバッターです。
S(ファウル)・B・ショートゴロに。



9番(6)選手 B・S(ファウル)・B・S・B フルカウントから三振に。

2イニングで6奪三振(内1つ見逃し) 気持ちのこもった投球がみられました。

良い流れで8回裏 村野工業の攻撃

先頭1番高橋(憂)選手をファーストゴロに。

2番一針選手の足勝りショートゴロが内野安打に!

続く3番中根選手

ライト前ヒット!中根選手、安定のナイスバッティングです。

1死1、2塁 終盤のチャンスに4番永田選手を迎え、岩瀬投手も燃えますよね。
岩瀬投手・・・
背丈は大きくない選手ですがガッチリした体格で、フィニッシュには地面に顔が着くんじゃないかと思うほど
身体いっぱいに使って力強い投球をする投手です。
バッターはかなり打ちにくい厄介な投手なのかもしれないなぁ。
永田選手は初球を狙い打ち返しますがレフトフライに、5番東崎投手を三振に取ります。







9回表 北須磨の攻撃

1死から2番(4)選手が四球を選び、盗塁、ファーストゴロで2死3塁





4番(9)選手 初球をセカンドへ。



難しいセカンドゴロでしたがセカンド山本選手が精一杯に止めるも内野安打に。
その間2番選手が還り6得点目を挙げます。

2死1塁 5番(7)選手が初球を左中間へ運びエンタイトル2ベースヒット!

ホームランか?と思う打球でしたがフェンスに入り込んでしまったのか?
(9)番選手がホームに還るも二塁へ戻り2死2、3塁で再開。
この後、6番選手をレフトフライに。

9回裏 村野工業の攻撃



先頭は6番田口選手 セカンドゴロ、7番山本選手を三振に。



8番には代打 楠田選手



フルカウントの末 四球を選び出塁し繋げたいところ。



しかし、9番神澤選手レフトフライに捕り、北須磨が準決勝へ進出した対戦でした。















北須磨は前半5回まで8安打、後半は東崎投手の好投光り2安打に抑えられましたがその内、長打が3本
得点機には、四死球でもらったランナーを連打で還す、ヒットで繋いでチャンスを広げ犠打で還す
といった繋がりある攻撃が多くみられた結果だったなと感じます。
また、2つ盗塁を阻む場面がありましたが、1回タイムリーの直後、4回連打の直後と、
いづれも流れを持って行かれそうな場面での竹田捕手の好守備も勝利に大きく貢献したなと感じました。

北須磨には、またこの対戦のようにチーム全員でいい笑顔で野球をして決勝へ進んで欲しいなと思いましたが、
この後、神戸国際大附との準決勝(7ー11) 夏へ向かいました。
県大会でもう一度観たいチームだったので残念ではありますが、
また夏へ向かって更に力を大きくするチームだと思うので頑張って欲しいなと思います。





村野工業は秋の敗戦の悔しさを持って冬を越してきたと思うので悔しい気持ちは大きいと思います。
でも、やってきたことを表現できた部分もあったと思うし、何より気持ちがとても伝わってきた対戦でした。
この悔しさを持って今日から夏へ向かってスタートしたことだと思います。
また夏、全力で応援したいチームなので、選手のみなさんも一日一日を大事に、
3年生はラストチャンス!悔いなき夏までの時間を過ごして欲しいなと思います。

村野工業の春、桜の季節は終わってしまいましたが、桜って・・・
たくさんの花びらを寄せ合い咲くから美しいと見る者は感動し心動かされるのですよね。
チームもみんなの気持ち、力が合わさるから強いチームになれるのだと思うので、
夏へ向かう道で、一輪一輪を大輪にし夏の青空の下で咲き輝くことを楽しみにしています。

村工球児!がんばろう!
怪我にはくれぐれも気をつけて・・・。


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