明石トーカロ球場で行われた準々決勝を応援に行きました。
第一試合は昨秋の覇者 神戸国際大付と準優勝の報徳学園となり、私もいつもより早く8時半過ぎに球場へ到着しましたが
駐車場も混み合い、注目の一戦にスタンドもフト気付けば超満員で、この宿敵対決への関心度は凄いものがありました。
ここまで神戸国際大付は、地区ブロック予選 伊川谷を12-1(7回コールド)、長田11-2、夢野台5-0
報徳学園は地区ブロック予選 宝塚を10-0(5回コールド)、猪名川10-0、伊丹西2-0と勝ち上がり互いに第一代表として県大会へ進出。
県大会では、神戸国際大付は2回戦 夢前を10-0(5回コールド)、3回戦 津名8-5、報徳学園は、2回戦川西緑台5-1、洲本6-4
そして準々決勝を戦うこととなりました。
強豪同士の対決で球場の雰囲気も、空気もとても締まった感じがしたのは私だけでしょうか・・・。
対戦の方は、さすが昨秋の兵庫王者の貫禄で神戸国際大付が勝利した対戦となりました。
~2015年 春季高校野球 兵庫県大会 準々決勝 神戸国際大付vs報徳学園 観戦記~
スターティングメンバーです。
神戸国際大付
報徳学園
先攻は神戸国際大付、後攻 報徳学園
私の記録では・・・
神戸国際大付 先発は東郷投手(17)は昨秋1回途中より継投し4回途中までを投げ、2被安打2失点3奪三振4与四球
報徳学園先発 菅原投手(11)は、昨秋季大会の神戸国際大付との決勝でも先発を努め、8被安打2失点1奪三振1与四球
この二投手の春の対決にも注目の準々決勝です。
注目・・・と言えば、両校の応援スタンドなんですが、報徳学園は凄い部員でスタンドが緑に揺れます。
吹奏楽は入らず太鼓が力強く響く中、笑顔の選手たちが素敵で迫力の声が重なってとてもカッコいい応援です。
シート時の報徳スタンドです♪
また、神戸国際大付は対照的な吹奏楽の音色で、カッコ良さと軽快な応援が入り混じった素晴らしい応援です。
国際の応援と言えば、トップの写真の・・・トランペットを演奏される方たぶんお父さんかなぁ~・・・?
銀のトランペットを吹く方が居られるんですが、私は6回の攻撃で響く、この方のトランペット独奏がカッコ良くていつも楽しみにしているんです♪
昨日は別の方が木笛を吹かれる姿もあり、国際の応援がいつもに増して素敵に聞こえました^^。
ビデオにその素敵な笛を吹かれる方の姿もありますので、ぜひご覧くださいね。
昨日はそのトランペット独奏の場面をビデオに収めたかったのですが逃してしまい・・・><
それは次回のお楽しみ♪ 試合の中でカッコいいトランペットのお父さんも登場しますのでご覧下さいね♪
素敵な応援の音色を思い出しながら・・・神戸国際大付の攻撃を振り返ります。
序盤、1安打に留まり3回には2死1、2塁と先制の機がありましたが無得点。
4回表の攻撃
1死から5番西川選手 1Bから2球目をレフトオーバー2ベースヒット!
6番妹尾選手が初球をセンターへヒット!の2連打と、7番東郷投手への四球で1死満塁と先制の大チャンス!
東郷投手の打席ビデオです。
8番松田捕手のスクイズで1得点先制!
松田捕手の先制スクイズの打席ビデオです。 西川選手のスタートの良さも良く分かります。
2死満塁とチャンスは続き、9番堀本選手が初球をセンターへ返し更に1得点。2-0
セカンドランナーが更にもう1得点狙い本塁を目指しますが、ここは国際センター福本選手の肩が勝り本塁死となり追加点を阻みます。
堀本選手の打席、ビデオを回した瞬間打った後でした~~;
報徳学園の前半は、2回裏 四球からもらったランナーを2塁まで進めますが、
国際セカンド妹尾選手の頭を超えるか!という打球を後ろ手でダイビングキャッチ!
ナイスプレイに妹尾選手の笑顔が弾けました^^
1、3、4、5回は東郷投手のテンポ良い好投で、特に3回の三者連続三振にはスタンドから凄いなぁと声が聞こえ、
どの回も報徳打線を三者凡退に抑えます。
国際菅原投手が強力打線の報徳学園を前半5回まで無安打無得点に抑え、やはり昨秋王者健在!ん~強いなぁ・・・という展開でした。
インターバルを挟み後半戦 6回神戸国際大付の攻撃
1死から6番妹尾選手が2安打目ライトへヒット!
7番東郷投手が送り2死2塁とすると、8番松田捕手の打席に牽制が逸れ2死3塁とチャンスが広がります。
そして松田捕手のライトへのタイムリーで3-0とジワリ引き離します。
2死1、3塁 9番堀本選手が死球で2死満塁となり、報徳学園は二番手 藤岡投手(12)へと継投します。
打席には2番植村選手の打球はセンターフライに、この勝負は藤岡投手が勝り三者残塁、ピンチを切り抜けます。
植村選手と藤岡投手との勝負の打席ビデオです。
トランペットのお父さんも一瞬ですが登場します^^♪
その裏、3得点を追う報徳学園の6回裏の攻撃
2死から1番端岡選手のレフトヒットがこの対戦初ヒットとなり、
2番波田選手の2連打で1死1、2塁と反撃のチャンスが訪れます。
3番には代打 山田選手が送られますが、センターフライに取られ無得点に終わります。
山田選手の打席ビデオです。
7回表 神戸国際大付の攻撃では、先頭3番竹村選手が四球で出塁し、4番谷本選手が送り1死2塁
5番西川選手がセンター前ヒットで1死1、3塁
6番妹尾選手が死球で2死満塁と追加点のチャンス!
しかし、藤岡投手が踏ん張りをみせセンターフライで三者残塁、6回に続いて国際は満塁のチャンスを逃します。
良い形で締めた7回裏 まずは1得点を還したい報徳学園の攻撃
先頭4番森井選手が四球で出塁(代走正木選手)
1死となり6番福本選手の打席では3Bとボールが先攻すると、すかさず松田捕手が声を掛けに行きます。
こういう次球はいい球が入るものですね。
次球はS・・・しかし結果死球となり1死1、2塁、次打者7番佐藤選手の打席
セカンドゴロからセカンドフォースアウト、Wプレイを狙ったファーストへの送球が逸れ、
その間に正木選手が還り、報徳学園のスコアボードに「1」が刻まれます。
神戸国際大付はここでエース塩田投手が登場し一者を打ち取り終盤線へと入ります。
神戸国際大は8回表を残者凡退に終わると、9回の攻撃では、報徳エース中本投手へ替りばな、
先頭の3番竹村選手が初球を狙い打球はレフトへフライが上がり打ち取ったかに見えましたがレフト前へ落ち2ベースヒット!
4番谷本選手が初球をきっちり送り1死3塁
続く5番西川選手が2Bからフルスイングでレフトへタイムリー2ベースヒット!
更に6番妹尾選手も続き、初球をセンターへタイムリー2ベースヒット!
二連打で2得点を追加、5-1と大きく突き放し、最終回反撃の機を狙った報徳学園でしたが
神戸国際大付が報徳打線を3安打に抑え、秋に続きこの宿敵対決を制し勝利、4強進出となりました。
終盤の力強い攻めもあり、国際強し!と思った対戦でした。
明日の準決勝は、準々決勝接戦の末、篠山鳳鳴を6-5で下した関西学院との対戦となりました。
秋、春と二季連覇を目指す神戸国際大付の戦いを楽しみに、また応援に行きたいと思います。
選手のみなさん がんばって下さい
そして報徳学園の夏をまた楽しみに・・・がんばれ報徳学園球児たち
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2015 春季高校野球 兵庫県大会 準々決勝 ~神戸国際大付vs報徳学園 観戦記~
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