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2017夏!甲子園☆彡 第99回全国高校野球選手権長野大会 12人で挑んだ軽井沢高校の夏~道しるべ~

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一昨日、長野大会で軽井沢高校が短い夏の終わりを迎えました。


おはようございます。

いよいよです!

どうなるのかって楽しみです!

みんな頑張ってくれることを期待し、私も全力でサポートしたいです。


昨日はたくさん練習しました。

というか、今週はたくさん練習しました。

だからきっと

大丈夫です!


全国の高校野球部3年生の気持ちがわかる気がします。

3年間やってよかった、そう思える1日にしたいです。


12人で挑む軽井沢高校の夏の始まり

3年生部員はただひとり、小宮山マネージャーさんの最後の夏。

初戦を迎えた朝、彼女はいつものように前向きにな言葉を送ってくれ、

長野オリンピックスタジアムに向かいました。


頑張ってがんばって、ようやく掴んだみんなとの野球が

1分でも、一秒でも長く続くことを祈りながら試合をライブで観させていただきました。

笑顔が見えるかなぁ~と楽しみに。


どんな選手たちなんだろう・・・

と、朝からソワソワした気持ちで試合開始を待ちました。

対戦校は長野東
 

先攻 軽井沢高校
 

初回 軽井沢の攻撃は、2死から3番奥田選手がチャンスをもらい出塁し2死1塁

4番キャッチャーの高橋捕手が打席に立ちました。

しっかりとした体格で貫禄ある頼もしい印象でした。

高橋捕手の打球は大きく伸びて、レフトスタンドへ吸い込まれていきました。

高校野球初公式戦初打席は先制2ランホームラン!

遠山監督さんとの初めての夏

新生軽井沢高校野球部、選手たちのこれからの力となるだろう素晴らしい一打だった。




ベンチの中の小宮山マネージャさんの後ろが一瞬映り、とびっきり笑顔の彼女が浮かびました。

好スタートを切った軽井沢高校ですが、1年生だけで挑む初めての夏に

これを乗り越えて頑張っていくんだよ・・・と野球の神様はたくさん試練を与えられたように思います。

対戦結果は、14-2 5回コールド

長野東が初戦勝利をした対戦でした。

長野東は初回こそホームランで先制を許したものの、レフト義家選手のファインプレイも見られ

自分たちが積み重ねてきた野球をしっかり発揮し、大差が付いても最後まで手を抜くことなく素晴らしいチームでした。

長野東の選手のみなさん 初戦勝利おめでとう。


軽井沢 200 00=2
長野東 623 3×=14

軽井沢 渡辺ー高橋
長野東 入山、西宮、風間、松橋ー石井
本塁打 軽井沢 高橋、長野東 桜井


我慢の投球が続く高橋投手に仲間の笑顔は力になったことでしょう。

最初は気持ちもバラバラだった・・・






この大会に助っ人を入れて参加する意義、遠山監督さんや先生方のお気持ちを勝手に察します。

彼らは1年生。

これから長い高校野球生活を送るのです。

そして、小宮山マネージャーさんは最後の夏なのです。

単独チームとして出場することの意味・・・

選手たちのためでもあり、小宮山マネージャーさんのためでもあり・・・

そんなふうに感じます。

このマウンドでの選手たちの表情や、ひとつづつストライクを・・・アウトを・・・みんなで一所懸命取る姿に

だだ・・・頑張れ!と。


暑さの中、ライトを守る中川選手の体調不良で中断もあり心配しましたが、大事に至らず本当良かったです。

9人で挑む夏、自分が抜ければ試合は棄権となることは分かっていることなので

無理を押してグラウンドへ戻ったのかもしれません。

精一杯よく頑張ったと思います。

その後、体調は大丈夫だったかと心配しています。


初めての公式戦で緊張も伺えましたが、一所懸命みんなが頑張る姿や、

スタンドの親御さん方の大きな声援が聞こえてきたときには本当感動をしました。

スタンドの最前列で磯山くんを見つけました。

磯山くんの姿が見られるとは思っていなかったので嬉しすぎて胸いっぱいになりました。

自分が叶わなかった最後の夏を、後輩たちに重ね合わせて観ていたことだろうと思います。

磯山くんが最後まで頑張り抜いたことが、今日となって繋がっているんだと思うと

何とも表現しがたい気持ちになりました。

後輩たちが野球をする姿を見て、頑張って良かったと改めて感じられた瞬間だったのではないでしょうか。


小宮山マネージャーさんの最後の夏は終りを告げました。

嬉し涙も、寂しい涙も、この日まで我慢・・・

笑顔で終わらせたい・・・

そう言って今日まで頑張ってきた彼女は、たくさん嬉し涙、寂し涙を流したことでしょう。

笑顔で終われたかなと、試合後ネットの中で彼女の笑顔を見つけたときは胸がいっぱいになりました。

その笑顔を残して下さったメディアの方々に感謝致します。

悔しさより寂しさが大きいだろうと感じますが、最後まで彼女らしく感謝の気持ちいっぱいの笑顔を魅せてくれました。

翌日の新聞記事を、松本の巻山さんが送って下さいました。






巻山さん ありがとうございます。


3年生選手、マネージャーさんも最後の夏の終わりは、やはり切ないものです。

春、軽井沢高校へ訪問させていただいた日に、

小宮山マネージャーさんへお礼のメッセージを送ってから何通ものメッセージをやり取りして、

結果より、そこまでどれだけ気持ちを持って頑張れたかが大事ということを度々話しました。

その言葉の通り、昨日を迎えるまでの過程で彼女の頑張りには見習うものがありました。

本当よく頑張ったと思うし、彼女の諦めず頑張ったあしあとは多くの人の心の中に素敵に残りました。

貴方の頑張りは、これからの軽井沢高校野球部や選手、マネージャーさんたちの道しるべとなることでしょう。


3年生の最後の夏、みんなが通る道。

翌朝起きて、高校野球の終わりを実感し寂しさ増していることだろうと感じます。

どんな不安があっても、大丈夫!と前を向いて頑張ってきた彼女の夏の終わり・・・

いつも、大丈夫!と励ましてきた私は、今、大丈夫かな・・・と、とても心配な気持ちでいっぱいです。

私たちには計り知れない寂しさが彼女の今にあると思います。

でも乗り越えなければいけない寂しさであり、

時間がかかっても彼女ならちゃんと前を向いてまた頑張ってくれることだと信じています。

その寂しさは、これからグラウンドから流れてくる後輩たちの元気に野球をする声がきっと癒してくれることだと思います。

今度はその風に流れてくる声に力をもらって、目指している新たな目標に向かって頑張って行ってほしいなと思います。

小宮山マネージャーさんの高校野球のあしあとを少しですがここに残せたことに感謝です。

彼女と出逢えて本当に良かったです。

ありがとう。

またいつか夢を叶えた貴方と再会できることを楽しみにしています。

この出逢いを作って下さった方々に心から感謝致します。


最後に・・・

1人で頑張ってきた3年生マネージャー、5年ぶりの単独出場と

今大会を迎えるにあたり、また初戦後もメディアにも多く取り上げていただき

小宮山マネージャーさん、選手たち、チームとしても記憶に残る夏になったと思います。

私自信も離れている分、その記事から様子知ることができたことに感謝です。

こうして注目されることは良い意味で良かったと思いますが、

注目されるがゆえに、良い意味ではない注目のされ方をしているのを見かけ怒りに震えています。

心無い人たちがネットの中で、チームや個人を中傷したり卑劣で下品な言葉を並べているのを目にしました。

個人の考え、表現の仕方は自由かもしれません。

しかし!

顔が見えないネットの中で、自由だからと何を言ってもいいのか!

ネットの中に残ったその卑劣な言葉を、本人や親御さんが目にしたら・・・と考えないのか?

考えないから書き込むのだろうけど、人としてを考えていただきたい。

ここに書いても、そんな人の心には届かないことを百も承知で書いています。

1人で頑張ってきた3年生マネージャー、5年ぶりの単独出場・・・

美談でも何でもない!

ひとりの高校生や、軽井沢高校野球部で野球をしたいと思って入部してきた選手たちです。

夏の大会への単独出場に、自分も頑張ってみようと思って仲間になった選手です。

関わる人たち全てが一所懸命頑張った証なだけです。

怒りに震えます。

軽井沢高校野球部の夏の終わりや、小宮山マネージャさんの最後の夏の終わりに

もちろん応援してきたので寂しさや残念さで気持ちは沈みます。

でも、人の心も分かろうとしない人たちの言葉の脅威に、それ以上に気持ち沈んでいます。

彼女がそれを目にすることがないことを願うばかりです。

彼女は自分だけのためじゃなく、そして自分のためにもここまで頑張ってきたのです。

そっと、彼女の最後の夏を見守ってあげて下さい。


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