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春季高校野球兵庫地区予選 神戸Aブロック2回戦 神戸村野工業vs神戸第一 観戦記 ~以心伝心~

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今日は神戸Aブロック2回戦 村野工業と神戸第一との対戦を応援に行きました。

両チームは昨秋県大会1回戦で対戦しており、この時は村野工業が初回、打者14人で8得点を先制し、

10-4で村野工業が勝利を収めた対戦でした。

今春ブロック予選1回戦 神戸第一は須磨学園との対戦、延長12回を戦い、

3-2の接戦、神戸第一がサヨナラ勝利し2回戦へと進出しました。

須磨学園 200 000 000 000=2
神戸第一 011 000 000 001=3
(延長12回)

2016 秋季高校野球兵庫県大会1回戦 村野工業vs神戸第一 観戦記 試合の始まりは・・・

接戦を勝ち抜いた神戸第一は2回戦初戦の村野工業との対戦となり、

神戸第一は秋の悔負もあり、村野工業とはリベンジマッチ!

神戸第一の選手たちは、この一戦の勝利に気持ち高く挑んだことでしょう。

村野工業の選手たちは、長い冬の練習の成果を発揮する場がやってきました。

昨秋、村野工業戦で好ロングリリーフした神戸第一 水口投手(昨秋は背番号10)が今春はエースナンバーを背負い先発。

村野工業の選手たちが水口投手をどう攻略するのか・・・注目の一戦となりました。


2017年 春季高校野球兵庫地区予選 神戸Aブロック2回戦

神戸第一vs神戸村野工業 観戦記








柏木選手(17)を中心に士気を高め合う選手たち、いい表情です。

監督さんからの試合開始前の言葉を聞く選手たちの表情は、見ている私も背筋が伸びる瞬間です。










先攻 神戸第一 先発 水口投手


後攻 神戸村野工業 先発 道才投手 3年目の春スタートです。


神戸第一は、いつもながらひよどりグラウンドでの対戦でしたので選手名は不明です



村野工業 スターティングメンバー

1番 ファースト 奈良選手
2番 セカンド 小滝選手
3番 センター 中根選手
4番 キャッチャー 吉村捕手
5番 ピッチャー 道才投手
6番 ライト 志水選手
7番 サード 肥塚選手
8番 ショート 海津選手
9番 レフト 余田選手

ベンチメンバー
10番 東崎投手
11番 馬美塚投手
12番 田中選手
13番 美安選手
14番 山本選手
15番 毛利選手
16番 一柳選手
17番 柏木選手
18番 田口選手
19番 米川選手
20番 渡辺捕手
(選手に教えてもらったので間違いないと思いますが・・・間違えてたらごめんなさい




春のスタート!背番号を付けた選手たちの姿が、とても新鮮に感じました。

神戸第一の初回、道才投手の立ち上がりは1四球あったものの打たせて取るナイスピッチング!

村野工業の初回は流れが行ったり来たり、先手が取れるか?!

先頭奈良選手が初球をレフトヒット!

2番小滝選手の打席、奈良選手の盗塁を神戸第一(2)捕手がナイス牽制、ランナーが無くなり

小滝選手は四球を選びます。1死1塁

3番中根選手はセンターフライ 2死1塁と替わります。

4番吉村捕手の1球目、小滝選手が盗塁を決め2死2塁 先制なるか?注目の吉村捕手の打席です。

Bを挟み次球、レフトフライで先制を阻みます。


2回表 神戸第一の攻撃

先頭(3)選手 初球をレフトヒット!

6番(5)選手への初球 WPでランナー進み無死2塁 

(5)選手が送り1死3塁 神戸第一先制の大チャンス!

7番(15)選手のショートゴロにホームを狙った(3)選手でしたが、

ショート海津選手の好判断!3→本塁に挟み2死1塁 先制を阻みます。

8番(6)選手が繋ぎレフトヒット!2死1、3塁

9番水口投手は四球を選び、2死満塁 再び先制の大チャンスを迎えます。

道才投手の踏ん張り所!

1番(8)選手へ・・・S、B、S、B 5球目をショートゴロに取り三者残塁

村野工業は大大ピンチを凌ぎました。


2回裏 村野工業の攻撃

先頭は道才投手 フルカウントからレフトへ2ベースヒット!

6番志水選手 初球をナイスバント!

迎えるは7番肥塚選手

肥塚選手は秋、水口投手との勝負を振り返ると、継投した直後の2死満塁で打席が回りセカンドゴロファースアウト。

その後、水口投手との3打席目、フルカウントと粘りサードの頭上を大きく越える2ベースヒットを放っています。

1死3塁・・・とても注目した肥塚選手の打席、2B2S~ライトへ先制のタイムリー!

肥塚選手ナイスバッティング!誰より貫禄を感じる打席の立ち姿は健在です。

先手を取り勢いに乗りたいところ、しかし水口投手も踏ん張り8番海津選手をセンターフライに、

肥塚選手の盗塁も阻み2得点目は許しません。

先制を取り、その後道才投手は3、4、5回を三者凡退に。

3回表 1死2塁の場面・・・4番(2)捕手のセンターフライに、中根選手がナイス返球で

帰塁し損ねたセカンドランナーを殺しWプレイ!

いいプレイが出るとチームの雰囲気も盛り上がりますね。

中根選手ナイスプレイでした


村野工業の攻撃は、3回裏三者凡退に。

4回裏 先頭は3番中根選手から 四球を選び出塁

4番吉村捕手の打席、中根選手への牽制が逸れ2進

吉村捕手も四球を選び無死1、2塁

5番道才投手が送りますがサードフォースアウトからファーストへWプレイ

2死2塁となり6番志水選手 初球をライトへ運び、セカンドランナー吉村捕手はホームを目指しますが

神戸第一ライト選手の好返球でホーム前でタッチアウト

神戸第一も好プレイ!


5回裏 村野工業の攻撃は、1死から8番海津選手が死球で出塁するも、

9番余田選手の送りバントを、またまた神戸第一(2)捕手に阻まれフォースアウト 

ファーストに余田選手を置き、1番奈良選手の打席

余田選手が盗塁を決め2死2塁

余田選手の前を攻める積極的な走塁は素晴らしいなと、先日の練習試合でも思いましたが、

この余田選手の盗塁が2得点目を生んだと言って過言ではないナイスラン!

余田選手の走塁を追いかけすぎて奈良選手の打球の行方を見ていなかったのですが

お父さん方に確認すると三遊間を抜けるタイムリー!(奈良選手ごめんね

余田選手は一気にホームへ!

あの盗塁が生きた奈良選手との連携ナイスタイムリーでしたね。

バックネットで観戦されておられた方も、余田選手の好走塁や、

村工はよく走るね~!と、とても誉めておられるのを耳にしました。


前半が終了し、2-0 村野工業がリード

後半戦に入り、各打者初球から積極的に振る姿に、前半とは様子の違いを感じた神戸第一6回表の攻撃

1死から3番(9)選手 初球をセンターヒット!

4番(2)捕手 1球目ファウル、B、レフトヒット!1死1、2塁

5番(3)選手も初球 センターオーバー2点タイムリー3ベースヒットで一気に同点とし2-2

更に6番(5)選手の四球と盗塁で1死2、3塁

7番(15)選手のセカンドゴロ間に逆転のホームを(3)選手が踏み3-2


村野工業の後半の攻撃は、

6回裏 1死から4番吉村捕手のレフトヒット、6番志水選手の内野安打で2死1、3塁

7回裏 1死から9番余田選手のセンターヒット、2番小滝選手のレフトヒットで繋ぎ2死1、3塁

どちらの回も水口投手の踏ん張りがあり得点に至らず、神戸第一が一歩流れを掴んでいたように。

しかし、7回8回を三者凡退に取る道才投手の頑張りもあり、8回裏の村野工業は

ベンチもスタンドの選手も、行きかけた流れ以上に気持ちが上回ったなと思う雰囲気を感じる、

字の如く攻める撃を魅せてくれました。

この回、先頭は4番吉村捕手

今日の吉村捕手には守備時、ピンチを背負った場面の道才投手の元に行き声をかける姿に変化を感じる場面がありました。

捕手、4番と攻守とも重責のあるポジションで、余裕がなくなることもあるのだと思いますが、

試合の中で投手の1番の応援者、理解者である、でなければいけない捕手。

道才投手に、大丈夫!とポンと背中を押す姿に秋とは違う吉村捕手を感じました。

焦りや緊張は伝染してしまうもの、逆に前向きな気持ちは仲間に力を与えるもの。

それが今日の道才投手を支えていたように私は感じました。

その吉村捕手の打席、前を向く、前に気持ちの向いている選手は自ずと良い結果が生れるものですね。

レフトヒットが生まれ、無死1塁

5番道才投手は進塁打となり1死2塁

いい場面で、気持ち全開前向きな志水選手に打席が回ってきました。

志水選手・・・打つな!と良い直感

思った通り、打球はセンターをオーバーして同点タイムリー3ベースヒット!

更にこの選手、7番肥塚選手も・・・打席の立ち姿に、この打席勝つな!と良い直感

やっぱり凄いね!私の直感 いや肥塚選手!

期待に応えてセンターへ逆転タイムリー!

ベンチの選手、スタンドの選手の声に二人は背中を押してもらったのではないかなと感じましたし、

チームみんなの気持ちで挙げた意味ある2得点だったように思います。

2連打で逆転し、最終回 神戸第一の攻撃へと入ります。

先頭は7番(15)選手を6つ目三振に。

8番(6)選手をサードゴロに。

9番水口投手は四球で出塁、代走に(13)選手が入ります。

1番(8)選手の打席 盗塁を決め2死2塁

(8)選手も四球を選び2死1、2塁 神戸第一は再び逆転のチャンスを掴み

2番(4)選手の初球B

ピンチはチャンスと言いますが、この先の夏を勝ち切るためにも、

道才投手は冬に積んだ練習の成果を発揮する絶好のチャンスだと、

ワクワクした気持ち・・・ドキドキでちょっと泣きそうになっちゃったけどね

道才投手なら踏ん張れる大丈夫!・・・良い直感

次球S、そしてS・・・4球目 サード肥塚選手へ打球は飛び試合は終了。

4-3 村野工業が準決勝へ駒を進めた対戦でした。


後半、神戸第一側ベンチ近くで観させていただいたのですが、

この対戦に懸ける気持ちの強さを選手間同士で掛け合う言葉からも感じました。

夏、また今以上に強くなった神戸第一の選手たちを観られるだろうなと思うチームワークを感じました。

夏へスタート!神戸第一の選手のみなさん 頑張って下さい。

両チーム、夏への一歩 良い対戦をありがとう。


試合後、少し練習を観させていただきました。

練習の中でも選手同士のプレイへ掛ける言葉が以前とは良い意味で違うように感じました。

グラウンドを後にしようとした時、監督さんが足元に落ちていたゴミを拾う所を目にしました。

普段から当たり前のことを当たり前に行動されておられるからこそ、自然にゴミに手が向くのでしょう。

それを見て、私も見習わないといけないなと思いました。

良い事も、良くないことも、人の行動は人に影響を与えるものですね。

今日は到着が遅れシートノックが観れなかったのですが、緊張を感じるシートノックだったとか。

「緊張感を持つ」と「緊張する」とでは全く意味が違うものですが、

以心伝心

人の気持ちも行動も良くも悪くも伝染するように、

試合の入りシートノックも試合のワンプレイに伝染してしまうことは大いに起こりうると思うので

緊張ではなく、緊張感ある試合の入り方を意識すること大事だなと思います。


村野工業は明後日4日、県大会出場の懸る準決勝対戦相手は星陵と決まりました。

今日以上にチーム全員で気持ちを前へ向けて県大会出場を掴んで欲しいなと思います


今日は写真の整理に時間が足りず、試合の写真はまた明日にでも差し込んでアップしたいと思いますので

また見てね


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