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2015春季高校野球 兵庫地区予選 但丹地区Bブロック 三田西陵VS生野 観戦記

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この日は、昨夏選手権開幕戦を応援させて戴いた生野球児たちの春が観たくて、丹波の春日球場まで行って来ました。

春日球場は初めて訪れる球場で、自然いっぱいの中、素晴らしい球場でした。




生野球児たちの野球を応援に来たのは、秋初戦が雨天順延となり翌日は行けなかったこともあって、昨夏の選手権開幕戦以来となります。

米野主将率いる新チームの春を楽しみに応援に行きました。

残念だったことは、元気印 美濃選手と会えることを楽しみにしていたのですが・・・

発熱のため試合に来れなかったとのこと。

夕方には熱も少し下がったと聞きひと安心・・・早く良くなりますように。

美濃選手とはまた夏会えることを楽しみに取っておきましょう^^

昨夏応援に行った時と何か違和感あるな~と思ったら、新チームになりユニホーム、帽子が一新したんですね~


濃紺ストッキングは緑と濃紺のツートンカラーに変わり、チーム名には金色の縁取りが「IKUNO」を際立たせています。

帽子の「I」の金の刺繍も紺に生えて綺麗です。

新しいユニホームカッコいいですね♪

誰をモデルにしようかと、ベンチ前を覗いたら、ちょうど米野主将のいい笑顔を発見してこっそり写真撮りました。

盗撮じゃないですよ~^^笑

目の前に清原誠也選手が居たので何枚か撮らせて戴いたのですが、米野主将の笑顔が勝りクローズアップしました^^;

清原選手は昨夏、スタメンでがんばった一人で、とても印象深い選手です。


三年生の卒団ビデオを作製させて戴いて、何度も写真を見ていると、ずっと前から観ている選手のように情も湧いて

選手の名前も覚えてしまいました。

清原誠也選手は何故かフルネームが頭に残っているんですよね~

山口高川学園の野球の息子 山本誠也と「誠也」・・・名前が一緒だからかな~


観戦記・・・前置きが長くなりましたが、生野球児たちに会えることを楽しみにしていたので・・・つい^^;

試合を通して、昨夏には見えなかった選手たちの個性や、新チームの雰囲気や個々の役割も伺い知ることができました。


春季地区大会 但丹Bブロック2回戦 三田西陵と生野との対戦を振り返ってみましょう。





先攻は三田西陵 記憶の中ではたぶん初めて応援するチームです。

真っ白なユニホームに青色のネームが、暖かかったこの日、清涼感と清々しさを感じるチームです。


先発は山下投手


後攻は生野 先発は2年生ピッチャー尾崎投手です。

1回戦も米野主将から継投し2試合目、今日は先発を任され6回までノーヒットと好投が観られました。


初回、三田西陵が四球と相手ミスから1死1、3塁とチャンスをもらい、4番山下投手のサードゴロ間にノーヒットで先制スタートとなった対戦です。




更に3回の攻撃でも、2つの相手ミスからもう1得点をノーヒットでもらいます。2-0


仲間のミスに大久保捕手から「ピッチャー頑張ってんねん!!」と大激で仲間を鼓舞する場面がありました。

確かに・・・尾崎投手は6回までノーヒットに抑える中、3失点・・・。

試合を通して、良いプレイにも、尾崎投手や打席の選手へも、そして仲間のミスに対しても、

声を掛け合う姿に、全員で戦うんだという気持ちが伝わってきましたし、チームの一体感を凄く感じました。


生野は初回から厳しいスタートになってしまいましたが、守備のミスをバットで返します。

2回裏の攻撃では先頭4番植田(コウキ)選手のレフトヒットと5番米野主将への死球で無死1、2塁の反撃のチャンスを掴みます。




6番大久保捕手の打席、植田選手が3盗を狙いますが、ここは三田西陵 小出捕手に阻まれ盗塁死 


1死1塁とチャンスは小さくなってしまいましたが、言うだけじゃない大久保捕手は自分のバットで示します。


左中間へ素晴らしい打球が飛び2ベースヒット!




大久保捕手ナイスバッティングでしたよ~^^

1死2、3塁とチャンスが戻ってきましたが、7番尾崎投手のショートゴロに米野主将は果敢に本塁を狙いましたが三本間に挟まれ

三田西陵はホームを守ります。





さらに2死2、3塁とチャンスは続きましたが打ち取られ、無得点に終わったイニングでした。


2-0で迎えた3回裏 生野の攻撃では逆に相手ミスから1得点をもらいます。

1死から1番清原選手が四球を選び1死1塁

2番上田選手は送る構えからヒッティングでレフトヒット!

さらに3番足立選手への死球で1死満塁と大チャンス到来です。

打席には、初ヒットを打った4番植田選手 よく見て四球を選び押し出しで1得点を返します。2-1

1死満塁とチャンスが続き5番米野主将のショートゴロ間に1得点を返し2-2同点とします。2-2


6回表 三田西陵の攻撃

この回でも生野は捕球、バッテリーミス、四球が重なり1死2、3塁と三田西陵は逆転のチャンスをもらい

6番5回よりレフトの守備を交代した須藤選手の犠牲フライで逆転に成功します。3-2


その裏 生野の攻撃では逆に三田西陵のミスから1死満塁のチャンスをもらい

古林投手へ替りばな、9番渡澤選手のレフトへの2点タイムリーで同点 3-3

1番清原選手の打席にバッテリーミスで3-4と逆転 

流れは行ったり来たり・・・どちらが流れを掴むのか注目の後半戦へと入って行きました。


7回表 三田西陵の攻撃では2連打から上手く流れを掴み再逆転に成功します。

1死から9番前中選手、1番永島選手の連打で1死1、3塁、スチールも決め1死2、3塁

2番尾西選手のサードゴロ間に1得点 同点4-4

3番成田選手が四球を選び2死1、3塁 4番山下投手の打席に成田選手がスチールを決めて2死2、3塁

山下投手のショートゴロが内野安打となり、その間更に1得点を追加し5-4と逆転


8回表 生野は尾崎投手から米野主将へ継投し、6番須藤選手が四球で出塁 無死1塁

7番小出捕手の打席に、須藤選手のライトフライでタッチアップ 1死2塁

8番6回よりリリーフに入った古林投手がレフトヒット!1死1、3塁

9番前中選手もレフトへタイムリー!

足でも攻め、6-4とジワリ三田西陵が流れを掴んで突き放していきます。

三田西陵は試合を通して6盗塁を成功させ、足でも前へ攻める姿勢が素晴らしかったです。


さらに前中選手のタイムリーで1死2、3塁

もう1得点欲しい場面で1番永島選手の犠牲フライで7-4


9回表の攻撃では、四球と守備ミスで2死1、2塁と攻めた三田西陵でしたが、7番小出捕手のレフトヒットから

生野レフト松本選手のナイス返球が本塁へ返り更なる追加点を阻みます。

松本選手ナイス返球でしたよ~^^


生野も8回裏 2死1、2塁と攻めますが二者残塁。

3得点を追う9回裏の攻撃では、三田西陵は右アンダースローの久保田投手へ継投します。

2死から3番 新しい発見、元気印の足立選手がフルカウントから粘りのセンターヒット!

足立選手は本当よく声掛けができていて、この日はメンバーもギリギリの中、ファーストのランナーコーチも

打席に入る選手も順番に入っていたのですが、足立選手の打席選手への声掛けは、

打つぞ!って気持ちにせてくれる元気いっぱいな声が何度も響いていました。

2死1塁、粘りを魅せてくれた生野ですが、最後はフライに取られ試合終了、三田西陵がブロック準決勝へと進出した対戦でした。


試合を通して、先発尾崎投手の踏ん張りの投球が続く中、部員が少ない中での戦いで

何時にない守備のミスが重なって失点してしまったことは、選手たちが1番悔しい気持ちになったことだろうと想像します。

夏への大きな大きな課題をもらった春の大会だったかなぁと感じました。

失敗からまた練習を積んで成長していくのだと思うので、ぜひぜひ、また夏へ向いて

怪我や病気に気をつけてがんばって欲しいなぁと思います。

また今夏、生野球児のみなさんの元気な姿が観られることを楽しみに・・・

がんばれ!生野球児たち!

PS・・・少し時間が足りなくて・・・選手のがんばりの姿は後ほど差し込ませて戴きますね♪


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