準々決勝 明石と津名との対戦を観戦しました。
明石は3回戦、市川を7-6で下し8強進出、それぞれの選手が持ち味を発揮し後半連打で得点を重ね勝利。
津名は、2回戦東洋大姫路を初回からパワーで打ち崩して勝利した星稜との対戦、
相手ミスから上手く流れを掴んで8-1(7回コールド)圧勝で8強進出したチームです。
その両チームとの対戦の行方は・・・
中盤まで取っては取られての展開となり、9回3-2 ツーアウトの土壇場で津名1番地行選手の同点タイムリーで延長戦へと入って行きました。
~準々決勝 明石vs津名 観戦記~
先行は明石 先発谷口投手
後攻 津名 先発 潮崎投手
1回表 明石の攻撃
1番稲岡選手がショートゴロ・・・この場面稲岡選手がベースを駆け抜けアウトコールがあったのですが、
えっ?ランナーとなっている???と思ったらエラーランプが・・・
エラーには見えなかったんですけどね~先頭からちょっと分からない^^;
無死1塁で2番平山選手は死球で無死1、2塁
後続のスリーバント失敗と三振で2死1、2塁となり5番藤原選手 1Sからライトへ先制のタイムリー!
更に6番坂元選手が四球で2死満塁 初回から試合がどんどん動きます。
大チャンスの明石でしたが3つ目の三振で3者残塁、津名は大ピンチを1得点で抑えます。
1回裏 津名の攻撃
1番地行選手のサードゴロが内野安打に、津名も先頭出塁です。
このサードゴロ、ファウルとなるか・・・と待ってしまったんですが結果フェアになったんですよね。
試合が終わってみれば、地行選手はこの対戦のキーマンとなった選手、このラッキーな出塁が得点に結び付きます。
2番菅本選手の打席、地行選手が盗塁、菅本選手が送り1死3塁。
そして3番原選手のライトフライでタッチアップ 取られた1得点をすぐさま取り返します。1-1
2回表 明石の攻撃
1死から9番吉ケ江選手が四球で出塁
1番地行選手のショートゴロはフォースアウト
2死1塁となり2番平山選手の打席 地行選手2つ目の盗塁を決め2死2塁
平山選手がライトへヒット!2死1、3塁 追加点のチャンスでしたがここも潮崎投手が三振で締め2者残塁となりました。
2回裏 津名の攻撃
先頭5番登口選手はセンターへヒット!
6番山形選手が初球を送り・・・初球をきっちり決めれるところは練習の成果、さすがですね^^
7番佐藤選手はライトへヒット!
1死2、3塁と津名も追加点のチャンスでしたが2者連続三振で2者残塁。
どちらの投手も譲らずいい対戦です。
3回表 明石の攻撃
先頭4番碓永選手がセンターへヒット!
5番藤原選手は2球を送る構えで見送り3球目をヒッティング サードへ一直線、サードライナーで1死1塁
6番坂元選手の打席 碓永選手がスチールを決めセンターフライからタッチアップで2死3塁・・・しかしPゴロで残塁。
3回裏 津名の攻撃 三者凡退
4回表 明石の攻撃 三者凡退
4回裏 津名の攻撃
4番潮崎投手のレフト前ヒット! 5番登日選手が送り1死2塁
6番山形選手が初球をレフトへ勝ち越しのタイムリー!1-2
5回表 明石の攻撃
先頭2番平山選手がサードへ上手く打ち返し内野安打で出塁
3番林本選手が送り1死2塁
4番碓永選手がセンター前へ同点タイムリー!2-2 取られた1点をすぐさま取り返します。
5回裏 津名の攻撃 2番菅本選手のライトヒットと盗塁で2死2塁と攻めますが無得点。
6回表 明石の攻撃
先頭7番小間選手がセンター前ヒットで出塁、8番吉ケ江選手が送り1死2塁
9番谷口投手は1B2Sから2球粘りレフトへ運び粘り勝ち。
1死1、3塁となり1番稲岡選手 レフトへの犠牲フライでタッチアップ 1得点3-2
ここまで両チームの得点イニングを見ると全ての回で先頭バッターが出塁しています。
先頭バッターの出塁が大事なことがよく分かりますね。
6回裏 津名の攻撃 1死から5番登日選手のセンターへのヒットの後続かず無得点。
7回表 明石の攻撃
先頭4番 碓永選手がレフトへツーベースヒット!3本目のヒット!
5番藤原選手も続きセンターへヒット! 2者連続ヒットで無死1、2塁
6番坂元選手のショートゴロ 碓永選手は5ー本塁に挟まれ挟殺死
その後2死2、3塁としますがキャッチャーゴロで二者残塁。
対戦結果を見るとここでもう1得点欲しかったキーポイントのイニングとなった様に思います。
7回裏 津名の攻撃 2死から1番地行選手がフェンス直撃レフトオーバーヒットと
2番菅本選手 ショートゴロ・・・一度ピッチャーを弾いてしまったのでタイミング遅れて投げれず内野安打に。
2死1、3塁と攻めましたが2者残塁。
8回は両チーム無得点
9回表 明石の攻撃 津名は村西投手(10)へ継投します。
4番碓永選手が4本目のヒットで出塁し2死3塁と攻めますが無得点。
碓永選手、この対戦5打席4安打1打点、素晴らしいバッティングセンスの持ち主ですね^^
9回裏 津名の攻撃
7番佐藤選手が相手エラーで出塁 前へ攻めた結果3-4間で挟殺死・・・ん~惜かった。
その後2死となり9番中尾選手が初球をライトへヒット!再度同点のランナーが出塁!
1番地行選手の打席 中尾選手がスチールを決めて2死2塁 ナイス走塁です!
そして~地行選手 2B2Sからレフトへ同点タイムリー!ナイスバッティングでした^^
サヨナラのランナー地行選手がでましたがサヨナラならず、しかし9回2死2塁からの土壇場で降り出しに戻し延長戦へと入って行きました。
津名はこの流れで守り抜きたい10回表 明石の攻撃
2者連続三振の後、1番稲岡選手がライトへヒット!
2番平山選手は四球で2死1、2塁
仲間の声かけに笑顔も見えている村西投手です。
さぁ~守り抜けるか・・・
明石は勝ち越しのランナーを置きましたがセカンドゴロ、2者残塁となった10回表の攻撃でした。
再度サヨナラを狙う10回裏 津名の攻撃 今度は明石が守り抜きたい・・・
先頭3番原選手 初球をライトオーバーのスリーベースヒット!無死3塁大チャンス!原選手ナイスバッティングです^^
原選手は1回の同点打の犠飛1本の後フラストレーションが溜まっていたのでしょう^^;
この一打に全てをかけて素晴らしいバッティングを魅せてくれました。
そして4番潮崎投手と、当たっている5番登日選手の2者を敬遠し無死満塁
そして勝ち越しタイムリーを放った6番山形選手との対決。
1球目ファウル・・・B・・・3球目をライトオーバーのサヨナラ打で津名が勝利となりました。
明石は11安打、津名12安打、お互い流れを取りながらの対戦で、少しの差で勝敗を分けた様に思います。
明石はいつの代も、とても落ち着いた雰囲気があって、もっと観たいなぁと思わせてくれるチームです。
準決勝でもまた観たいチームだったので残念ですが、来春を楽しみにがんばって欲しいなぁと思います。
津名は戦歴を見ると記録の残る限り、初の4強入りだと思います。
準決勝は神戸国際大との対戦、優勝目指しがんばって下さい
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2014 秋季高校野球兵庫県大会 ~4強をかけて 明石vs津名~観戦記
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