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チーム訪問 in 続~村野工業野球部 ~進化~

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10月に練習見学をさせて戴いてから約1ヶ月、再びチームにお邪魔し進化するチーム、選手たちを発見して来ました。

前回の続き、レッドコードトレーニング第3クールの見学もさせて戴き、その中でも選手たち進化が見られました。

今回のレッドコードトレーニングは前回のメニューの復習に、更に高度な動作を加えた2種類の新しいメニューが加わりました。

何事も積み重ねって大事で凄いですね。

日々の練習の中でトレーニングを繰り返している成果が現れて、前回はバランスを取るのが難しい選手もいましたが

姿勢の維持や、バランスも上手く取れている選手が多く見られました。

前回のトレーニングの様子やメニューの内容は・・・チーム訪問in村野工業野球部~レッドコードトレーニング~をご覧下さいね。

click


シングルアップ、ダーツサークル、ダーツキープ、スタンドキープ、インナーサイ、

プッシュアップ、フロントランジ、サイドランジ・・・と前回の復習です。





















新たなメニューは「フロントバック」

ダーツキープの姿勢から両腕を同時に前後します。

腰の位置(高さ)や、腕を戻す際にお腹に力を入れることに注意して行います。

下へ向く力を上下へ体重移動するより、前後に移動する動作の方が遥かに負荷が増して、

これはキツイ><;と、プッシュアップ(スリング上で腕立て)とは違う悲鳴を上げていました

イメージトレーニングをするだけで、お腹あたりが痛くなります。










もうひとつは「スクワット」

スタンドキープからスリング上でスクワットを行います。

慣れないうちはスリングを掴んで行います。

バランスが上手く取れている選手は手を離した状態で行えていました。

これもトレーニングの反復練習で得た成果ですね。

膝が開き過ぎないよう気をつけて行うことが大事だと指導がありました。





トレーニングを重ねて何か変化を感じる人?と先生の質問には、ピッチャー陣からは投球フォームやフィニッシュが安定してきた、

屈伸運動がしやすくなったという選手も。

身体のバランス面では、電車で立っていても身体が揺れなくなった、つり革を持たなくても立てるようになった・・・などなど

トレーニングを始めて身体の変化を感じているようです。


継続は力なり・・・ですね。

少しづつかもしれないですが選手たち自身がそれを感じることが出来ていることは、

また先へ続くトレーニングにもがんばろうと意欲が湧きますね。

1セット30秒から1分へ時間を延ばすメニューなど、トレーニングにも変化が見られました。


そして今回はトレーニングの他に、とても気になる「赤、青、緑」3色の謎を覗いてみました。

各選手の練習着の胸と背中には「赤、青、緑」の布が縫い付けられていて、各色グループ毎に役割があるそうです。



中にはその布に自分の役割を書いている選手も居て、それぞれの色の役割を聞いてみました。

これがとてもおもしろくて、思わず笑ってしまう役割ネームばかりで興味深々です。

各色チームにはリーダーが居るとのことで

「赤」は・・・熱血部 

総リーダーは、前回ご紹介したムードメーカーリーダーに任命されている小林選手

とにかくチームを元気いっぱい盛り上げる部!だそうです。

赤の中にも枝分かれに役割がありリーダが居るそうです。

グラウンド整備のスペシャリストその名も「阪神園芸」

阪神園芸の役割が出来てからグラウンドが更に綺麗に使いやすくなった!との声がありました。





「緑」・・・このチームがおもしろい! 

緑は掃除部! 総リーダーは澤邊選手。



澤邊選手の緑には「サンポール」のチーム名が。

サンポール???どこかで聞いたことがあるネーミング・・・トイレ掃除にはサンポール!

澤邊選手率いるサンポールチームは、トイレと心をピカピカにするスペシャリストたちです





古高選手の緑には「ボールハンター」

大事なボールをくまなく探し出す無くてはならない役割を担います。



「青」は・・・管理部 総リーダーは藤原選手

チームの色々な管理を担当する部!

高倉選手の青には「バットマン」・・・名の如くバットを管理する役割なのでしょうか?



一石選手は「マッスル部隊」・・・確かにマッスルな身体つきをしている一石選手です

マッスル部隊・・・いったいどんな役割なのか?肝心なことを聞き忘れました



そして青チームには「マネジメント」というチームがあり、リーダーは藤田選手



マネージャーという役割を一所懸命にする二人の選手の仕事に密着させて戴きました。

マネジメントチームは藤田選手、山本選手の二人が役割を持ち、全選手の管理をする大事なチームのリーダーです。

たくさんある仕事の中でも重要な捕食の準備をする様子を覗かせて戴きました。

村野工業野球部は全員通学でなので、寮生活をする選手たちのように決まった時間に食事を摂るのが難しくなります。

遠方から通う選手も少なくないので、帰宅してからの遅い時間の夕食となるため

練習中に捕食するおにぎりとプロテインの準備を毎日マネジメントチームが行います。

毎日選手全員のおにぎりを50個程握っているそうで、身体調整中の選手たちもサポートしながら

テキパキとたくさんのおにぎりが出来上がりました。











おにぎりの命、塩加減にも気を配りながら・・・ちょっと味見?も必要です 

会心の握りに笑顔の山本選手です。



今回は近くに居た選手たちの役割チーム名を集めてみましたが、また次回訪問させて戴く機会があれば

おもしろい役割ネーム探索をしたいなと思います



チームの目標である「自分がリーダーになる意識を持ち常に熱くなれ」

濱中主将を軸に各色チームリーダーの下、全ての選手に「自分磨き」の役割があり

行動することで責任感も生まれ、仕事をする中で気付きが生まれる。

きっとそれが野球へ取り組む意欲と結果へ繋がるように感じます。

河野監督さんが選手たちへ与えられた役割分担アイディアが素晴らしいなぁと思いますし、

心身共に成長し進化する選手たちの姿を見るのがとても楽しみですね。


また、前回にもご紹介した現役終わっても毎日グラウンドへ!後輩たちのサポート役割を持つ3年生高橋選手の他に、

太鼓の達人 足立選手や、最後となった仁川学院戦で代打ヒットを放った西木選手などなど

この日はたくさんの3年生選手たちがサポートに来ていました。



西木選手へのトトロの曲「ニッシキ~♪」の応援が印象深く残っていて、あのニッシキ!と嬉しくなりました♪

ビデオはあの時のニッシキの打席です。

改めてこのビデオを見ると緊張と安堵が伺え、あの熱い夏が蘇ってまた胸熱くなるのです。

8-1 7点ビハインドで迎えた7回裏 2アウトランナーなし・・・

代打西木選手 フルカウントからレフト前ヒットを放った打席です。 




みんな現役時代のキリッ!とした表情とは違って、穏やかな笑顔で楽しい雰囲気でした。

やっぱり野球が大好きなんでしょうね~

グローブやバットを手に話題は野球。

山口選手はSoftBank松田選手、西木選手は阪神藤浪投手だったか?

ものまねも飛び出してみんな爆笑の渦 可笑しろすぎました。

決して遊びに来たのではないこと・・・付け加えておきましょう



山口選手の松田選手 似てます???ねぇ~笑


西木選手のものまねは分かり辛い~ 藤浪投手に似てる??????


ものまねをしてくれた山口選手、西木選手と現役時代を振り返りプチ座談会になりました。

今まで歩んで来た野球道の中でも高校野球は1番心身共に厳しくもあり成長できる場であるよねと

現役時代感じた事など心の声を聞かせてくれました。

その中でも、辛くて辞めたい!と思った事もあったけど、やっぱりそんな時は応援してくれている親の顔が浮かんだ・・・

河野監督さんの下で野球が出来たことは色々な面で成長出来たと思います。

このチームで野球が出来て良かったですと。

現役を離れてみて初めて感じること、見えることがあるんだと思いますね。

また、もしもう一度高校野球ができるならしてみたい?・・・では、

え~今、僕が中3ならもう少しのんびりした高校野球ならしてみたいなぁ・・・と期待外れ?な答えが

それだけ現役時代は厳しく鍛錬してきたのでしょうね。

現役時代1番辛かったことは?の質問には、自分が遅刻してしまったことがあるんですけど、

自分のためにチームみんなが走らされたことですね あれは精神的に辛かったなぁと

思い出せば色々なことがあったと思いますが、楽しかったことも辛かったことも思い出いっぱい素敵な高校野球生活でしたね。

そんなこんな・・・今だから言える!とても興味深い高校球児「心」事情を話してくれました。

山口選手、西木選手 ありがとう♪

今夏あの熱い戦いを魅せてくれた選手たちと再び会うことが出来てとても嬉しかったです。

三年生選手たちには、村野工業野球部で培った力と心を生かし新たな道でもがんばって戴きたいなぁと思います


チームは今年の対外試合もあと僅かとなり、今週末の阪神地区親善大会、練習試合のみとなり、

春への成長に向けて冬の練習が始まります。

進化するチーム、進化する自分を目指し選手のみなさんにはがんばって欲しいなぁと思います。

今回のチーム訪問では色々な発見があり、応援者として選手へ向ける目、気持ちへの勉強になりました。

また機会があれば、トレーニングや選手たちの進化を見学させて戴けたらなぁと思います。

指導者の皆様、選手のみなさん、小林様、やね接骨院の先生方 ありがとうございました


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