相生学院の夏が始まりました。
前日の台風の影響もあって時間を遅らせての試合開始となりました。
私自身も、この台風のおかげで前日夕方大阪を出て自宅に戻れたのが翌朝だったというハプニングも、
今となれば試合時間が遅れたことは、相生学院の初戦を心待ちにしていたのでラッキーな?台風だったのかもしれません。
三田祥雲館は昨夏、高砂との1回戦を応援させて戴いて以来の応援で、今夏は灘との1回戦を7-0(7回コールド)で
初戦を勝利し、相生学院との2回戦となりました。
前半、得点には至らなかったのですが初回から満塁のチャンスを作るなど攻め込み、
最終回の粘りも素晴らしく内容の濃い一戦でした。
第97回全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 三田祥雲館vs相生学院 観戦記
スターティングメンバーです。
この対戦では溝橋選手がショートで先発、初めて観るイチローのショート、夏の始まりを楽しみに試合開始です。
先攻は三田祥雲館 先発 樋口投手
後攻 相生学院 先発 田中投手
三田祥雲館 1回表の攻撃では先頭1番大林選手がライト前ヒットで出塁
2番淡島選手、3番田中選手の送りバントが内野安打となり無死満塁の大チャンスを掴みます。
2番淡島選手
3番田中選手
しかし後続がファウルフライ、ショートゴロからのWプレイと相生学院の好守備で先制の機を抑えます。
4番加守捕手
5番西森選手
2回表 6番高橋選手が相手ミスにより出塁、7番田上選手が送り1死2塁
8番清水選手は死球で1死1、2塁
9番樋口投手の打席にはWPも重なり、ランナー進塁 1死2、3塁
再びチャンスを掴みますが、高西捕手の言葉に田中投手は力をもらい2者を連続三振に取り2者残塁
2回裏 相生学院が先手を取ります。
先頭は4番高西選手 さすが4番の一打!レフトオーバー2ベースヒット!
5番福原選手の送った打球がサードへの悪送球となり先制!
この夏の始まり最初の1得点が福原選手のバットから入りました
高西選手ナイスランの先制です
この間に福原選手は3塁まで到達し無死3塁
6番菊本選手のレフトフライにはタッチアップならず1死3塁
7番杉本選手の初球、ショートゴロ間に福原選手が還り2得点目を挙げます。
3回裏 三田祥雲館の攻撃ではイニング間に流れが行ったり来たり・・・
三田祥雲館の反撃を食い止めたのは相生学院の好守備でした。
2番淡島選手が相手ミスにより先頭が出塁、3番田中選手が送り1死2塁
4番加守捕手のショートを抜けるかという強い当たり、溝橋選手がナイスフィールディング
サードフォースアウトを狙いましたが間一髪間に合わず内野安打 1死1、3塁
抜けていたら流れは変わっていたかもしれない一打、良く止めました。
三田祥雲館三度のチャンスでしたが、5番西森選手を三振に取り2死1、3塁となったところで
ファーストランナーが飛び出した間に3塁走者がホームを狙いましたが3→本塁間でタッチアウトとなりスリーアウト。
流れを掴みそうで掴まさない見応えある3イニングの戦いでした。
その後8回まで、5回の2番淡島選手の内野安打1本のみ、4、6、7回と三者凡退に取る田中投手の好投が光りました。
8回からは楠本投手へ継投し8回を三者凡退の立ち上がりでした。
動きのあった前半から中盤は試合が落ち着き、少し逸れますが・・・
熱い戦いの中、いつも目に止まるのはベンチの控え選手、スタンドの選手たちです。
どのチームもそうですが、控え選手のベンチワークは素晴らしいなぁと思いながらカメラを向けることも多いです。
そして代打や代走などで出番を迎えた選手たちの活躍は素晴らしいものがあり、心身共に準備ができていることにいつも関心します。
スタンドの選手たちもそうですが、プレイしている選手だけでなくみんなが本当に一所懸命で一緒に戦っている姿に感動するのですが、
試合中そういう選手たちの姿にも応援に行かれた際はぜひ目を向けて観てあげて戴きたいなぁと思います。
この日もそんな選手たちのがんばる姿がたくさん観られたこと、残しておきたいと思います。
そして、この選手たちの想いも胸にグラウンドの選手たちは一所懸命戦っているのです。
後半に入り落ち着いていた試合が動いたのは相生学院 6回表の攻撃
三田祥雲館は樋口投手から淡島投手(13)へ継投
先頭は溝橋選手 ショートへ飛んだ打球が内野安打となり出塁
3番大原選手、4番高西選手の打席に溝橋選手が2盗塁を決め1死3塁と足でチャンスを広げます。
イチローナイスランです。
ホームを狙うイチローは何故かドヤ顔してますね~笑
高西選手ナイスフルスイングストライクです。
こうして写真で振り返るとその時には見えなかった選手の表情などが垣間見れますね。
そして2死3塁となったところで5番福原選手の打席 相手ミスを誘い追加点を奪います。3-0
7回裏には、先頭に代打富田選手、西口選手が送られ、富田選手の内野安打でチャンスメイクし、
8番宇田選手の犠打、西口選手の進塁打で2死3塁まで攻めます。
が、淡島投手が勝り追加点ならず。
7番代打富田選手
9番代打西口選手 進塁打
8回は両チーム投手交替、相生学院は田中投手に替り楠本投手(17)へ継投し三者凡退の立ち上がり。
三田祥雲館は加守捕手に継投し3人を抑え9回の攻撃へと入ります。
3得点を追う三田祥雲館の最終回 最後まで諦めない粘りが観られます。
先頭は3番田中選手 楠本投手がアウトひとつを取り1死
4番加守投手 初球を右中間へ運び1死2塁 ナイスバッティングです!
これはセカンドの宇田選手でしょうか・・・1死・・・なぜか指3本 笑顔が最高です。
繋ぎたい場面で5番西森選手が同じく右中間へタイムリー2ベースヒット!
この対戦1番の笑顔 加守投手がホームを踏みます。
4番5番の意地の二連打で待望の「1」がスコアボードに刻まれました。
苦しい流れの三田祥雲館に得点が入ったこと凄く嬉しかったです
そして6番高橋選手は進塁打となり2死3塁とチャンスは続き、もう1得点重ねたいところ。
楠本投手が踏ん張り、セカンドゴロ、最後の一打はショート溝橋選手のグラブに収まり試合は終了しました。
6番7回より交替した熊谷選手の初打席
7番田上選手
3-1 相生学院が創部3年目にして悲願の嬉しい夏1勝を果たした瞬間でした。
夏の嬉しい初勝利に校歌が響きました♪
三田祥雲館の3回戦進出はならずでしたが、序盤の攻め、最終回の粘りは素晴らしく選手たちのがんばりに拍手です
今夏は雨が多い大会で、各ブロックの対戦の変更が目まぐるしい3回戦でした。
相生学院の3回戦も日程、球場も変更になり、小野との対戦となりました。
小野の選手は元気!笑顔!いっぱいで、兵庫では初めて観る応援も観られました。
その笑顔になれる応援の様子も3回戦観戦記でお届けしたいと思います
click第97回全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 三田祥雲館vs相生学院 my photo albumⅡにUPしました
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2015 夏のmemory♪ 第97回全国高校野球選手権兵庫大会 相生学院 三田祥雲館球児たちの夏☆彡
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