春の大会、選手権中止、都道府県での夏の大会、選抜出場校による甲子園交流試合と、
今年は異例続きの高校野球ですが、それでも少しづつ進む高校野球です。
夏の大会や交流試合では無観客...
兵庫もそうですがそれが当たり前、普通になってしまい、
秋もか...
仕方ないよな...
いつ普通に球場で応援できるだろう...
諦めと希望と色々な気持ちが交錯していますが、
宮城球児たちの秋に今後の高校野球へ一筋の光が見える知らせをみつけました。
日刊スポーツ記事によると、宮城県は例年の予選を取り止め71校63チームが
トーナメントで行う県大会という形で秋の大会を行うことを決め
対戦組み合わせも決まったとのことです。
先日、千葉球児の秋は保護者を含め完全に無観客で開催するという発表がありました。
それぞれの都道府県で事情も違いますから、その決定に対してどうのということではありませんが
正直、何だか残念な気持ちにはなりました。
そんな中、宮城県は夏の県大会のようにコロナウイルス感染対策を施しながらも、
準々決勝以降の8試合に対して有観客で試合が行われるとのことで、これは全国で初の取り組み。
東北は夏の大会も全国で唯一東北大会を開催しましたが、
秋も6県で有観客で行う方針とのことで東北6県のタッグの強さも感じます。
夏の大会を開催する際にも、甲子園交流試合が決まった時にも
万一があれば...という不安や批判もありましたが、ずっとこのまま
ずっと今のままでは進歩は無いわけで、宮城県や東北6県の秋に
今後の全国の高校野球、高校球児の野球に光を見たように思いました。
宮城県では県大会の方式で上位3校が東北大会(10月14日開幕、開催宮城県)へ出場し
来春の選抜甲子園を目指します。
記事では、宮城県高野連が「高校野球ロス」解消の一手を打った...とありますが、
確かに応援者にとっては高校野球ロスという言葉が当てはまるのかもしれませんね。
そして、宮城県や東北6県ができるから他の都道府県や地区もできるだろう、
なぜやらないという意見もまた出てくるのだろうけど、それは少し違うとは思います。
誰も経験したことがない今状況に各県各地区で状況も違いますので、
できない都道府県、地区もあって仕方はありませんし、
状況に合わせて球児たちが安全に野球ができることを考え実施することが一番です。
今夏のように、他府県ができているのになぜうちはできない!や、
3年生の親御さんさえ観戦も認められなかった神奈川県には多くの批判が飛び交っていました。
大変残念な悲しいことでしたが、しかしそれは実施する都道府県高野連が
選手たちが安全に野球ができるようにと最大限考え結論を出し実施したことなので
批判するのもおかしいと思います。
だけど、選手も親御さんも応援者も、全国の高校野球に関わる人々にとって
「普通」に運営し、プレイし、応援できることが一番でありますし、
そうなってほしいと願う気持ちは皆同じですね。
全てはこの状況が収まり「普通」に選手たちが野球に取り組め、
「普通)にその姿を球場へ行って応援し心に記憶できる日が来ることです。
それまでは規制、我慢の日々ですが、近い先にその「普通)が来ることを願って
「今」に準じた高校野球が進んで行き、夢を取り上げられた悲し涙を流す
高校球児が無くなることをこと応援者はそれを願うだけです。
宮城県大会は各地区予選を中止、夏と同じ全県でのトーナメント方式
準々決勝以降を有観客試合を行う。
準々決勝は仙台市民球場、石巻市民球場 最大3000人
決勝と3位決定戦が行われる楽天生命パーク宮城は最大5000人の観客を入場させる。
応援者のみなさんは楽しみですね。
言葉をお借りすると、球場で応援したい!と春から待ちわびた
「高校野球ロス」ファンのみなさんがたくさん訪れるかもしれないですね。
来場者には検温や住所や氏名を含めた身分証明などの提示や、
吹奏楽部やチアなどの応援は禁止、控え部員らの手拍子はOK。
1、2年生の保護者も基本的には部員1人につき2人、最大4人まで。
3年生部員の入場も認る。
選手や球場内のコロナ対策に於いては、試合中以外のマスク着用徹底。
ロジンバックは各チーム専用にし、両チームの投手で共有しない。
ベンチ前での円陣や大声を禁止。
など、現況に合わせたコロナ感染対策が行われる中の大会となります。
兵庫ではまだ真夏の毎日で秋の穏やかさが恋しいですが、
宮城は一足早く秋の気配も感じられる頃でしょうか。
たくさんの制限の中の秋ではありますが、宮城球児のみなさんには
今秋も無事に素晴らしい大会となるよう心から願い応援しています。
親後さん方や、たくさんの応援者の中で全力の野球を魅せて下さい。
来春選抜甲子園でどのチームの選手が輝く姿を魅せてくれるのか...
今から楽しみです☆彡
第73回秋季東北地区高等学校野球宮城県大会 対戦組み合わせ
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一歩前進
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